360度カメラの素材は残しておきたいけれど、パソコンの空き容量も増やしたい。
残したい素材があると、容量を空けるためでも削除には迷いますよね。
容量の内訳を見よう
まずはエクスプローラーやFinderで、元素材・書き出し動画・キャッシュのどれが容量を使っているか確かめてみてください。残す必要のある素材と、削除や再生成で減らせるデータを分けると、安全に空きを作りやすくなります。
容量は、使っているOSに合わせて確認できます。
- Windows:エクスプローラーのフォルダーのプロパティ
- Mac:Finderの「情報を見る」
次の保存先を見て、どこが容量を多く使っているか確かめてみてください。
- 撮影素材の保存先
- 編集ソフトの書き出し先
- 編集ソフトのキャッシュ保存先
360度カメラの元素材は、通常の動画へ書き出した後も、視点や画角を変える編集に使います。書き出した動画があっても元素材をすぐに消さず、後から編集し直す必要があるかで残すものを決めてください。
不要な動画から減らそう
不要になった書き出し動画や重複コピーから整理すると、元素材を残したまま容量を減らせます。同じ名前でも内容が違うことがあるため、保存場所と中身を確認してから削除してください。
キャッシュは、使用中の編集ソフトの案内に沿って削除します。再生成できるデータかを確かめ、元素材やプロジェクトファイルを含むフォルダーごと消さないことが大切です。削除後は再生成に時間がかかる場合があります。
整理だけで必要な空きができれば、保存機器を買い足す必要はありません。残す素材が容量の大半を占めている場合は、PCの外へ保管先を分けてみましょう。
素材を移して空きを作ろう
撮影日や撮影単位のフォルダーを保って外部ストレージへコピーすると、素材を探し直しやすくなります。カメラが作る関連ファイルも含め、名前や組み合わせをむやみに変えずに移してください。
コピー先に使う外付けSSDの一例が、SanDisk Extreme PRO 4TB エコパッケージ(SDSSDE81-4T00-GH25)です。最大読み書き2000MB/sの高速転送に対応しますが、PCとケーブルのUSB 3.2 Gen 2×2対応が必要で、実際の速度は使用条件に左右されます。
エクスプローラーやFinderと、普段使うカメラ用ソフト・編集ソフトで、次の順に進めます。
- 残す素材の合計容量と保存先の空きを確認し、撮影フォルダー単位でコピーする。最初から切り取りで移動せず、確認が済むまでPC内の原本を残す
- コピー元とコピー先のファイル数・容量が合っているか確認し、コピー先の素材をカメラ用ソフトや編集ソフトで開いて、読み込めるか確かめる
- PC内の原本を消す前に、別の保存機器などへもう一つコピーを残す。同じ機器の別フォルダーにコピーするだけでは、その機器が故障したときに備えられない
- 編集中のプロジェクトがどこから素材を読み込んでいるか確認してから、PC内の原本を削除する。ごみ箱を空にする前にも、残すデータを取り違えていないか確認する

編集を続けるときは
素材の保存場所を変えると、編集ソフトが元の場所を探し、素材が見つからなくなることがあります。ソフトの再リンク機能などで新しい保存先を指定し、プロジェクトを開き直して映像を確かめてみてください。
外部ストレージ上の素材を直接編集できるかは、使っているソフトで確認が必要です。再生が追いつかない場合は、ソフトのプロキシ機能で軽い編集用データを使うか、作業中の素材だけをPC内に置く方法があります。
プロキシやキャッシュも保存容量を使うため、保存先を確認してから作成してください。外部へ保管先を増やしてもPCのCPUやGPUの性能は増えず、編集処理そのものが速くなるとは限りません。
書き出し先から見てみよう
最初は書き出し先のフォルダーを開き、不要になった動画がないか中身を確認してみてください。元素材は残したまま、削除できるものから整理を始められます。
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