AI画像検査の撮影タイミングに使うエンコーダーを選ぶとき、どの形状や分解能が用途に合うか迷いますよね。
測定ホイールとアームが一体になったモデルや、分解能を設定できるモデルなら、装置に合わせた選択ができます。
今回は、ローラー型やシャフト型のエンコーダーをまとめます。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 形状・構造 | 回転分解能 | 出力形式 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
JYUDAUFU インクリメンタル ロータリーエンコーダー | シャフト付き | 600 P/R | NPN出力 | 2,299円(2026年10月28日時点) |
| マイクロテック・ラボラトリー REH-30R Series | ローラーエンコーダー | — | 電圧・オープンコレクタ・ラインドライバ | — |
| Encoder Products Company Model TR1 Tru-Trac | 測定ホイール・アーム一体型 | 最大10,000 CPR | — | — |
| Encoder Products Company Model 25SP Accu-CoderPro | シャフト型 | 1~65,536 CPR(選択範囲による) | オープンコレクタ・プルアップ・プッシュプルなど | — |
JYUDAUFU インクリメンタル ロータリーエンコーダー
Arduinoを使った回転測定にも利用したい人には、JYUDAUFUのインクリメンタルロータリーエンコーダーがおすすめです。物体の回転速度や角度などの測定に使える光学式で、600 P/R、AB 2相のNPN出力を備えています。
電圧はDC 5~24 Vで、シャフトは直径6 mm、長さ15 mmです。AB 2相出力をVCCへ直接接続すると出力トランジスタが焼損するため、直接接続は禁止されています。エンコーダー1個に加え、カップリング、ミニレンチ、ネジの1キットが付属します。

マイクロテック・ラボラトリー REH-30R Series
ラインカメラの撮影タイミングに合わせたトリガーを探している人には、REH-30R Seriesがおすすめです。ベルトコンベアの速度観測にも使えるローラーエンコーダーで、測長分解能は0.1~1 mm、出力相はA・B・Z相です。押し当てる際は、エンコーダーに負荷がかからないよう配慮が求められます。
出力には電圧、オープンコレクタ、ラインドライバの種類があり、電源電圧は出力回路によって異なります。電圧・オープンコレクタ出力はDC 5 V-5%~12 V+10%、ラインドライバ出力はDC 5 V±5%です。DC 24 V±10%はオープンコレクタ出力のみとなります。
ローラー部だけの販売はなく、使用者自身による交換は控えるよう案内されています。交換を依頼する場合は現品を送って修理可否の調査を受けることになり、調査費は6,000円からです。
Encoder Products Company Model TR1 Tru-Trac
画像検査でコンベアの速度を捉えたい人には、Model TR1 Tru-Tracがおすすめです。ビジョンセンサーと組み合わせてコンベア速度のフィードバックに使える直線測定製品で、エンコーダー、測定ホイール、ばね付きアームが一体になっています。アームでホイールの押し付け圧を調整でき、垂直・水平・上下逆向きに設置できます。
分解能は最大10,000 CPRで、測定ホイールには周長200 mmのウレタン製も選べます。
出力と接続方法には組み合わせの制限があり、ラインドライバ出力は5ピンM12コネクタと組み合わせられません。また、6 mmシャフトを選ぶ場合はS3シールオプションを選択できません。
Encoder Products Company Model 25SP Accu-CoderPro
画像検査システムに合わせて分解能を設定したい人には、Model 25SP Accu-CoderProがおすすめです。シャフト型のエンコーダーで、分解能は選択するプログラミング範囲により、Aは1~16,384 CPR、Bは1~65,536 CPRです。
現場での設定には、別売のUSBプログラミングモジュールとソフトウェア、インターフェースケーブルを使います。仕様を事前設定した状態での出荷にも対応しており、その場合は現場でのプログラミングは不要です。
出力形式には選択上の制限があります。初期出力をH5またはP5で注文した場合はOC・PP・HVへ変更できず、OCとPUは8,192 CPR超または150 kHz超での使用が推奨されていません。6ピンMSと5ピンM12コネクタも、プルアップ・オープンコレクタ・プッシュプル出力との組み合わせに限られます。
用途に合わせた選び方
- Arduinoで回転測定にも使いたい人
- コンベアの速度を捉えたい人
- 画像検査に合わせて分解能を設定したい人
25SPで直線測定を選ぶ場合
Model 25SPはシャフト型ですが、Model PLMSと組み合わせることで、分解能を設定できる直線測定に使えます。直線測定を目的に選ぶ場合は、25SP単体ではなく、PLMSとの組み合わせが選択肢になります。
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