航空写真の細かな部分まで見える画質で、クライアントに渡したい。受け取った先でもきちんと見られるだろうか。
渡した先でも細部まで見てもらえるか、気になりますよね。
納品条件を合わせよう
クライアントと、次の納品条件を合わせておきましょう。
- 画像の用途
- 必要な画素数
- ファイル形式
- 受け取り方法
先に条件が分かると、不要な縮小や形式の変換を避けて納品データを準備できます。
航空写真を地図に重ねて使う場合は、位置情報付きのデータが必要かも確認してください。見た目を確認する写真と、座標を使うデータでは、納品形式や残す情報が変わります。
印刷にも使うとき
たとえば「画面で確認した後、印刷にも使いたい」と依頼されたら、縮小した閲覧用画像をそのまま最終納品にせず、印刷時の寸法と必要な解像度を確認します。閲覧用と印刷用を分けるかも決めると、使うファイルを伝えやすくなります。
画素数を保って書き出そう
作業に応じて、次のソフトが使えます。
- 現像や補正:Adobe Lightroom、Photoshop
- 位置情報付き画像の確認・出力:QGIS
元のファイルは残して、納品用のコピーを書き出してみてください。
書き出すときは、画像サイズを縮小する設定になっていないか確認します。解像度の数値だけを変えても細部は増えないため、元画像の画素数が納品条件を満たすかを見ることが大切です。
JPEGは画質と容量の釣り合いを見て書き出し、保存し直す回数を抑えます。TIFFやGeoTIFFなど形式の指定がある場合は、それに合わせ、色や位置情報が出力後も保たれているか確認してください。
ファイルのまま渡そう
共有先から受け取ってもらおう
受け渡しには、Google DriveやOneDriveなどのファイル共有が使えます。写真として投稿・送信すると縮小されるサービスもあるため、納品用ファイルをアップロードし、相手がダウンロードできる形で共有します。
今ある共有先で容量が収まり、相手が受け取れるなら、道具を買い足す必要はありません。共有範囲や受け取りの条件は、次の項目で確認しておきましょう。
- 共有範囲
- ダウンロードできるか
- 受け渡し後に共有を終了する時期
大容量データを手渡すとき
通信での転送に時間がかかる大容量データは、外付けSSDにコピーして渡す方法もあります。次の点を確認し、手元にも別のコピーを残してください。
- 渡す側と受け取る側の端子
- 両方で読み書きできるファイルシステム
- 仕事のデータを持ち出すときのルール
手渡し用の保存先には、Samsung T7 Shield 2TB(Samsung T7 Shield 2TB ブラック)があります。USB 3.2 Gen 2対応で画像ファイルの高速転送を支えますが、実際の速度は接続先の規格や使用環境で変わります。

納品前に開いて確かめよう
準備から受け渡しまでは、次の順で進めると確認漏れを減らせます。
- クライアントと決めた画素数・形式・色や位置情報の条件で、納品用ファイルを書き出す
- ファイル名とフォルダを整え、対象の写真と枚数がそろっているか確認する
- 共有先や外付けSSDへコピーし、コピー先のファイルを開いて画素数・表示・必要な情報を確認する
- 保存場所とファイルの一覧を伝え、クライアント側でダウンロードや読み込みができたか確認する
確認には、納品形式を扱えるソフトを使います。
- JPEGやTIFF:画像表示ソフト
- 位置情報付き画像:QGISなど
プレビューだけで済ませず、渡すファイルそのものを開いて、抜けているものや読み込みエラーがないか確かめてみてください。
書き出し設定を見てみよう
まずは納品用の書き出し設定を開き、画像サイズが縮小されていないか確かめてみてください。書き出した画像の縦横のピクセル数を、クライアントと決めた納品条件と照らし合わせてみましょう。
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