モノクロのグローバルシャッターカメラは、必要なフレームレートやレンズ、接続方式のどれを優先するか迷いますよね。
解像度ごとのフレームレートやレンズの焦点距離が分かると、記録したい動きと撮影範囲に合わせて条件を整理しやすくなります。
今回は、仕様を確認できた6製品をご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 最大フレームレート(記載条件) | レンズ仕様 | 接続方式 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
ELP 800P 5~50mmモデル | 最大640fps(160×120、MJPEG) | CSマウント、5~50mm、手動10倍光学ズーム | USB 2.0 High Speed | 15,499円(2026-11-03時点) |
ELP 800P 2.8~12mmモデル | 最大640fps(160×120、MJPEG) | CSマウント、2.8~12mm、4倍光学ズーム(選択レンズ) | USB 2.0 High Speed | 12,699円(2026-11-03時点) |
ELP 1200P 2.8~12mmモデル | 120fps(1920×1200、MJPEG、USB 3.0) | M12マウント、2.8~12mm、水平画角117~62° | USB 3.0 Type-C | 19,829円(2026-11-03時点) |
Arducam B0322 2MPモデル | 最大50fps(MJPG、1600×1200ほか) | M12×P0.5mm、水平画角75° | USB 2.0 | 18,338円(2026-11-03時点) |
マシンビジョンカメラ Cマウントモデル | — | Cマウント | — | 56,095円(2026-11-03時点) |
HTENG VISHI 1.3MP GigEモデル | 91fps(1280×1024) | Cマウント | GigE Ethernet | 38,323円(2026-11-03時点) |
ELP 800P 5~50mmモデル
高速で動く対象をモノクロで記録し、撮影距離に合わせて画角も調整したい方には、ELP 800P 5~50mmモデルがおすすめです。CSマウントの5~50mmレンズは手動10倍光学ズームに対応しており、撮影距離に応じて焦点距離を調整できます。
1280×800では120fps、160×120では最大640fpsに対応しているので、必要な解像度とフレームレートに合わせて選べます。高フレームレートで撮影する場合はセンサーの受光量が制限される仕様で、最高性能を得るには十分な照明環境が必要です。対応OSにはWindows、Linux、Android、Mac OS、Ubuntu、Raspberry Piが挙げられています。LinuxはUVC使用かつ2.6.26より上、AndroidはUVC使用かつ4.0以上が対応条件となっています。

ELP 800P 2.8~12mmモデル
動きの速い対象をモノクロで記録し、モーションキャプチャやゴルフスイングの解析に使いたい方には、ELP 800P 2.8~12mmモデルがおすすめです。グローバルシャッター方式で、レンズは手動4倍光学ズームに対応しています。
フレームレートは、1280×800で120fps、160×120では最大640fpsです。高フレームレート撮影ではセンサーの受光量が制限される仕様で、最高性能で使うには十分な照明環境が必要とされています。USB 2.0 High SpeedとUVCに対応し、対応OSにはWindows、Linux、Android、Mac OS、Ubuntu、Raspberry Piが挙げられています。

ELP 1200P 2.8~12mmモデル
ゴルフスイングや産業用モーションキャプチャなど、動きの速い対象をモノクロで解析したい方には、ELP 1200P 2.8~12mmモデルがおすすめです。グローバルシャッター方式で、手動焦点ズームレンズの画角を撮影範囲に合わせて調整できます。
フレームレートは、USB 3.0接続時に1920×1200でMJPEG 120fps、YUY2 80fps、1280×720では両形式とも200fpsです。M12レンズの水平画角は117~62度で、それ以外の画角はメーカーへの個別確認が必要です。USB 3.0の20ピンコネクターはオプション扱いなので、入力商品情報にある付属ケーブルの仕様と必要な接続形状が合うか、購入前に確認しておきたい点です。LinuxではUVCと2.6.26より上のバージョン、AndroidではUVCと4.0以上が対応条件となっています。

Arducam B0322 2MPモデル
速い動きをモノクロで記録し、外部信号によるトリガーも使いたい方には、Arducam B0322がおすすめです。外部信号によるトリガーに対応し、ストロボ信号も出力できます。
MJPGでは各対応解像度で最大50fpsですが、YUY2では1600×1200、720P、800×600で5fpsです。フレームレートを重視する場合は、利用する形式と解像度の組み合わせが選択のポイントになります。レンズマウントはM12×P0.5mmで、水平画角は75度です。Windows、Linux、Macでは標準UVCドライバーに対応しており、追加ドライバーは不要とされています。

マシンビジョンカメラ Cマウントモデル
モノクロのグローバルシャッター方式でCマウントのマシンビジョンカメラをお探しの方は、色の仕様が確認できるまで購入判断を保留するのが適切です。商品情報の選択肢欄には「Color」とあり、タイトルのモノクロ表記との関係は確認できません。

HTENG VISHI 1.3MP GigEモデル
モノクロのグローバルシャッターカメラをGigE接続で使い、複数台の同時使用や長距離伝送を考えている方には、HTENG VISHI 1.3MP GigEモデルがおすすめです。商品情報では、100メートルの伝送と複数カメラの同時使用に対応するとされています。
Cマウントで、1280×1024解像度では91fpsと記載されています。Python、OpenCV、LabView、Halcon Visionに対応し、対応OSはWindowsとLinuxです。

条件に合わせた選び方
- 5~50mmの焦点距離と手動10倍光学ズームを使い、撮影距離に合わせて画角を調整したい人
- CSマウントの2.8~12mmレンズと手動4倍光学ズームを選びたい人
- 1920×1200での撮影を重視する人
- 外部信号によるトリガーやストロボ信号出力を使いたい人
- Cマウントを条件に選び、色仕様も購入判断に含める人
- 複数カメラの同時使用や100メートルの伝送を考えている人
Arducam B0322は赤外線に感度があります
赤外線への感度も選定条件にしたい方は、Arducam B0322 2MPモデルがおすすめです。IRフィルターを搭載せず、赤外線に感度があるため、可視光だけでなく赤外線も扱う撮影を検討する際に選択肢になります。
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