外観検査の画像が増え続けている。あとで必要な画像を失わずに、保管量を抑えたい。
あとで調査に使うかもしれないと思うと、削除の判断に迷いますよね。
残す画像を決めよう
まず、検査画像を何のために、いつまで残すかを整理して、一定期間に増える容量を確かめてみてください。残す範囲が決まると、画像を減らしてよいのか、保存先を広げる必要があるのかを判断しやすくなります。
増える量を確かめよう
Windowsのエクスプローラーなどで保存フォルダの容量を同じ間隔で確認し、増えた分を調べます。確認中も画像が増える場合は、調べる時刻をそろえて記録してみてください。
必要な容量は、一定期間に増える量と保存期間をもとに見積もり、すでに残っている画像や生産量の変化も含めて考えます。既存の保存先に余裕があり、必要な期間を保管できると分かれば、買い足しを急ぐ必要はありません。
探せる形で残そう
容量を確保しても、対象の画像を探せなければ調査に使えません。次のうち、問い合わせを受けたときに照らし合わせる情報を、画像と結び付けて残してみてください。
- 撮影日時
- 検査ライン
- 品種
- ロット番号
- 判定結果
検査装置が出力する画像名やフォルダを変える前に、検査ソフトから画像を開けなくならないかを確かめておきます。画像と判定結果が別ファイルの場合は、どの画像の判定結果かが分かる情報も一緒に残す必要があります。
古い画像を移すなら
日常の検査で使う画像と、調査のために残す画像を分けると、検査端末に置く量を抑えられます。社内のファイルサーバーや外付けストレージへ保管する前に、接続の社内ルールと、どの担当者が画像を見られるかを確かめておきましょう。
大まかな順序は次のとおりです。
- 保存期限と画像を見る頻度をもとに、移す画像を決める
- 画像と対応する判定結果を、保管先へコピーする
- コピー元と先のファイル数や容量を照らし合わせ、必要な画像を検索して開けるか確かめる
- 別コピーが必要な画像は、そのコピーが残っていることを確かめてから、承認された範囲で元のデータを削除する
移した先だけに画像が残る状態は、バックアップにはなりません。失うと取り直せない画像は別の保存先にもコピーを残し、元の保存先が使えなくても取り出せるかを確かめておきましょう。
撮影条件を変える前に
画像の解像度や保存形式、保存する枚数を変えると、増える容量を抑えられる場合があります。ただし、傷の見え方や後日の再判定に影響するため、容量だけを理由にまとめて変更するのは避けましょう。
検査担当者と品質管理の担当者で、判定に必要な細かな部分が残るか、過去の不良を同じように確認できるかを確かめます。確認が済むまでは必要な画像を残し、保存先の整理や期限を過ぎた画像の扱いから見直してみてください。
容量の確認から始めよう
最初は、画像の保存フォルダの容量と確認時刻を記録してみてください。同じ間隔で増えた分を調べると、必要な保存容量を見積もる手がかりになります。

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