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Unreal Engineの本を探していて、C++のゲームプレイプログラミングとBlueprint実践を両方押さえたい。迷いやすいのは、基礎を固める本と制作例を進める本の違いですよね。
6冊の主題は、Blueprint入門から複数ジャンルの制作、ゲームプレイ設計、アクションRPGまで分かれています。ページ数や扱う機能を並べると、それぞれの学習範囲が見えてきます。
6冊の早見表
| 書籍 | 刊行・分量 | 主なテーマ | 向いている経験 |
|---|---|---|---|
Game Development Patterns with Unreal Engine 5 | 2024年・254ページ | C++とBlueprint、設計パターン | C++とEditorの基本経験 |
Elevating Game Experiences with Unreal Engine 5 | 2022年・760ページ | 複数ジャンルのゲーム制作 | C++の基礎知識 |
Unreal Engine 5 Game Development with C++ Scripting | 2023年・384ページ | C++実装、BPからの移行 | 初級〜中級 |
Blueprints Visual Scripting for Unreal Engine 5 | 2022年・568ページ | FPS制作とBlueprint基礎 | プログラミング未経験者 |
Unreal Engine 5 RPG Development Vol. I | 2024年・627ページ | RPG、戦闘、VFX | C++とBlueprintを併用したい人 |
Mastering Unreal Engine 5 Game Development with C++ Scripting | 2026年・270ページ | 拡張性、性能、テスト | UEとC++の経験者 |
6冊すべて英語のペーパーバックです。価格は販売時期や取扱店、輸入状況で変わるため、購入する際は販売ページの最新表示を確認してください。
ページ数は学習範囲の目安にはなりますが、扱い方は本ごとに異なります。760ページの本は複数プロジェクトを通して機能を広く扱い、254ページの本はゲームプレイ設計に絞っています。
UE5のマイナーバージョンまで示す書籍もあれば、UE5とだけ記す本もあります。実装例を自分のプロジェクトへ取り込むなら、使用中のエンジンの版や入力方式も確認しておきたいところです。
C++設計を深める
Game Development Patterns with Unreal Engine 5は2024年1月刊で254ページ。UE5.0.3に対応し、C++の基本構文とUnreal Editorの使用経験を持つ初級〜中級者を対象にしています。
中心となるのはゲームプレイの設計パターンです。コンポーネントやビヘイビアツリー、武器クラスを扱い、状態管理やオブジェクトプールの例から機能の分け方を学べます。
BlueprintからC++への移行に加え、インターフェースやイベントの扱いも収録しています。C++クラスをBlueprintで拡張する例もあり、コードとノードの境界を整理したい人におすすめです。
Mastering Unreal Engine 5 Game Development with C++ Scriptingは2026年6月刊、270ページ。UEとC++の基礎を持つ経験者向けで、Blueprintから利用できるC++コンポーネントやイベント駆動設計を扱います。
Data TablesやData Assets、Subsystem、マルチスレッドをはじめ、プロファイリングやテスト、プラグインも対象です。設計パターンを学ぶ前者に対し、こちらはシステムの性能や拡張性まで扱います。
制作で学ぶC++
Elevating Game Experiences with Unreal Engine 5は2022年9月刊、第2版の760ページ。変数、関数、クラス、ポインタなどC++の基礎知識を持つ読者を対象にしています。
制作例はドッジボール、横スクロール、FPSの3種類です。当たり判定や発射物、UIも扱います。敵AIやマルチプレイヤー、音も登場し、ゲームプレイ機能の組み合わせを追えます。
C++クラスをBlueprintで拡張し、入力や移動の設定、アセット指定をBlueprint側に置く例も収録しています。コードとエディター上の調整を併用する制作を試せる構成です。
Unreal Engine 5 Game Development with C++ Scriptingは2023年8月刊、384ページの初級〜中級向けです。C++の基礎からゲームプレイフレームワーク、キャラクター操作、攻撃へと進みます。
衝突やUI、マルチプレイヤーも扱い、既存のBlueprintプロジェクトをC++プロジェクトへ変換する手順を収録しています。BlueprintからC++への移行を学びたい人には、760ページの制作本より範囲を絞って取り組める一冊です。
Blueprintを学ぶ
Blueprints Visual Scripting for Unreal Engine 5は2022年5月刊の第3版で、568ページ。プログラミング経験を前提とせず、イベントや関数、マクロ、クラス、継承の基本を学べます。
Blueprint間通信やイベントディスパッチャー、Gameplay Frameworkも扱います。ノードをつなぐ操作に加え、処理を置く場所や別のBlueprintへ知らせる方法も取り上げています。
FPS制作を通してオブジェクト操作や移動、スプリントを実装します。UIと勝敗条件に加え、敵AIやゲーム状態、セーブも扱う構成です。
UE5.0.0向けに執筆され、後のバージョンでも例を動かせます。中心はBlueprintの実践です。C++との連携まで詳しく学ぶ場合は、C++を主題にした本もおすすめします。
RPG開発を掘る
Unreal Engine 5 RPG Development with C++ and Blueprint, Second Edition, Volume Iは2024年5月刊、627ページです。C++の基礎やオブジェクト指向を押さえながら、アクションRPGのゲームプレイを組み立てます。
キャラクターとカメラの操作をはじめ、RPGステータスや戦闘、騎乗を扱います。アニメーションや音響との連携、NiagaraによるVFXも含まれ、RPGの機能を一続きの作品で追えます。
C++とBlueprintを併用してゲームプレイやUIを構成します。汎用的な制作例より、RPGの状態管理や戦闘を具体的に学びたい読者におすすめです。
第2版ではEnhanced Inputを採用し、UE5.1以降に合わせて入力例を更新しています。入力処理を学ぶ際は、利用中のUE5環境と照らし合わせると理解しやすいでしょう。
結論
Blueprintを初めて学ぶなら、基礎からFPS制作、セーブまで進めるBlueprints Visual Scripting for Unreal Engine 5がおすすめです。C++で複数ジャンルのゲームを作りたい人には、題材が広いElevating Game Experiences with Unreal Engine 5が合います。
BlueprintからC++へ進む初級〜中級者には、変換例とゲームプレイ機能を扱うUnreal Engine 5 Game Development with C++ Scriptingをおすすめします。設計パターンならGame Development Patterns、RPGの戦闘やVFXならRPG Development Vol. Iが具体的な候補です。
すでにUE5とC++で開発経験があり、性能や拡張性にも目を向けたい人にはMastering Unreal Engine 5 Game Development with C++ Scriptingが合います。作りたいゲームに応じて選べば、読後すぐに試せる実装例も見つかるでしょう。
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