開発環境向けFIDO2セキュリティキー比較|USB-C・NFCとパスキー対応モデル

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開発環境のログインをパスワードだけに任せると、使い回しやフィッシングによる流出が心配になりますよね。FIDO2対応のセキュリティキーなら、登録したサービスで物理キーを使って本人確認できます。

PCではUSB-C、スマートフォンではNFCと使い分けられる製品もあります。USB-C対応の3製品とUSB-Aの1製品があり、機能もFIDO認証中心のものからSSHやOTPに対応するものまで異なります。

セキュリティキー早見表

接続方式と追加機能を一覧にしました。USB-AのToken2は、開発PCなどに同規格のポートがある環境で使いやすい製品です。

モデル接続主な機能主な用途
Yubico Security Key C NFCUSB-C・NFCFIDO2/WebAuthn、U2FWebサービスの認証
Yubico YubiKey 5C NFCUSB-C・NFCFIDO2、OTP、PIV、OpenPGP認証と複数の鍵用途
Google Titan Security KeyUSB-C・NFCFIDO2、セキュアエレメントGoogleアカウントの保護
Token2 PIN+ Release3.3USB-A・NFCFIDO2.1、SSH、OTPなどFIDO対応SSHを使う開発

USB-C対応の3製品はいずれもFIDO2に対応しますが、追加機能は異なります。ログインには、サービス、ブラウザ、端末それぞれの対応が必要です。

販売価格は時期や取扱店で変わります。購入時に表示される金額を目安にしつつ、予備キーも含めた費用を考えておくと、その後の運用まで見通しやすいですよ。

開発環境の認証

FIDO2はWebサービスへのログインに使われる認証の仕組みです。ブラウザ側のWebAuthnと端末がキーと通信するCTAPなどが連携し、登録済みの鍵で本人確認します。

パスワードを入力して送る方式とは異なり、認証情報は登録先に結び付いています。偽サイトにパスワードを入力する事故を避けやすく、開発者アカウントの保護に役立ちます。

セキュリティキーはパスワードレス認証にも、パスワードに追加する二段階認証にも使えます。利用できる方式はサービスの対応状況やアカウント設定で変わるので、導入先を先に確認しましょう。

端末内に保存するパスキーとUSBキーに登録するパスキーは、同じFIDOの仕組みを使っても保管場所が異なります。物理キーがあれば、開発端末とは別の認証手段を用意できます。

Security Key C

Yubico Security Key C NFCはFIDO2/WebAuthnとFIDO U2Fに対応するシンプルなモデルです。USB-CとNFCを備え、Google、Microsoft、Apple、AWS、GitHubなどの対応サービスで利用できます。

Windows 10以降・macOS 10.15以降・Linux・ChromeOSに加え、iOS 14以降とAndroid 5以降に対応しています。Chrome、Edge、Firefox、Safariなど複数のブラウザでも使えるため、OSをまたぐ開発者にも扱いやすいでしょう。

ワンタイムパスワードには対応していません。FIDO2/WebAuthnやU2Fによる認証を主に行う人に合うモデルです。OTPもキーで使いたいなら、追加機能を備えた製品を選べます。

本体は45×18×3.3mm、重さは3gです。電池不要でIP68相当の耐久性があり、メーカー限定保証は1年。小型のUSB-CキーをFIDO認証に使いたい人に合います。

Yubico Security Key C NFC

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YubiKey 5C

YubiKey 5C NFCはWeb認証に加えて、Yubico OTPやOATH-TOTP/HOTP、PIV、OpenPGPに対応します。開発用アカウントの認証から証明書や暗号鍵の運用まで、一つのキーにまとめたい人には頼れるモデルです。

FIDO2パスキーは最大100個、OATHは最大64個保存できます。複数サービス用の情報を登録できる容量です。必要なプロトコルが揃っているかも確認しておきましょう。

USB-CとNFCでPC・モバイルの双方に対応し、Windows、macOS、ChromeOS、Linuxで利用できます。本体は45×18×3.7mm、重さは4.1g。IP68に対応し、電池不要でファームウェアは5.8です。

Security Key C NFCとの違いは、FIDO以外の機能を使うかどうか。OTP、PIV、OpenPGPを使わないならシンプルなモデルで足ります。用途が広がりそうなら5C NFCが便利です。

Yubico YubiKey 5C NFC

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Titan Security

Google Titan Security KeyはFIDO2とFIDOのオープン標準に基づくセキュリティキーです。Google設計のファームウェアがキーの整合性を検証し、専用のセキュアエレメントも搭載しています。

USB-CとNFCに対応し、PCではW3C Web Authenticationに対応するChrome・Firefox・Opera・Edge・Safariで利用できます。Android 9以降とiOS 13.3以降に対応し、iPhoneではNFC接続が可能です。

Googleアカウントを中心に守りたい人や、高度な保護機能プログラムを使う人にはこのモデルが合います。日本のGoogle Storeでも購入できます。Googleサービスを主に使うなら、目的が分かりやすい製品です。

開発で使うサービスがFIDO2キーに対応しているかは先に確認しましょう。Googleアカウントの保護を優先する人にはTitanが有力です。

Google Titan Security Key

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PIN+ Release3

Token2 PIN+ Release3.3はFIDO2.1に対応し、USB-AとNFCで接続します。USB-Cポート中心の機材では変換アダプターが必要になるため、開発PCやドックにUSB-Aポートがあるか確認しておきましょう。

FIDO対応SSHでecdsa-skとed25519-skが使える点が特徴です。FIDO2.1のresident keyを最大300個保存でき、PINには6桁以上の複雑さを求めるポリシーがファームウェアで適用されます。

TOTP、HOTP、PIV、OpenPGPにも対応します。ただし、TOTPコードの生成には対応アプリが必要です。利用するアプリも合わせて用意してください。

FIDO2 L2認証で、電池もネットワーク接続も不要です。USB-A環境でSSH鍵やresident keyを使う開発者には機能が揃っています。USB-Cだけの環境なら変換アダプターを介して接続してください。

Token2 PIN+ Release3.3

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結論

USB-CとNFCでWebのFIDO認証を始めるなら、Security Key C NFCが分かりやすい選択です。OTPやPIV、OpenPGPも使う予定なら、YubiKey 5C NFCが役立ちます。

Googleアカウントの保護を強化したい人にはTitan Security Keyがおすすめです。FIDO対応SSHをUSB-A環境で使う開発者にはToken2 PIN+ Release3.3が合います。必要な機能で判断しやすい組み合わせです。

購入後は主要なアカウントにキーを登録しましょう。予備キーと復旧手段も整えれば、紛失時の備えになります。開発PCのポート、スマートフォンのNFC、使うサービスのFIDO2対応が揃えば、パスキー運用を始められます。

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