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ホームラボで10GbE化を進めると、サーバーやNASはRJ45、スイッチはSFP+という組み合わせに出会います。間をつなぐのが、電気信号と光信号を変換するメディアコンバーターです。
製品ごとに対応速度や障害通知、設置のしやすさは違います。RJ45側を10G固定で使うのか、2.5Gなども受けたいのか。ここが候補を絞る目安になりますね。
候補一覧
今回の4機種は、静かなファンレス機から速度変換や診断機能に強い機種までそろっています。対応速度と価格を先に見ておくと、製品ごとの特徴をつかめます。
| 製品 | 用途 | 主な特徴 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
TRENDnet TFC-10GSFP | 静かな場所で1Gか10Gを接続 | ファンレス、LFPT対応、両側の速度を一致 | 34,980円 |
PLANET XT-705A | RJ45側で複数速度を使う | RJ45は100M、1G、2.5G、5G、10G。光側は10GBASE-X | 45,600円 |
| StarTech.com MCM10GSFP2 | 10GbE固定で設置場所も選びたい | 16Kジャンボフレーム、壁面やラックなどに対応 | 65,294円 |
| Perle S-10GRT-SFP | 速度変換や診断を重視 | RJ45は10M、100M、1000M、2.5G、10G。1G SFPまたは10G SFP+対応 | US$1,268.00 |
価格は販売店や公式ストアに表示された金額を目安にしています。販売時期によって変わるため、購入時は最新価格を確認してください。Perleは米ドル表記なので、円換算額も為替で動きます。
RJ45の10GbE機器をSFP+の光区間へつなぐなら、TRENDnetを第一候補にできます。2.5Gなど速度の異なる機器が混在する環境では、PLANET XT-705AやPerle S-10GRT-SFPが候補になります。
変換の役割
RJ45ポートはLANケーブルで電気信号を運び、SFP+ポートは光トランシーバーを介して光ファイバーを使います。コンバーターはその間に入り、異なる接続方式をつなぎます。
ルーターやスイッチの代わりになる機器ではありません。たとえばRJ45のサーバーとSFP+スイッチをつなぐ区間に置き、経路制御や複数ポートへの分配はスイッチに任せます。
SFP+スイッチに光ポートがあり、両端を光で結べるならコンバーターは要りません。一方、片側がRJ45の10GBASE-T機器なら、その側に置く構成がわかりやすいでしょう。
速度はコンバーター単体では決まりません。両端の機器やトランシーバー、ケーブルも含めて考える必要があります。途中に1Gの機器があれば、区間全体を10GbEにはできないんですね。
TRENDnet
TFC-10GSFPはRJ45とSFP+の両側を1Gまたは10Gで接続するモデルです。両端の速度をそろえる仕様なので、RJ45の10GbE機器から10G光区間へつなぐ用途に合います。
金属筐体でファンレス、最大消費電力は4W。机や棚に置いてもファン音が加わらず、ホームラボの常時稼働機器として扱いやすいところが魅力です。
光側にはマルチモードまたはシングルモードのSFPモジュールを使えます。LFPTはリンク障害を相手側へ伝える機能で、光ケーブルの断線などが起きた際に障害箇所を追いやすくなります。
掲載価格の目安は34,980円(税込)です。速度をそろえる必要はありますが、両側を1Gか10Gで運用できるなら、価格と静かさを重視する人におすすめです。
PLANET
XT-705AはRJ45側で100M、1G、2.5G、5G、10Gを扱えます。オートネゴシエーションにも対応しており、10G機器だけで構成されていないホームラボでも使えます。
光側は10GBASE-X SFP+です。RJ45側が10G未満でも光側は10Gで接続するため、相手側のポートやネットワーク機器がこの構成に対応するか確認しておきましょう。
金属筐体を採用し、デスクトップ設置と壁掛けに対応します。DINレール取付にはオプションのキットが必要です。最大消費電力は3.75Wで、設置場所の選択肢もあります。
掲載価格の目安は45,600円です。XT-705Aなら複数速度の端末が混在する環境を扱えますし、10G対応機器への移行中にも使えます。遠距離の光区間では、対応するSRまたはLRトランシーバーとファイバーを組み合わせてください。
StarTech
MCM10GSFP2はRJ45側もSFP+側も10GbEで動作し、10GBASE-T機器を10GBASE-Xの光区間へつなぐ用途に使えます。
光区間の距離は、使うSFP+トランシーバーに合わせて決めます。マルチモード用のSRやシングルモード用のLRなど、接続先に合う規格のモジュールをそろえてください。
最大16Kのジャンボフレームと全二重フロー制御をサポートします。ジャンボフレームを使う場合は、サーバーやスイッチ、NASを含む通信経路上の機器でMTUを統一してください。コンバーターだけ設定しても機能しません。
単体設置に加え、壁面やDINレール、ラック、対応シャーシにも取り付けられます。掲載価格の目安は65,294円。設置方法やジャンボフレーム対応を重視する人には、StarTech.com MCM10GSFP2をおすすめします。
StarTech.com MCM10GSFP2
Amazonで探すPerle
S-10GRT-SFPのRJ45側は10M、100M、1000M、2.5G、10Gに対応し、光側には1G SFPまたは10G SFP+を使えます。ポート間で速度が異なると自動でレート変換するため、異なる速度の機器をつなげます。
MSA準拠の光トランシーバーに対応し、マルチモードとシングルモードに加えてCWDMとDWDMも扱います。10GBASE-SR、LR、LRM、ER、ZRなどに対応しており、幅広い光区間の構成が可能です。
リンク障害通知、Fiber Fault Alert、リンクテスト、ループバックなど診断機能も充実。障害時にはリンク状態を調べたり、ループバックで接続を確認したりできます。一方、モジュール込みの最大消費電力は15.5Wで、ほかの候補より大きめです。
公式ストアの表示価格はUS$1,268.00。小規模ラボで速度変換や診断機能が必要な人、業務に近い検証環境を組む人に適した機種です。家庭用としては高価なので、必要な機能を確認して検討してください。
Perle S-10GRT-SFP
Amazonで探す結論
RJ45側と光側を10Gで使い、静かで手頃な機種を探すなら、TRENDnet TFC-10GSFPが第一候補です。速度をそろえる必要はありますが、最大4Wのファンレス設計と34,980円の価格目安が魅力。
RJ45側に2.5Gや5Gの機器が混じるならPLANET XT-705Aを選べます。設置方法やジャンボフレーム対応も重視する場合は、StarTech.com MCM10GSFP2が候補です。
Perle S-10GRT-SFPは、光規格や診断機能まで幅広く必要な場合に限って検討したい機種です。家庭内の単純な10GbE接続では、必要な機能に対して価格が大きくなりやすいでしょう。
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