開発用 USB 3.0 over Cat6延長器おすすめ4選|最大100m対応モデルを比較

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USB 3.0 over Cat6延長器は、パソコンから離れた場所へUSB機器をつなぐ製品です。開発机と装置ラックが離れた現場や、カメラを作業場所から離して置きたいときに頼りになります。

使うのはLANケーブルに似たCat6系ケーブル。ただし、普通のLAN接続とは別ものです。送信側と受信側のユニットを結び、USB信号を延長します。

今回は最大100mに対応する4製品を紹介します。USB-Aの数だけでなく、パソコン側の端子やケーブルの条件、受信側の給電方法にも注目。こうした仕様を確かめると、現場に合うモデルを見つけやすいですよ。

製品早見表

製品最大距離とケーブルパソコン側受信側ポート給電の特徴
ATEN UCE33100ATEN UCE33100Cat 6A・100mUSB Type-BUSB-A×4電源は送受信どちらかに接続
StarTech C10043Cat 6a以上・100mUSB Type-BUSB-A×4電源は送受信どちらかに接続
AV Access U3EX100AV Access U3EX100指定のCat 6A/7・100mUSB Type-CUSB-A×4受信側に12V電源
INOGENI U-BRIDGE 3Cat 6A U/FTP・100mUSB Type-CUSB-A×2、USB-C×1電源は送受信どちらかに接続

4製品ともUSB 3系の最大速度は5Gbpsで、USB 2.0にも対応します。ただし、実際の速度はパソコン側の端子や接続機器の規格にも左右されます。5Gbpsは規格上の上限です。

給電方法は製品ごとに異なります。周辺機器を何台かつなぐなら、ポート数とあわせて電源アダプターの置き場所や各ポートの給電能力も確認したいところ。見落としやすい部分です。

Cat6延長の基本

延長器はパソコンにつなぐ送信側と、USB機器をつなぐ受信側をセットで使います。その間をCat6系ケーブルで結ぶ仕組みです。USBケーブルだけでは届かない距離にも配線しやすくなります。

最大100mは、指定された種類のケーブルを使った場合の距離です。手元にあるLANケーブルならどれでも同じように使える、という意味ではありません。シールドの有無や規格に条件がある製品では、ケーブル選びも大切です。

USB 3.2 Gen 1の最大転送速度は5Gbps。大きなデータを扱う機器やUSBカメラをつなぐときにも余裕があります。ただし、接続先のUSB端子が古い規格なら、その規格に合わせて動作します。

Cat6系ケーブルを使うため、LAN延長器と混同しがちですが、こちらはUSB機器を延長する製品です。見た目が似ていても用途は別ですね。

ATEN UCE33100

ATEN UCE33100は、パソコン側がUSB Type-Bで、離れた場所の受信側はUSB-A×4です。Cat 6Aケーブルで最大100mまで延長でき、キーボードやマウス、フラッシュドライブ、ウェブカメラなどをまとめて接続できます。

電源アダプターは送信側か受信側のどちらか一方に接続し、ケーブルを通じて給電します。両端に電源を用意せずに済むため、コンセントの位置に合わせて設置場所を調整しやすいですね。

RS-232とFSYNC GPIOのパススルーにも対応。一般的な入力機器に加え、シリアル制御や同期信号が関わる開発環境でも使えます。そうした信号を使わない場合は、USB-Aの4ポートと片側給電が主な魅力です。

ATEN UCE33100

ATEN UCE33100

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StarTech製品

StarTech.comのC10043-USB-EXTENDERは、Cat 6a以上のケーブルで最大100m延長できます。パソコン側はUSB Type-B、受信側はUSB-A×4。ウェブカメラやデータ取得機器、ストレージ、入力機器を遠隔側にまとめたい現場に合います。

付属のACアダプターを送信側か受信側のどちらかに接続すると、ケーブル経由で電源を共有できます。ドライバー不要で、Windows、macOS、Linuxに対応。複数のOSを使う開発チームにも扱いやすい仕様です。

RS-232のパススルーも搭載しています。FSYNC GPIOが必要ならATEN、Windows・macOS・Linuxへの対応を重視するならStarTechが適しています。既設のCat6a以上の配線を生かしたい現場にも合うでしょう。

StarTech C10043

StarTech.com

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AV Access製品

AV Access U3EX100は、パソコン側にUSB Type-Cを使います。受信側にはUSB-Aを4つ備え、USBカメラや外付けドライブ、キーボード、マウスを離れた場所に置けます。Windows、macOS、Linuxに対応し、ドライバーも不要です。

最大100mで使うときはケーブルの種類に注意。対応するのはCat 6AまたはCat 7のF/FTP、U/FTPです。UTP系ケーブルは指定外なので、Cat 6Aという表記に加え、ケーブルの構造も確認してください。

給電方式はほかの3製品と異なり、送信側はUSBホストから給電し、受信側には付属の12V電源アダプターを接続します。遠隔側で電源を確保できるか、設置場所とあわせて考えておくとスムーズです。

受信側は1ポートが最大1.5A、残り3ポートはそれぞれ最大1Aに対応。給電が必要な機器を複数つなぐなら、このポートごとの上限が判断材料になります。ホスト側がUSB-Cの環境でも使いやすいモデルです。

AV Access U3EX100

AV Access U3EX100

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U-BRIDGE 3

INOGENI U-BRIDGE 3は、パソコン側がUSB Type-Cで、受信側にUSB-A×2とUSB-C×1を備えています。離れた場所でUSB-AとUSB-Cの機器を両方使う場合に、端子構成をすっきりまとめられます。

Cat 6AのU/FTPケーブルで最大100mまで延長できます。受信側3ポートの合計給電は最大1.8Aです。付属の電源アダプターは送信側か受信側のどちらかに接続するPoC方式で、Windows、macOS、Linuxに対応します。

USBカメラ、マイク、オーディオ機器などに対応します。ただし、USB-C端子があっても映像信号を延長できるわけではありません。DisplayPort Alternate Modeには非対応なので、USB機器用の端子として考えましょう。

INOGENI U-BRIDGE 3

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まとめ

ATEN UCE33100かStarTech C10043は、USB-Aを4ポート使い、片側だけの給電で最大100m延長したい場合におすすめです。RS-232に加えてFSYNC GPIOも必要ならATEN、Windows・macOS・Linuxへの対応を重視するならStarTechが合います。

パソコン側がUSB-Cで、受信側にUSB-Aを4つ用意するならAV Access U3EX100。ただし、指定のシールド付きケーブルと受信側電源が必要です。遠隔側にUSB-AとUSB-Cの両方を並べたい場合は、INOGENI U-BRIDGE 3が使いやすいでしょう。

ホスト側の端子や受信側のポート数、必要な信号、ケーブル条件、電源の置き場所を実際の現場に照らして決めましょう。距離に加えて、機器を無理なくつなげる構成かどうかも確認すれば、開発環境に取り入れやすくなります。

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