PR:この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。
電子工作用のケースを試作するなら、基板の穴位置やコネクターに合わせて寸法を直せるFDM 3Dプリンターが便利です。市販ケースが合わない小型基板やセンサーの収納にも使えます。
ただ、造形範囲や素材の対応を見落とすと、ケースを一体で出せない場合があります。使いたい樹脂が決まっているなら、対応素材も確認しておきましょう。
4機種の造形範囲は180 mm角から300 mm角まで。対応素材にも差があり、小型のPLAケースから大型ケースまで、表の数値が判断材料になります。
候補一覧
最大造形寸法はケース全体がプリンターに収まるかを左右し、素材や筐体構造によって使える樹脂も変わります。まずは4機種の特徴を早見表で確認しましょう。
| 製品 | 最大造形寸法 | 素材の目安 | ケース試作で生きる点 |
|---|---|---|---|
| Bambu Lab A1 mini | 180×180×180 mm | PLA、PETG、TPUなど | 小型ケース、自動キャリブレーション |
| Creality K1C 2025 | 220×220×250 mm | PLA、PETG、ABS、ASA、PA-CFなど | 密閉型、素材の選択肢が広い |
| Creality K1 Max 2025 | 300×300×300 mm | ABS、ASA、PA、PC、PLA-CF、PA-CF、PET-CFなど | 大きなケースを一体造形しやすい |
| Prusa CORE One+ (Gen 2) | 250×220×270 mm | PLA、PETG、PCなど。フィルター使用時はABS、ASA、PAにも対応 | 最高55℃のチャンバー、素材プロファイル |
本体価格は販売時期や販売店、キャンペーンによって変わります。参考価格は目安として捉え、購入時の価格とフィラメント代を合わせて確認してください。
造形寸法はプリンター内に収まる最大の外寸です。ケースの壁や取り付け耳も含まれるため、基板だけでなくケース全体の寸法で考えましょう。
A1 miniの強み
Bambu Lab A1 miniは180 mm角まで造形できます。センサーや小型基板のケースを一体で作りやすく、机上で使う部品の試作にも扱いやすいサイズです。
ベッドレベリングやZオフセットを含む全自動キャリブレーションに対応し、標準0.4 mmノズルのほか、0.2 mm、0.6 mm、0.8 mmも選べます。
推奨素材はPLA、PETG、TPU、PVAです。ノズルは最高300℃、ベッドは最高80℃。ABS、ASA、PC、PAや繊維強化材は非推奨なので、これらを使うケース作りには適しません。
PLAやPETGで小型ケースを作りたい人におすすめです。Bambu Studioでコネクター穴や基板支柱の位置を調整しながら、形を詰められます。
Bambu Lab A1 mini
Amazonで探すK1C 2025の密閉性
Creality K1C 2025は、造形寸法220×220×250 mmの密閉型FDMプリンターです。A1 miniより範囲が広く、取り付け部を含むパネルや一回り大きなケースも作れます。
PLA、PETG、ABS、ASA、PET、PLA-CF、PA-CFなどに対応します。ノズル最高300℃、ベッド最高100℃で、素材を変えながら試作できます。
ハンズフリー自動レベリングと印刷監視カメラを備え、Creality PrintおよびCura 5.0以降に対応します。最大印刷速度は600 mm/s。大きな造形では所要時間も考慮しましょう。
ABSやASA、繊維強化材も扱いたい人にはK1C 2025がおすすめです。密閉型で、これらの素材にも対応しています。
Creality K1C 2025
Amazonで探すK1 Max 2025
Creality K1 Max 2025の造形エリアは300 mm角です。横幅のある制御機器ケースも分割せずに作りやすく、継ぎ目を設計に加えずに済みます。
密閉型の筐体にノズル最高300℃、ベッド最高120℃を備え、ABS、ASA、PA、PC、PLA-CF、PA-CF、PET-CFなどに対応します。素材や形状を変えた試作の範囲が広がります。
デュアル自動レベリングに対応し、最大印刷速度は600 mm/sです。大型ケースはフィラメント量も増えるため、外装を厚くしすぎず、支柱や補強を必要な場所に配置する設計が役立ちます。
大きな電子機器ケースや大型パーツを一体で試作したい人には、K1 Max 2025をおすすめします。スライサーはCreality Printです。
Creality K1 Max 2025
Amazonで探すCORE One+の温度管理
Prusa CORE One+ (Gen 2)は、250×220×270 mmの完全密閉型CoreXY機です。最高55℃のチャンバーを備えています。ABSやASA、PAを使う場合は高度フィルターが必要です。
PLA、PETG、Flex、PVA、PC、PP、CPE、PVBなどに対応し、高度フィルター使用時はABS、ASA、HIPS、PAも使えます。ノズルとベッドの最高温度は、それぞれ290℃、120℃です。
PrusaSlicerには200種類以上の設定済みプロファイルがあり、初層キャリブレーションも全自動です。素材ごとの設定を選びやすく、ケース試作を始めるときの助けになります。
ABS、ASA、PAを試したい人にはCORE One+をおすすめします。プロファイルの数や最高55℃のチャンバー温度を重視する方にも合います。
Prusa CORE One+ (Gen 2)
Amazonで探す結論
PLAやPETGで小さな基板ケースを作るなら、A1 miniがおすすめです。180 mm角の造形範囲と全自動キャリブレーションを備えています。
ABS、ASAや繊維強化材を使いたい人にはK1C 2025、大型ケースを一体で造形したい人にはK1 Max 2025がおすすめです。造形範囲は前者が220×220×250 mm、後者が300 mm角です。
チャンバー温度や素材プロファイルを重視する人には、CORE One+をおすすめします。電子工作のケースでは、本体速度より造形範囲と使いたい素材が設計に合うかが判断の軸になります。
Amazon の PC をスコア化してみた
Amazonにある8〜14インチの小型WindowsタブレットやノートPCを、スペック別にスコア化して比較・ランキング。

