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開発ノートPCにThunderbolt 5ドッキングステーションを加えると、高速SSDや外部モニター、有線LANをまとめられます。机まわりがすっきりし、周辺機器も接続しやすくなります。
ただし、PC側がThunderbolt 4やUSB4なら、Thunderbolt 5ドックをつないでも帯域や画面構成はPCの仕様に左右されます。おすすめはモニターの台数、必要な給電量、SSDの接続方法で変わります。
早見表
5機種の仕様を一覧にしました。画面数や解像度はドック単体では決まりません。PCのOSやチップ、映像端子のつなぎ方でも変わります。
| 製品 | 向いている用途 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| CalDigit TS5 | 高速SSDと周辺機器をまとめる | 最大140W給電、外部ストレージ最大毎秒6,200MB、2.5GbE |
| OWC Thunderbolt 5 Dock | 静かな机で複数画面を使う | ファンレス、最大140W給電、TB5ポート×3 |
Razer Thunderbolt 5 Dock Chroma | ドック内にSSDを収める | M.2 SSD最大8TB、最大3台の4K@144Hz |
Kensington SD5010T5 EQ | HDMIモニターを直結する | HDMI×2、最大140W給電、2.5GbE |
UGREEN Maxidok 10-in-1 | DisplayPort接続を使う | 単画面8K@60Hz、デュアル画面6K@60Hz |
Thunderbolt 5対応モデルでも、PC側がThunderbolt 4なら通信速度は最大40Gbpsです。ドックの性能を活かすには、ノートPCの端子と対応OSを確かめてください。
Razerの参考価格は69,980円(税込)で、実売価格は時期や店舗によって変わります。
TB5の帯域
Thunderbolt 5の帯域は双方向で最大80Gbpsです。映像向けのBandwidth Boostを使うと最大120Gbpsまで上がります。120Gbpsは映像転送向けの値で、SSDの速度とは別です。
80Gbpsをバイトに換算すると理論上は約10GB毎秒です。実際のSSD速度は接続方式やドライブ、PCの構成で変わります。USB 10Gbpsのポートは便利ですが、TB5接続のSSDとは速度の上限が異なります。
高解像度や高リフレッシュレートのモニターを複数つなぐなら、PC側の映像出力条件も大切です。ドックの公称値とノートPCの仕様を合わせて確認しましょう。
CalDigit TS5
TS5はThunderbolt 5ポートを合計4基備え、ホストPC用が1基、下流機器用が3基です。ノートPCへ最大140W給電しながら、高速SSDや周辺機器をつなげます。
USB-Cは10Gbpsが3基。USB-Aは10Gbpsが1基と480Mbpsが1基です。SD 4.0とmicroSD 4.0のUHS-IIスロットに加え、2.5GbEと前面・背面のオーディオ端子もあります。
対応するThunderbolt 5搭載Windows PCか、M5 ProまたはM5 Max搭載Macなら、4K@144Hzの画面を最大3台つなげます。M5 Max搭載Macは最大4台まで。画面はThunderbolt 5ポート経由で出力し、映像アダプターは別売です。
USBポートはデータ用で、モニターをつないでも映像は出ません。ポート数とSSD性能を重視する人にはこの機種がおすすめです。Thunderbolt 3のWindows PCには対応しないので、ホストPCの規格を確認してください。
CalDigit TS5
Amazonで探すOWC Dock
OWC Thunderbolt 5 Dockはファンレスのアルミ筐体です。ファンの動作音が出ないため、静かな作業環境を保ちやすいモデル。ノートPCへは最大140Wで給電します。
Windowsでは最大3台の8Kディスプレイ、Macでは最大2台の6Kディスプレイに対応します。画面数の上限はOSによって異なるため、ホストPC側の映像出力条件と合わせて確認してください。
Thunderbolt 5ポートは3基。USB-Aは10Gbpsが2基と5Gbpsが1基あります。SDとmicroSDのUHS-IIスロット、2.5GbE、3.5mmコンボジャックも搭載しています。
ファンのない構成で複数画面と有線LANを一台にまとめたい人におすすめです。SSDもThunderbolt接続で使えます。
OWC Thunderbolt 5 Dock
Amazonで探すRazer Chroma
Razer Thunderbolt 5 Dock ChromaはM.2 PCIe Gen 4×4スロットを内蔵しています。別売SSDを取り付ければ最大8TBまで拡張でき、作業ファイルをドック内に収められます。
映像はThunderbolt 5経由で出力し、最大3台の4K@144Hzまたは8K@60Hzに対応します。ノートPCへの給電は最大140W。高性能な開発機で複数画面を使う環境にも合います。
Thunderbolt 5とUSB-Cのポートは合計4基で、ホスト用が1基、下流用が3基です。USB-C 10Gbpsが1基、USB-A 10Gbpsが2基あり、UHS-II SDカードスロットやギガビットEthernet、3.5mmコンボジャックも備えています。
内蔵ファンで冷却し、電源アダプターは250Wです。参考価格は69,980円(税込)ですが、実売価格は時期や店舗で変わります。SSDをドック内に収めたい人におすすめです。
Kensington
Kensington SD5010T5 EQはHDMI 2.1端子を2基搭載し、対応するモニターをアダプターなしで接続できます。Windowsでは最大3台の4K@144Hz、または2台の8K画面に対応します。
対応MacならHDMI経由で2台の4K@60Hzに対応します。Thunderbolt接続を含む構成では、4K画面と最大6K画面を組み合わせられます。Macは世代による違いも確認してください。
ホストPCへの給電は最大140Wで、USB-Cのうち1基は周辺機器へ最大30W給電できます。SDとmicroSDのカードスロット、2.5GbEも搭載。データ用のUSB-AとUSB-Cも備え、ホストPCを外した状態でも接続機器への充電は続きます。
高速SSDは下流のThunderbolt 5ポートへつなぎます。別売ブラケットで机の下に取り付けられ、本体にはセキュリティロック用スロットもあります。HDMI中心の固定デスクをすっきり整えたい人におすすめです。
UGREEN Maxidok
UGREEN Maxidok 10-in-1はDisplayPort接続を使う机に合うドックです。単画面では8K@60Hz、2画面では6K@60Hzに対応します。映像はDisplayPortとThunderbolt 5経由で出力します。
Thunderbolt 5ポートが2基、USB-A 10Gbpsが3基あります。M.2スロットは内蔵していないため、高速SSDはThunderbolt 5ポートなどへ接続します。SDとTFのカードリーダーは毎秒170MB、ネットワーク端子は1GbEです。
ホストPCへの給電は最大100Wと最大110Wの表記があり、値に差があります。付属電源アダプターは140W定格ですが、その定格はノートPCへの給電量を示すものではありません。現行の仕様も確認してください。
パッシブ冷却を採用しているため、ファンを使わないドックを探す人にも合います。最大140W級の給電や2.5GbEが必要なら、別モデルの方が仕様に合います。
結論
高速SSDとポート数、給電力を重視するならCalDigit TS5。ドック内に大容量SSDを収めたい場合はRazer、HDMIモニターを直接つなぎたい場合はKensingtonがおすすめです。
静音性を優先して複数画面を使うならOWCが合います。DisplayPort接続とパッシブ冷却が必要で、100W前後の給電で足りるならUGREENを選べます。
ノートPCのThunderbolt規格と対応OS、外部画面の上限、必要な給電量を照合しましょう。条件が合えば、SSDやモニターを含む開発環境をドックにまとめられます。
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