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開発用PCを用途別に4台使っていると、モニターやキーボードも何台分も必要になりがちです。KVMスイッチなら、モニターと入力機器を共有しながら操作するPCを切り替えられます。
まず見るのはPCとモニターの映像端子・必要な解像度・リフレッシュレート・USB周辺機器の共有方法です。4台対応でもDisplayPort専用とHDMI専用では接続先が異なりますよ。
4台対応の早見表
| 製品 | 映像端子・上限 | USB共有 | 主な切替方法 |
|---|---|---|---|
サンワサプライ SW-KVM4HDPU | DisplayPort 1.2・4096×2160 60Hz | 5Gbps×2 | 本体ボタン・ホットキー・自動スキャン |
ATEN CS1824 | HDMI・4096×2160 60Hz・2560×1440 144Hz | 5Gbps×2 | 前面ボタン・ホットキー・マウス・RS-232 |
| TESmart HKS401-P23 | HDMI 2.0・3840×2160 60Hz・2560×1440 120Hz | 5Gbps×1 | 本体ボタン・ホットキー・マウスホイール・リモコン |
| TESmart HKS401-M24 | HDMI 2.1・8K 60Hz・4K 120Hzまたは144Hz | USB-A・USB-C各5Gbps・ギガビットLAN | 本体ボタン・リモコン・ホットキー・マウスホイール |
4製品とも、4台分のPC映像を1台のモニターへ出力します。PC側とモニター側の端子が一致しているか、最初に確認してください。端子が合わないとKVM本来の仕様を活かせません。
最大解像度は、PCの映像出力やモニター、接続ケーブルも対応してはじめて使えます。たとえば4K 144Hzを使うなら、KVMだけでなく接続する機器一式の対応規格が必要です。
4台を集約する利点
KVMスイッチは複数のPCでモニターや入力機器を共有する装置です。PCごとにモニターを並べずに済むため、開発机の表示環境をひとつにまとめやすくなります。
仕事用・検証用・ビルド用のPCを使い分けるなら、手元で操作先を切り替えられるのが便利です。前面ボタンやホットキーから使うPCを呼び出せます。
KVMの切替操作では、操作対象でないPCの電源が自動で切れるわけではありません。使っていないPCの電源管理やスリープ設定は、それぞれのPCで行います。
サンワのDisplayPort機
DisplayPort搭載の開発PCを4台つなぐなら、サンワサプライ SW-KVM4HDPUが候補です。DisplayPort 1.2対応で、最大4096×2160の60Hz、4:4:4で出力できます。DisplayPort接続の4K環境に合うモデルですね。
USB共有ポートは5Gbps対応が2口あり、キーボードやマウスなどのUSB機器もPC間で共有できます。映像はDisplayPort、周辺機器はUSBという構成です。
切替方法は本体ボタン・ホットキー・自動スキャンの3種類。手元で押す方法とキーボード操作を選べます。機器の置き方や作業スタイルに合わせられるのはうれしいですね。
参考価格は税込136,400円で、公式の希望小売価格です。実売価格は時期や販売店で変わるため、購入時点で確認してください。4台すべてがDisplayPort接続なら、仕様をそろえやすい候補でしょう。
ATENのHDMI機
ATEN CS1824はHDMI搭載PCを4台つなぐKVMスイッチです。4096×2160なら60Hz、2560×1440なら144Hzに対応します。4K表示からWQHDの高リフレッシュレートまでカバーします。
USB 3.1 Gen1の共有ポートは2口で最大5Gbps。HDCP 2.2準拠で、EDIDモードとVideo DynaSyncにも対応しています。映像の切替だけでなく、USB周辺機器も共有できます。
KVM・USB周辺機器・ステレオオーディオを個別に切り替えられます。映像を出すPCとUSB機器や音声を接続するPCを分ける運用も可能です。
前面ボタン・ホットキー・マウス・RS-232コマンドから切り替えられます。シリアルコマンドでの機器制御も可能です。複数の操作方法を使い分けたい開発机に合います。
TESmartの4K機
TESmart HKS401-P23はHDMI 2.0対応の4ポートKVMです。最大3840×2160の60Hz、4:4:4に対応し、2560×1440なら120Hzまで。4K 60HzやWQHDの高リフレッシュレート環境に合います。
USB 3.0の共有ポートは1口で、最大5Gbpsです。複数の周辺機器を共有したい場合は、接続数も確認しておきたいところ。各映像入力にはEDIDエミュレーターを搭載しています。
前面ボタン・ホットキー・マウスホイール・赤外線リモコンで切り替えられ、自動スキャンにも対応します。リモコンを机上に置けばKVM本体まで手を伸ばさずに切り替えられますね。
PC接続用のHDMI・USB複合ケーブルが4本付属し、PC側の配線を4台分まとめて用意できます。
TESmart HKS401-P23
Amazonで探すTESmartの8K機
高解像度や高リフレッシュレートを重視するなら、TESmart HKS401-M24が候補です。HDMI 2.1対応で、4台のHDMI PCを接続できます。最大8K 60Hzの4:4:4に加え、4K 120Hzや144Hzも扱えます。
共有用USB端子は5GbpsのUSB-AとUSB-Cが各1口。さらにギガビットLANを4台で共有できます。有線ネットワークを複数PCで使う環境や、USB-AとUSB-C機器をそれぞれ接続したい机に便利です。
USBとオーディオのフォーカスを映像とは独立して制御できる仕様です。切替方法は本体ボタン・赤外線リモコン・キーボードホットキー・マウスホイール・自動スキャンの5種類から選べます。
8Kや4K高リフレッシュレートを使うには、4台それぞれのPC出力とモニター、ケーブルも対応している必要があります。PCとモニターが対応していてLAN共有も必要な環境なら、この機種の性能を活用できます。
TESmart HKS401-M24
Amazonで探す結論
DisplayPort接続の開発PCを4台まとめるなら、サンワサプライ SW-KVM4HDPUがおすすめです。HDMI環境でUSBや音声を個別に切り替えたい場合は、ATEN CS1824が合います。
HDMI 2.0で4K 60Hzが中心ならTESmart HKS401-P23、8Kや4K高リフレッシュレートとギガビットLAN共有が必要ならTESmart HKS401-M24です。映像規格と共有端子を基準に、机の環境に合う1台を選んでください。
KVMはPC自体の性能を上げるものではありませんが、4台の作業環境をひとつの画面と入力機器に集約できます。端子と最大解像度に加え、切替方法やUSB共有ポートの数も合えば、開発机で長く使いやすい構成になります。
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