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開発画面はモニターへ、音声は手元のスピーカーやAVアンプへ。PCからHDMIで映像と音を出していると、音だけ別の機器に送りたい場面もあります。そんな構成を作れるのがHDMI音声分離器です。
ただ、開発PCでは4K60Hz対応だけを見ても足りません。画面の色やHDRに加え、光デジタルで扱える音声形式も確かめると、接続後の行き違いを減らせますよ。
候補の早見表
| 製品 | 特徴 | 参考価格 |
|---|---|---|
エレコム ASC-HDAV121BK | 4K60Hz、光・アナログ出力 | 7,062円(税込) |
サンワサプライ VGA-CVHD8 | 4K60Hz 4:4:4、光・アナログ出力 | 13,640円(税込) |
ラトック RS-HD2HDA2-4K | ARC対応、1440p 120Hzにも対応 | オープン価格 |
表の金額はエレコムとサンワのメーカー希望小売価格です。実売価格は時期や販売店で変わるため、購入時に確認してください。
ラトックはオープン価格。音声端子に加え、使いたい映像モードや音声形式も照らし合わせると、3機種の違いが分かります。
HDMI音声の役割
HDMI音声分離器はPCから受け取ったHDMI信号をモニターへ送りながら、音声を光デジタルまたは3.5mmステレオミニ端子へ分ける機器です。PCにない端子を補いたいときや、モニター以外のスピーカーを使いたいときに便利です。
PCのHDMI出力を分離器につなぎ、そこからモニターへ映像を送ります。音声端子からスピーカーやアンプへつなぎ、PC側の音声出力先をHDMIに設定します。
映像と音声では対応する形式が異なります。4K60Hzの映像を通せても、光デジタル出力で扱える音声形式がHDMI側と同じとは限りません。ここは見落としやすいところですね。
映像の上限はPCと分離器、ケーブルとモニターの組み合わせで決まります。PCと画面が4K120Hz対応でも、間に18GbpsのHDMI 2.0機器を挟むと4K120Hzでは通せません。
エレコムの持ち味
エレコム ASC-HDAV121BKは4K60Hzと18Gbpsに対応し、HDR10・Dolby Vision・HLGとHDCP 2.2もサポートします。光デジタルと3.5mmアナログの音声出力も備えています。
音声出力は光かアナログのどちらかを選ぶ方式です。光入力のあるアンプや、ステレオミニ入力のスピーカーに接続できます。
対応形式はDolby Digital 5.1chとDTS 5.1ch、PCM 2ch、AACです。CECパススルーに対応しますが、ARCには対応しません。テレビのARC音声を分離する用途には使えません。
メーカー希望小売価格は7,062円(税込)で、実売価格は時期や販売店によって変わります。WQHD 120Hz・4K 120Hz・8Kには対応しません。4K60Hzまでの映像を使う構成に合います。
サンワの音声仕様
サンワサプライ VGA-CVHD8は4K60Hzで4:4:4、24bitまでの映像に対応します。HDMI 2.0bと最大18Gbpsに対応し、HDRとHDCP 2.2および1.4もサポートしています。
HDMIパススルーではDolby Digital Plus・Dolby TrueHD・DTS-HD Master Audio・LPCM 7.1chなどを通せます。PCからAVアンプへHDMI接続する場合は、これらの音声形式を使えます。
光デジタル出力ではDolby DigitalとDTSが最大5.1ch、LPCMは2chまでです。アナログ出力はLPCM 2chで、24bit・48kHzに対応します。HDMIパススルーと光・アナログ出力では、扱える音声形式が異なります。
CECに対応し、最大消費電力は1Wです。ACアダプターが付属します。メーカー希望小売価格は13,640円(税込)で、実売価格は時期や販売店によって変わります。4:4:4映像やHDMIパススルー音声を重視するなら、VGA-CVHD8がおすすめです。
ラトックの拡張性
ラトックシステム RS-HD2HDA2-4Kは4K60Hzの4:4:4、24bit映像に対応し、HDR10・HDR10+・Dolby Vision・HLGもサポートします。WQHD 120HzとフルHD 240Hzにも対応するため、高リフレッシュレートの画面に接続できます。
HDMI音声はDolby Atmos・Dolby TrueHD・DTS:X・DTS-HD Master Audio・LPCM 7.1chなどに対応します。光デジタルと3.5mmステレオミニ端子を備え、光出力ではDolby Digital・DTS・DTS-ES・AAC 5.1ch・LPCM 2chを利用できます。
ARCとCECに対応し、ARCのオン・オフを切り替えられます。PCの音声分離に加え、テレビから戻るARC音声を使う接続にも対応しています。音声モードはPASS、LINE、OPTから選びます。
アナログ出力はLPCM 2chです。メーカー標準価格はオープン価格で、販売店ごとに実売価格が異なります。DC 5Vで動作し、最大消費電流は450mAです。ACアダプターが付属します。
結論
開発PCで4K60Hzパススルーを使うなら、出力先の端子と映像の上限を確認してください。価格を抑えて光かアナログへ音を分けたい人には、エレコム ASC-HDAV121BKがおすすめです。4:4:4やHDMIパススルー音声を重視するなら、サンワサプライ VGA-CVHD8を選べます。
WQHD 120HzやテレビのARCも使うなら、ラトックシステム RS-HD2HDA2-4Kが有力です。HDRや音声形式の対応範囲も広く、条件が合えば長く使いやすい一台でしょう。
PCとモニター、スピーカーやアンプの各端子を照らし合わせてください。4K120Hzを使うか、光出力で何chを使うかも決め手になります。
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