倉庫内の位置把握に使う製品を選ぶとき、測位方式や既存設備とのつなぎ方で迷いますよね。
BLE信号をWi-Fiで送るゲートウェイや、RSSI・AoA方式で位置を検知するシステムがあります。
今回は、倉庫や屋内での位置把握に関わる3商品を早見表でご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 位置検知方式 | 最高精度 | 検知・測位対象 | 通信方式 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|---|
obniz BLE/Wi-Fi Gateway Gen2.0 | — | — | 動き・温度・明るさ・湿度・CO2濃度などを検知するセンサー | Bluetooth信号を受信し、Wi-Fiで情報を送信 | 14,080円(2026-10-29時点) |
| uLocation-Q | IPS測位方式(AoA測位方式) | 最高精度10cm | BLEタグを使う人・モノ(在庫品、フォークリフトなど) | BLEタグを利用 | — |
| uLocationポータブル | RSSI(電波受信強度) | — | BLEタグを携帯した人・モノ | タグと中継端末はBluetooth Low Energy、中継端末と親機は920MHzマルチホップ通信 | — |
obniz BLE/Wi-Fi Gateway Gen2.0
BLEセンサーやビーコンの情報をWi-Fi経由で扱いたい人には、obniz BLE/Wi-Fi Gateway Gen2.0がおすすめです。Bluetooth信号を受信してWi-Fiで情報を送るゲートウェイで、人や物の動き、温度、湿度、CO2濃度などを検知するセンサーと組み合わせて使えます。接続するBluetooth機器は、Bluetooth SIGの標準規格に適合し、認証を取得している必要があります。ただし、適合機器でも入手時期や特性、仕様によって接続できなかったり、操作方法が異なったりする場合があり、すべてのBluetooth機器との接続が保証されているわけではありません。Wi-Fiは2.4GHz帯のみ対応です。
無期限のクラウドライセンスが付帯し、専用クラウドではゲートウェイのオンライン・オフライン状態や接続履歴を確認できます。ステータス変更やOSのOTAにも対応しています。

uLocation-Q
人やモノの位置・動きをBLEタグでリアルタイムに把握したい人には、uLocation-Qがおすすめです。位置や動きを見える化して記録でき、在庫品などの所在管理やフォークリフトの位置管理にも活用できます。位置検知にはIPS測位方式(AoA方式)が使われており、最高精度は10cmとされています。工場や倉庫など天井高の環境にも設置可能で、単体ロケーターでも方位・位置を測位できます。人に持たせるタグとしてスマートフォンも活用できます。
uLocationポータブル
BLEタグを携帯した人やモノの所在エリアを把握したい人には、uLocationポータブルがおすすめです。RSSI(電波の受信強度)で位置を検知し、タグの位置をXY座標形式でデータベースに蓄積します。BLEタグと中継端末はBluetooth Low Energyで通信し、中継端末とUSBドングルタイプの親機は920MHzのマルチホップ通信でつながります。この方式では新たなネットワーク配線工事は不要で、親機はUSB給電です。タグは用途に合わせてサイズ・形状を選べるほか、スマートフォンも利用できます。タグの電池寿命は、選んだタグによって異なります。
動作環境は、親機が温度0~40℃・湿度30~80%RH、中継端末が温度0~40℃・湿度20~80%RHです。
条件に合わせた選び方
- BLEセンサーやビーコンの情報をWi-Fi経由で扱いたい人
- AoA測位方式と最高精度10cmを選択条件にしたい人
- RSSI方式でタグ携帯者やモノの所在エリアを把握したい人
uLocationポータブルのスターターキットは現場評価用
導入前に現場で無線通信距離や位置精度を確かめたい場合は、uLocationのスターターキットが選択肢になります。屋内位置検知システムの評価用として、ゲートウェイ1台、中継端末6台、BLEタグ3個が含まれ、通信距離や位置精度のほか、タグのサイズや携帯方法も評価できます。
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