Blenderのプロジェクトが増えすぎた。必要な作品を残したいけれど、どれを消していいのか迷う。
あとで必要になるかもしれないと思うと、削除にはためらいますよね。
残す作品を分けよう
まずはプロジェクトを作業中・完了・削除候補に分け、参照素材と一緒に残すものを確かめてみてください。探す範囲が狭まり、容量を空けるために移す作品や消す作品も決めやすくなります。
次の基準で分けると、迷いにくくなります。
- 作業中:修正や制作を続ける作品。すぐ開ける場所に置く
- 完了:制作を終え、再編集や記録のために残す作品。素材とまとめて保管する
- 削除候補:不要そうな試作や重複したもの。残す作品との違いが分かるまでは、そのまま残しておく
素材もまとめよう
.blendファイルを移す前に、画像や動画などの参照先も確認してください。外部の素材を参照している作品は、.blendファイルだけを移すと、移動先で素材を読み込めなくなることがあります。
整理は、元のデータを残したまま進めると確認しやすくなります。
- Blenderで残す作品を開き、使っている素材と保存場所を確認する
- 作品ごとのフォルダへ.blendファイルと必要な素材をコピーする。Blenderのリソースのパック機能も使えるが、すべての外部ファイルをまとめられるわけではない
- コピー先の作品を開き、素材の参照先がコピー先を向いているか、表示や必要なレンダリングに問題がないかを確かめる
- 確認できた作品を作業用と保管用の場所へ分け、元のデータを消すかどうかは、別のコピーを残してから決める
素材をフォルダごと保管する場合は、Blenderの相対パスも使えます。作品フォルダ内で素材との位置関係を変えなければ、フォルダ全体を移しても素材を読み込みやすくなります。
完了作品を移すとき
たとえば、完了作品と作業中の作品が同じ画像素材を参照している場合、その画像を保管先へ移すと作業中の作品にも影響します。完了作品用には画像をコピーし、作業中の作品が使う元画像は残してください。
容量を空けたいとき
容量を減らすときは、エクスプローラーやFinderで作品フォルダのサイズを確認し、大きなものから中身を見てください。作品数が多くても、容量の大半を動画素材やレンダリング結果が占めている場合があります。
作り直せるキャッシュや途中の出力は、再計算にかかる時間と元の素材が残っているかを確かめ、残す必要を考えてみてください。何のファイルか分からないものを、拡張子だけでまとめて消すのは避けてください。
.blend1などのバックアップファイルは、以前の状態に戻すためのものです。最新版が問題なく開き、以前の編集に戻す必要がないかを確かめてから、古いバックアップを減らしていきます。
完了作品を移すとき
整理後も作業場所の容量が足りないときは、完了作品を素材ごと別の保存先へ移す方法があります。まず保管する作品の合計容量を確かめてみてください。今ある保存先に余裕があれば、買い足さずに整理できます。
外付けストレージも保管先になりますが、移動して原本を消すと、その保存先にしかデータが残りません。失いたくない作品は別の場所にもコピーを残し、保管先から開けることを確かめてください。
次の保存で迷わないために
新しい作品は、最初から作品ごとのフォルダに.blendファイルと素材をまとめておくと、完了後の整理が楽になります。ファイル名には作品名と日付や版番号を入れ、どれを編集しているか分かる形にそろえてください。
完成した時点で保管用へ分ければ、作業場所には進行中の作品を残せます。保存のたびに別フォルダへコピーするやり方を見直し、編集中のものと保管する完成版を分けておくと、重複を増やしにくくなります。
中身の確認から始めよう
まずは、名前だけでは内容が分からない作品をBlenderで開いてみてください。残すか迷うものは削除候補として残しておき、内容を確かめられた作品から置き場所を決めていきましょう。

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