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Kotlinでサーバーサイド開発を始めると、KtorとSpring Bootのどちらから学ぶか迷いますよね。フレームワーク名にとらわれず、作りたいAPIや身につけたい周辺技術を確認して本を選ぶと、読後に実装へ移りやすくなります。
今回は、実装内容がはっきりしたKotlinサーバーサイド本を5冊紹介します。KtorのREST API、Spring BootのDB連携、認証、テスト、デプロイと、本によって扱う機能が異なります。
おすすめ本早見表
5冊の違いは、主に扱うフレームワークと作る機能です。題材と読後に取り組める内容を一覧にしました。
| 本 | 主な学習内容 | おすすめの人 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|---|
Kotlin サーバーサイドプログラミング実践開発 | Spring Boot、MyBatis、Ktor、認証、テスト | 2つの実装例をまとめて学びたい人 | 3,608円 |
みんなのKotlin 現場で役立つ最新ノウハウ! | Spring Boot API、テスト、コルーチン | サーバーサイド以外のKotlinにも関心がある人 | 2,508円 |
入門!実践!サーバーサイドKotlin | Spring Boot、DB操作、掲示板アプリ | 初めてバックエンドを作る人 | 2,200円 |
もっと実践!サーバーサイドKotlin | Spring Security、ユーザー登録、デプロイ | 認証や公開まで進みたい人 | 2,200円 |
基礎からわかる Kotlin | Kotlin文法、Ktor | Kotlinの基礎からKtorを学びたい人 | 3,542円 |
価格は公式の希望小売価格・定価を参考にした税込目安です。書店や販売サイトでの実売価格は時期によって変わるので、購入時には最新の価格を確認してください。
一冊で両方学ぶ
KtorとSpring Bootを一冊で学ぶなら、『Kotlin サーバーサイドプログラミング実践開発』がおすすめです。2021年刊で304ページあり、Javaの知識がない人もサーバーサイド開発に取り組めます。
Spring BootとMyBatisでは書籍管理APIを作り、検索・登録・更新・削除を実装します。APIからDBへ処理が進む流れを題材に沿って追えるため、CRUDの役割を具体的に確認できます。
KtorではREST APIと認証機構を実装します。Spring BootとKtorの実例を同じ本で読めるので、2つのフレームワークを学びたい人におすすめです。
コルーチンによる非同期処理に加えて、Spring Securityの認証・認可とJUnitの単体テストも扱います。KotestやMockKにも触れており、APIの実装からテストまで学習を広げたい人に適しています。
Kotlinを広く知る
『みんなのKotlin 現場で役立つ最新ノウハウ!』は、Spring BootのWeb APIに加え、Kotlinの基礎、Android、Kotlin Multiplatform Projectも扱います。2020年刊で、B5判144ページです。
サーバーサイドでは、Spring TestとMockKによるテストやコルーチンの入門を学べます。コルーチンを使ったリアクティブアプリケーションも取り上げており、非同期処理まで学習を広げられます。
サーバーサイドのほかにAndroidやKotlin Multiplatform Projectも読みたい人におすすめです。APIとテストの基本を押さえながら、別のKotlin開発分野も知りたい読者に適しています。
最初のAPIを作る
バックエンド開発が初めてなら、『入門!実践!サーバーサイドKotlin』がおすすめです。2019年発行で、印刷版は158ページ。WindowsとMacの開発環境づくりから扱います。
Spring BootのHello WorldからDB操作とテストへ進み、掲示板アプリで投稿・更新・削除を実装します。題材が一つにつながっているので、サンプルに沿ってWebアプリの機能を作れます。
APIとDBの関係を実際の機能で確かめたい人にも適しています。最初に掲示板アプリの基本機能を完成させたい読者におすすめです。
認証と公開へ
続編の『もっと実践!サーバーサイドKotlin』は、2020年発行で印刷版110ページ。前作で作った掲示板アプリをもとに、機能を広げます。
Spring Securityによる認証、ユーザー登録、管理者画面を扱います。ログイン後に使える機能や管理者用画面を実装したい人におすすめです。
Herokuへのデプロイも解説します。アプリを公開する流れを知りたい人や、前作を読み終えて認証と公開を学ぶ人に適した一冊です。公開サービスの仕様や手順は変わることがあるため、実際に試すときは現在の公式情報も確認してください。
Ktorから始める
Kotlinの文法からKtorへ進みたい人には、『基礎からわかる Kotlin』がおすすめです。Kotlinの概要や文法、特徴的な機能を学び、Ktorでのアプリケーション作成に進みます。2021年刊の紙書籍です。
Kotlinの型や文法にまだ自信がない人は、言語の基本とサーバーサイド開発を続けて学べます。コードの意味を確認しながらKtorに触れたい人にも適しています。
本書の対象バージョンはKotlin 1.4です。KotlinやKtorの更新後は記述が異なる場合もあるため、書籍で基本を学んだうえで、使用するバージョンの公式情報を確認してください。
結論
KtorとSpring Bootを一冊で学び、認証やテストまで扱いたい人には『Kotlin サーバーサイドプログラミング実践開発』がおすすめです。APIとDB連携を一から経験したい初心者には、『入門!実践!サーバーサイドKotlin』が適しています。
掲示板アプリの次に認証やデプロイを学ぶなら『もっと実践!サーバーサイドKotlin』、Kotlinの文法からKtorへ進むなら『基礎からわかる Kotlin』がおすすめです。サーバーサイド以外のKotlin活用も知りたい人には『みんなのKotlin 現場で役立つ最新ノウハウ!』が合います。
APIとDB連携を形にしたいのか、認証まで実装したいのか。身につけたい機能に合わせて本を決めると、読後に取り組む内容も明確になります。
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