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プログラミング中に、検索やビルド、コメントの切り替えを片手で呼び出せるのがマクロパッドです。12キーなら机の上で場所を取りにくく、普段のキーボードもそのまま使えます。
とはいえ、USB-C端子が同じでもケーブルの条件は機種ごとに異なり、QMKとVIAの両方に対応する製品も限られます。12キー機に加えて数字入力も担える多キー機を取り上げます。
4機種の早見表
厳密に12キーなのはAdafruitとSPINの2機種です。EPOMAKER TH26とGMMK Numpadはキー数が多く、テンキー入力の横にマクロも置きたい人が使いやすいでしょう。
| 製品 | キー・操作部 | 設定 | 接続・ポイント |
|---|---|---|---|
Adafruit MacroPad RP2040 | 12キー、OLED、押しボタン付きノブ | CircuitPython、Arduino、基本的なQMK | USB-C。スイッチとキーキャップは別売 |
| SPIN Macropad | 12キー、エンコーダー3基 | QMK | USB-C端子。USB-C to USB-Aケーブルが必要 |
EPOMAKER TH26 | 26キー、マクロキー5個、ノブ | VIA(JSON対応)、EPOMAKER Hub | Bluetooth、2.4GHz、USB-C |
| GMMK Numpad | 17ボタン、ノブ、スライダー | Glorious CORE、QMKは有線時 | Bluetooth 5.0 LE、USB-C |
価格は販売店や時期で変わるため、購入時の表示を目安にしてください。スイッチやキーキャップが別売の機種、OLEDがオプションの機種は、必要な追加部品まで含めると総額を比べやすくなります。
キー数だけで便利さが決まるわけではありません。IDEやターミナルの操作を片手にまとめるなら12キー機が扱いやすく、数字入力も日常的にするなら多キー機が実用的です。
Adafruitの拡張性
Adafruit MacroPad RP2040 Bare Bonesは、3×4の12キーに128×64ドットのモノクロOLEDと押しボタン付きロータリーエンコーダーを備えます。小さな画面とダイヤルの動作をコードで作りたい人に合う一台です。
本体にはRP2040と8MBのフラッシュメモリーを搭載しています。USB-Cでデータ通信と給電を行い、CircuitPythonかArduinoでプログラムできます。キー割り当てを変えるだけでなく、動作自体もコードにしたい人にぴったりでしょう。
QMKにも基本対応します。OLEDなど一部機能はQMKで使えない場合があります。キー操作をQMKで組み、画面表示も含めるならCircuitPythonなどを使う、という整理が分かりやすいですね。
注意したいのは、Bare Bones版にスイッチとキーキャップが付属しないこと。MX互換スイッチソケットには対応スイッチを取り付けられますが、使用するにはキーキャップも別途必要です。組み立てやコード変更を自分で楽しみたい人におすすめです。
SPINのダイヤル
SPIN Macropadは12キーに、押しボタン付きロータリーエンコーダーを3基備えます。キー操作に加えて回転操作も複数使えるのが持ち味ですね。
QMK用キーマップで設定できます。販売者によるカスタムキーマップの書き込みにも対応しているため、自分で設定したい人にも、設定を依頼したい人にも使いやすいでしょう。
Kailhスイッチはホットスワップまたははんだ付けに対応し、スイッチとキーキャップは別売です。0.91インチOLED用のスロットも備えていますが、OLED本体はオプション。部品を組み合わせて使う製品です。
端子はUSB-Cですが、必要なケーブルはUSB-C to USB-Aで、USB-C to USB-Cには対応しません。受注生産のため発送まで約3〜6週間かかります。届くまで余裕を見ておきたい製品ですね。
TH26の数字入力
EPOMAKER TH26は26キーのテンキー配列で、専用マクロキー5個とロータリーノブも備えます。12キー機よりキーが多く、数字入力を日常的に行う人なら、テンキーとプログラミング用ショートカットをまとめて使えます。
設定方法は二通りあります。VIAならJSONファイルを読み込めて、EPOMAKER Hubのウェブドライバーも使えます。画面上で割り当てを変えたい人には、始めやすい選択肢でしょう。
Bluetooth、2.4GHz無線、USB-C有線の3方式に対応し、3ポジションスイッチで切り替えます。デスクでは有線、別の場所では無線と使い分けられるのが便利です。2000mAhのバッテリーを搭載しています。
スイッチは5ピンで、ホットスワップに対応します。本体はABSプラスチック製です。12キーの小型パッドに絞って探している人は、キー数の違いを確認しておきましょう。
GMMKの操作面
GMMK Numpadは17個のプログラマブルボタン、クリック式ロータリーエンコーダー、プログラム可能なスライダーとノブを備えます。キー入力に加え、複数の調整操作も一台に集めたい人に便利です。
設定はGlorious COREで行い、オンボードプロファイルを3つ保存できます。用途ごとに割り当てを分けやすいですね。QMKは有線モードでのみ使えます。
接続はBluetooth 5.0 LEまたはUSB-C有線です。本体はCNC加工アルミニウムで、5ピンのホットスワップに対応します。Prebuiltの完成品なので、別売部品を集めて組み立てる手間を抑えられます。
バッテリー持続時間はRGB消灯時で最大76時間、RGB最大輝度時で最大28時間です。照明の明るさによって持続時間は変わります。無線で長く使うなら、照明設定も気に留めておきたいところです。
結論
12キーでコードから動作を作りたい人にはAdafruit、3つのダイヤルも欲しい人にはSPINをおすすめします。どちらもスイッチとキーキャップが別売なので、追加部品を含めて購入内容を確認してください。
VIAでキーを設定し、数字入力や無線接続も使うならEPOMAKER TH26が実用的です。26キーなので、12キーに絞った製品を探す人には合いません。テンキーをあまり使わない場合も、キー数を確認しましょう。
GMMK Numpadはノブとスライダーに加えて、完成品と3つのプロファイルを重視する人に合います。QMKを無線時にも使いたい人には条件が合いません。必要な操作部と設定方法を照らし合わせれば、自分の作業に合う一台が見つかります。
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