まだ削り残したところがあるかな。残したい形まで削ってしまう前に、見落としを確かめたい。
気になる凹凸が彫り残しなのか分からないと、刃を入れるか迷いますよね。
斜めの光で見直そう
まず木くずを払い、斜めから光を当てて作品を回しながら、削る予定の面に出っ張りが残っていないか確かめてみてください。正面の光では分かりにくい凹凸も、横から照らすと影を手がかりに確認しやすくなります。
刃物をいったん置き、削る前に次の順で確かめます。
- 柔らかい刷毛で表面や溝の木くずを払い、木肌が見える状態にする
- 斜めから光を当て、作品をゆっくり回して面や溝の底を見る
- 気になる場所を反対側からも照らし、影の変わり方を確かめる
- 下絵や目指す形と照らし、削る場所と残す場所を決める
影だけで削らないで
暗く見える部分が、彫り残しとは限りません。木目の色や溝の深さでも暗く見えるため、光の方向を変え、影の位置や長さの変化を確かめます。
影が変わる場所でも、形として必要な段差は残します。面をつなげたい場所の出っ張りなのか、模様や輪郭として残す部分なのかを下絵や周囲の形と見比べ、迷うところは削らずにおいてください。
光が届きにくいとき
作品を傾けたり回したりしても見たい場所に光が届かないときは、手元灯の位置を変え、横や反対側から照らします。手や工具の影が重ならず、光源が直接目に入りにくい位置にすると、木肌を見続けやすくなります。
今ある照明で、作品の向きを変えて確かめられれば、照明を買い足す必要はありません。
作品を安定させたまま照らす位置を変える道具の一例が、山田照明 Z-LIGHT Z-108NBです。アームを動かして光源の位置を調整できます。
机の縁にクランプで固定するため、購入前に天板の厚さや縁の形、しっかり固定できる強さがあるか、アームを動かす場所があるかを確かめてください。ガラス天板などには、条件を確かめずに取り付けることはできません。
取り付ける机との照合には、山田照明 Z-LIGHT Z-108NBの公式商品ページでクランプの取付条件を確認してください。

削った跡を確かめよう
彫り残しと判断した場所は少しずつ削り、その都度木くずを払って同じ方向から光を当て直します。一度に周囲の面まで削らず、出っ張りが目指す形へ近づいたかを見ながら進めてください。
最後は作品を回して、別の方向からも面のつながりを確かめます。一方向の影だけを追って削り続けず、輪郭や残したい段差も一緒に見てください。
迷う場所を照らしてみよう
まずは彫り残しか迷う場所を、反対側からも照らしてみてください。削るかどうかは、その部分が下絵や周囲の形につながっているかを見てから決めていきましょう。
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