Flask本おすすめ4選|Python・Blueprint・SQLAlchemyで実務Webアプリを学ぶ

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Flaskは小さなコードからWebアプリを始めやすいのが魅力です。けれど、画面やデータベース、ログイン機能を加えると、処理をどの単位でまとめるか迷いやすくなります。基礎の先には構成を整える課題が待っています。

BlueprintやSQLAlchemyを実例で学べる本なら、用語に加えて機能同士のつながりも追えます。初めてのメモアプリから機械学習API、React連携、Flaskの発展機能まで、題材の異なる4冊を紹介します。

先に全体像

日本語でFlaskの基礎から手を動かしたい人には、『Flask本格入門』をおすすめします。機械学習の機能をWebアプリに載せたい人には翔泳社の本が合います。

ReactとFlaskを組み合わせるならPacktの英語書が候補です。すでにFlaskを使い、認証やテストまで知識を広げたい人には『Mastering Flask Web Development』をすすめます。刊行年や使用言語も読みやすさを左右する要素ですよね。

表では4冊の中心題材と読者像を並べました。メモアプリや機械学習API、React連携など、作りたいものに近い内容を見つけやすくしています。

本主な題材向いている人
Flask本格入門Flask本格入門CRUDメモ、認証、BlueprintFlaskで初めてWebアプリを作る人
Python FlaskによるWebアプリ開発入門Python FlaskによるWebアプリ開発入門物体検知、機械学習API、デプロイML機能をWebアプリに載せたい人
Full-Stack Flask and ReactFull-Stack Flask and ReactReact連携、REST API、PostgreSQL英語でフルスタック開発を学びたい人
Mastering Flask Web DevelopmentMastering Flask Web Development認証、API、テスト、拡張機能Flask経験者で高度な機能を学びたい人

基礎を作る一冊

技術評論社の『Flask本格入門 ~やさしくわかるWebアプリ開発~』は、初めてFlaskでアプリを作る人向けの日本語書籍です。2023年8月26日刊行の400ページ、B5判。Flask 2.3.2に対応し、基本から実例へ段階を追って進みます。

中心になるのはCRUDメモアプリです。メモの登録・表示・更新・削除を作りながらFlask-SQLAlchemyでデータを扱います。Flask-Migrateによるデータベースの変更も学べるため、ORMとCRUDの関係を実例で追えます。

Blueprintは基本機能に加え、アプリのファイルを分ける章でも登場します。機能が増えたときに処理を一つのファイルへ詰め込まない構成を学べるのが実務的。フォーム関連ではFlask-WTFとWTFormsを扱います。

認証を実装し、利用者ごとにメモの参照を制限する例まで進みます。フォーム作成に続いてログイン後の扱いも学べる点が特徴です。公式の希望小売価格・定価は税込3,520円で、実売価格は販売店や時期によって変わります。

Flask本格入門

Flask本格入門

技術評論社

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機械学習へ進む

翔泳社の『Python FlaskによるWebアプリ開発入門 物体検知アプリ&機械学習APIの作り方』は、2022年1月24日刊行の日本語書籍です。480ページのB5変判。物体検知アプリを作り、機械学習APIの実装へ進みます。

Blueprintを使った起動構成に加え、SQLAlchemyによるデータベース操作とCRUDを扱います。サインアップやログイン機能も題材に含まれるため、物体検知とユーザー管理の要素を学べます。

pytestによるユニットテストに加え、DockerやCloud Runを使うデプロイも登場します。機能の実装からテスト、公開まで学習範囲を広げたい人に向く内容です。機械学習APIが中心なので、業務CRUDだけを学びたい人には扱うテーマが広めでしょう。

公式の希望小売価格・定価は税込3,740円で、実売価格は時期や販売店によって変わります。刊行は2022年です。新しい環境でコードを動かす際はFlaskや関連ライブラリのバージョンをそろえると、互換性によるエラーを減らせます。

Python FlaskによるWebアプリ開発入門

Python FlaskによるWebアプリ開発入門

翔泳社

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Reactとつなぐ

『Full-Stack Flask and React』はFlask 2とReact 18を組み合わせる英語の紙書籍です。2023年10月6日刊行の408ページ。React側の画面も作り、Flaskをバックエンドに使うアプリ全体を学びたい人におすすめです。

データベースにはPostgreSQLを使い、SQLAlchemy ORMとAlembicも扱います。REST APIとCRUDを実装し、Postmanでテストや文書化を行う流れも含まれます。画面とAPIの受け渡しを一連の題材から学べるのが特徴です。

認証・認可やBlueprintによるモジュール分割も登場します。pytestを使ったJSON APIのテストまで扱うため、フロントエンドとバックエンドを含めて開発したい人に合います。英語で技術書を読める人向けの一冊です。

Reactを含むアプリ全体を作りたい人にすすめます。英語に慣れていない場合は、日本語のFlask入門で基本用語を押さえてから読むと内容を追いやすくなります。目的が合えば、学んだ技術を制作に生かせます。

Full-Stack Flask and React

Full-Stack Flask and React

Packt

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発展機能を学ぶ

『Mastering Flask Web Development』はFlaskの使用経験がある人向けの英語書籍です。Packt刊の第2版で、2018年10月31日発売。332ページにわたり、アプリの構成や発展機能を扱います。

Blueprintやアプリケーションファクトリーによるモジュール構成に加え、SQLAlchemyのモデル間の関係、Alembicによるマイグレーション、NoSQLも学べます。単純なCRUDの先へ進み、複数モデルやデータ移行を理解したい人に役立つ内容です。

認証ではFlask-LoginとOAuth、OpenIDを扱います。さらにロールベース認可やJWT認証、REST APIにも対応します。アプリのテストとカバレッジ、Flask拡張機能の利用や作成まで含む、幅の広さが特徴ですね。

初学者には前提となる用語が多く感じられるかもしれません。2018年刊行の本なので、コードを現行環境で使う際はライブラリやAPIの違いを確認しながら読み進めるのが現実的です。

Mastering Flask Web Development

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Packt

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結論

初めてFlaskでWebアプリを作るなら、『Flask本格入門』を第一候補にしてください。日本語でORMやBlueprint、認証をメモアプリに結び付けて学べるため、基礎を実装へつなげやすい一冊です。

機械学習を組み込んで公開まで試したい人には翔泳社の本をすすめます。Reactとの連携が目的なら『Full-Stack Flask and React』が適しています。Flask経験者が認証や拡張機能を掘り下げるなら『Mastering Flask Web Development』を選ぶとよいでしょう。

迷ったら、作りたいアプリの中心機能を思い浮かべてください。メモとログインには日本語の基礎書が合います。物体検知には機械学習APIの本、Reactの画面も作るなら英語のフルスタック書がおすすめです。題材が近いほど、学んだ内容を手元のコードに移しやすくなります。

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