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在宅開発では、ソース取得やコンテナイメージのダウンロード、オンライン会議、クラウド上の検証環境が同時に動くことも珍しくありません。速度の数字に目が行きがちですが、作業机の有線ポート数も確かめておきたいですね。
Wi-Fi 7は6GHz帯や広いチャンネル幅、MLOに対応します。実際の快適さを左右するのは、端末の対応規格や間取り、回線契約、ルーターのポート構成です。
通信の全体像
| 製品 | 6GHz最大速度 | 高速有線ポート | メッシュ |
|---|---|---|---|
| TP-Link Archer BE550 Pro | 5,765Mbps | 10Gbps×1、2.5Gbps×4 | EasyMesh |
WXR9300BE6P | 5,764Mbps | INTERNET最大10Gbps、LAN 1Gbps×4 | EasyMesh、対応機器でMLOバックホール |
RT-BE92U | 5,764Mbps | 10Gbps×1、2.5Gbps×4 | AiMesh、有線バックホール対応 |
WXR18000BE10P | 11,529Mbps | WAN・LAN各1基が最大10Gbps、ほかに1Gbps×3 | EasyMesh |
表の無線速度は、周波数帯ごとの規格上の最大値です。実際の転送速度は端末の対応規格や距離、同時に通信する台数で変わり、表示値どおりにはなりません。
2.5GbE端子を複数備えるのは、Archer BE550 ProとRT-BE92Uです。バッファローの2機種はWAN側とLAN側の高速端子数が異なるため、PCやNASを何台つなぐかで使い勝手が変わります。
価格は販売店や時期によって変動します。購入時点の実売額を必要な2.5GbEポート数やメッシュ構成と照らせば、使わない仕様への出費を抑えやすいですよ。
開発机の回線
SSH接続やコードレビューが中心なら、常に数百Mbpsを超える速度が必要なわけではありません。ビデオ会議や複数端末の通信、クラウド同期が重なる時間帯は、遅延や途切れがないかが快適さを左右します。
数GBのコンテナイメージやSDK、データセットのダウンロードでは、回線とLANの上限が転送時間に響きます。開発機を2.5GbEでつないでも、インターネット回線が1Gbpsなら外部からのダウンロードは回線側で頭打ちです。
家庭内NASへのバックアップや仮想マシンのイメージ移動では、LAN構成が転送速度を左右します。PCとNASを2.5GbEでつなぎ、途中のスイッチも対応品にそろえれば、ギガビットLANの上限を超える余地が生まれます。
10GbEの表記があっても、インターネット回線が10Gbpsになるとは限りません。ONUから契約回線、WANポート、LAN端末まで、最も遅い区間が実際の上限です。速度表を見る際はここも押さえておきましょう。
6GHzの実力
6GHz帯は、Wi-Fi 7の広いチャンネル幅を活かせる周波数帯です。対応ノートPCをルーターの近くで使うなら、高速通信を狙いやすくなります。周囲の5GHz機器と電波環境を分けやすい点も特徴です。
高い周波数の電波は壁や床を通ると弱まりやすく、家の隅まで6GHzの表示速度が届くとは限りません。作業机との間に壁があると、5GHz接続のほうが安定することもあります。
6GHzの規格値は、3機種が5,764または5,765Mbps、WXR18000BE10Pが11,529Mbpsです。複数ストリームや広い帯域を含む数値なので、ノートPC単体で同じ速度が出るという意味ではありません。
無線速度の表は規格上の容量を示す目安で、実測値ではありません。仕事用PCがWi-Fi 6までなら、Wi-Fi 7ルーターにつないでも端末自体はWi-Fi 7にならないため、手持ちの機器の規格も確認してください。
Archer BE550
Archer BE550 Proは、2.5GbE機器を複数台使う開発机に合う構成です。10GbpsのWANとLAN兼用ポートが1基、2.5GbpsのWANとLAN兼用が1基あり、さらに2.5Gbps LAN端子を3基備えます。
無線の帯域別最大速度は、2.4GHzが1,032Mbps、5GHzが2,882Mbps、6GHzが5,765Mbpsです。MLO、320MHzチャンネル、4K-QAMにも対応しますが、接続端末側も各機能に対応している必要があります。
端末ごとのQoSで、会議用PCなどの通信を優先設定できます。TetherアプリとWeb管理画面に対応し、HomeShieldやVPNクライアント機能、VPNサーバー機能も搭載。仕様上の最大接続台数は120台です。
RT-BE92U
複数の2.5GbE端末と10Gbpsの区間を使うなら、RT-BE92Uが適しています。10GbpsのWANとLAN兼用端子が1基、2.5GbpsのWANとLAN兼用端子が1基、2.5Gbps LAN端子が3基あります。開発PCやNASをまとめやすい構成です。
Wi-Fi 7の帯域別最大速度は、6GHzが5,764Mbps、5GHzが2,882Mbps、2.4GHzが1,032Mbpsです。USB 3.2 Gen 1ポートを備え、AiMeshでは10Gまたは2.5Gポートを有線バックホールに利用できます。
Adaptive QoS、通信量モニター、AiProtection、VPNも搭載しています。ASUSWRTのWeb画面とASUS Routerアプリから設定でき、通信量を確認しながら管理できます。
AirStation 2機種
WXR9300BE6Pは、有線機器が1GbE中心で、高速回線をルーターまで引き込みたい家庭に合います。INTERNETポートは最大10Gbps対応、LANは1Gbps×4という構成です。
推奨環境は戸建て3階建て、マンション4LDK、端末35台・12人です。Wi-Fi EasyMeshに対応し、対応機器と組み合わせるとMLOバックホールも利用可能。無線で子機への接続経路を広げたい家庭には、このモデルをおすすめします。
WXR18000BE10Pは、6GHz 11,529Mbps、5GHz 5,764Mbpsという大きな無線帯域が特徴です。最大10Gbps対応のWANとLANを各1基、1Gbps LANを3基備えています。高速な有線端末は何台つなぐか、先に確認したいところです。
推奨環境は戸建て3階建て・マンション4LDKで、最大63台、21人を想定しています。6GHzと5GHzは4×4ストリーム。自動ファームウェア更新やネット脅威ブロッカー2 プレミアムも備え、多数の端末を使う家庭でも利用しやすい仕様です。
結論
2.5GbE対応のPCやNASを複数台つなぐなら、Archer BE550 ProかRT-BE92Uをおすすめします。端子数と有線バックホールを重視する人にはRT-BE92U、端末ごとのQoSやEasyMeshを重視する人にはArcher BE550 Proが合います。
有線端末が1GbE中心で、回線側は2.5Gbps以上を活用したいなら、WXR9300BE6Pをおすすめします。無線の通信容量と接続端末数を重視し、高速な有線端末が1台ならWXR18000BE10Pが候補です。
購入後の使い勝手を左右するのは、作業机まで電波が届くか、高速LAN端子の数が足りるかです。WANとNAS用LANの接続先を確認し、Wi-Fi 7対応端末があるかも見ておくと、買い替えの効果を判断しやすくなります。
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