林業のドローン写真を、山間部でも関係者と共有したい。電波が届きにくい場所では、どう渡せばいいんだろう。
写真で状況を伝えたいときに、通信が不安定だと困りますよね。
渡し方を決めよう
まず、現地で写真を見せたいのか、離れた相手へ送りたいのかを分けて、共有方法を決めてみてください。山間部では通信できない場所もあるため、現地で確認する写真と、通信できる場所から送る写真を分けると進めやすくなります。
その場で状況を確認するだけなら、写真を保存した端末で一緒に見る方法があります。離れた相手には必要な写真を選んで送り、細部の確認や後の利用に必要な原本は、画質を落とさず別に渡します。
共有の目的に合わせて、次の方法を使い分けられます。
| 方法 | 向いている目的 | 通信の必要性 | 確認すること |
|---|---|---|---|
| 端末の写真アプリで表示 | 現地で一緒に見る | 保存済みの写真の表示には不要 | 現地で写真を開けるか |
| メールに添付 | 選んだ少数の写真を送る | 送受信時に必要 | 添付容量の上限 |
| Google ドライブで共有 | 離れた相手に写真をまとめて渡す | アップロードと相手の取得時に必要 | 閲覧権限と共有先 |
| 外付けSSDで受け渡し | 原本をまとめて別端末へ渡す | ファイルのコピーには不要 | 接続端子と読み書きの対応 |
現地で見せる写真は保存を
現地で見せる写真は、端末内に保存しておきます。クラウド上の一覧に表示されていても、写真そのものを読み込めるとは限らないため、出発前に通信を切った状態で開けるか確かめると安心です。
写真には撮影日と林班・小班など、関係者に伝わる場所の情報を添えてみてください。似た斜面や林道の写真を取り違えないよう、位置の分かる広い写真と、確認したい箇所の写真を組にしておくと説明しやすくなります。
離れた相手へ送るとき
通信が不安定な場所では、全写真の送信を繰り返すより、必要な写真を選んで通信できる場所で送るほうが進めやすくなります。画質を下げた共有用コピーを使う場合も、細部を確認するための原本は残しておきます。
仕事で使うことが認められた共有先を使い、場所の情報を含む写真は、必要な相手だけが見られるようにしておきましょう。
写真を選んで渡そう
写真選びから受け取りの確認まで、次の順で進めると渡し漏れを減らせます。
- 撮影データから共有する写真を選び、撮影日と場所が分かるフォルダにまとめる
- 現地で見る写真は端末に保存し、離れた相手へ送る写真は必要な画質のコピーを用意する。原本と共有用はフォルダを分ける
- 通信できる場所で送信するか、原本を外付けSSDへコピーして対応端末へ渡す
- 相手に写真が開けることと必要な範囲がそろっていることを確認してもらい、それまでは元のデータを消さずに残す
原本をまとめて渡すとき
原本の枚数が多いときや、通信を使わず別端末へ渡したいときは、外付けSSDにコピーして渡す方法があります。
この受け渡しに使う道具の一例が、Samsung T7 Shield 2TB ブラック(MU-PE2T0S-IT/EC)です。USB 3.2 Gen 2に対応しています。
屋外へ持ち出す際も完全防水・水没対応ではなく、液体・粉塵・落下による損傷は保証対象外です。
受け渡し前に、渡す側と受け取る側の端末で、次の点を確かめてみてください。
- SSDに接続できるか
- 保存形式であるファイルシステムを読み書きできるか
コピー後は受け取り側の端末で写真を開き、枚数やファイル容量も合っているか確かめます。SSDへ移した後に元データを消すと保存先が一つになるため、受け渡し用とは別に原本のコピーを残します。
端末で一緒に見るだけで済む場合や、今使っている共有方法で必要な写真を渡せる場合は、外付けSSDを買い足す必要はありません。

共有する写真を選ぼう
まずは、関係者に確認してもらいたい写真を選び、撮影日と場所が分かるフォルダにまとめてみてください。現地で見せる写真は、出発前に通信を切った状態で開けるか試しておきましょう。
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