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開発データを持ち運ぶ、検証用ファイルを分けて保管する。そんな場面では、手元のM.2 SSDを外付けにできるケースが頼りになります。まず確かめたいのは対応規格です。M.2 SATAとNVMeは別の接続方式なので、SSDに合うケースを選びましょう。
対応ケース一覧
今回の候補は5製品です。M.2 SATA専用が2製品、SATAとNVMeの両方に対応するタイプが3製品。速度や容量、付属品を一覧にまとめました。
| 製品 | SSD対応 | USBの最大速度 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| StarTech.com USB 3.0ケース | M.2 SATA | 5Gbps | B-Key、B+M-Key対応。TRIM非対応 |
| StarTech.com USB 3.1 Gen 2ケース | M.2 SATA | 10Gbps | B-Key、B+M-Key対応。WindowsでTRIM対応 |
| WINTEN 外付けケース | M.2 SATA、NVMe | 10Gbps | 4TBまで。工具不要で取り付け |
UGREEN 90408 | M.2 SATA、NVMe | 10Gbps | 2TBまで。UASP、TRIM、自動スリープ対応 |
| Hanye 20Gbpsケース | M.2 SATA、NVMe | 20Gbps※ | 4TBまで。S.M.A.R.T、UASP、TRIM対応 |
※20GbpsはNVMe SSD使用時。SATA SSD使用時は最大6Gbpsです。
開発用データを保管するなら、ケースの容量上限とSSDの規格を先に確認しましょう。大容量のSSDも、ケースが対応する規格に合わなければ使えません。
5Gbpsや10GbpsはUSB接続の最大速度です。実際の読み書き速度はSSDや接続環境によって変わります。PC側のUSBポートやケーブルも速度に関わりますよ。
SATA専用の2台
M.2 SATA SSDだけを外付けにするなら、StarTech.comの2製品が候補です。どちらも2230、2242、2260、2280の基板サイズに対応し、B-KeyとB+M-KeyのSSDを装着できます。
5GbpsモデルはUSB 3.2 Gen 1接続で、UASPにも対応します。通気孔付きのアルミ筐体を採用。装着は固定式で、USBケーブルとSSD固定用ネジ、ミニドライバーが付属します。
このモデルはTRIM非対応です。開発データの読み出しや受け渡しが中心なら選びやすい仕様ですが、TRIM対応が必要なら10Gbpsモデルを選んでください。
10GbpsモデルもSATA専用で、対応サイズとキーは5Gbpsモデルと同じです。UASPとTRIMに対応し、USB接続時にTRIMを使えるのはWindows環境。本体は約99×42×13mm、重さは約61gです。
SATA SSDの理論上限は最大6Gbps。10Gbpsはケース側のUSB接続速度を示します。USB-C to Micro-Bケーブルが付属し、TRIM対応や接続規格の余裕を重視する人におすすめです。
StarTech.com USB 3.0ケース
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WINTENのケースはM.2 SATAとNVMeの両方に対応します。今あるSATA SSDを開発データ用に使い、将来NVMe SSDに入れ替える場合も同じケースを使えます。
USB 3.1または3.2 Gen 2のType-C接続で最大10Gbps、対応容量は4TBまで。基板サイズは2230から2280まで対応し、工具不要で装着できます。SSDの付け替えも手軽ですね。
アルミ素材の本体には熱伝導シートが付属します。ケーブルはUSB Type-C to Type-CとUSB Type-A to Type-Cの2種類。Type-AポートしかないPCにも、付属ケーブルで接続できます。
希望小売価格は税込3,990円です。実売価格は時期や販売店によって変わるので、購入時に確認してください。本体は約102×28×12mm、約43g。持ち運びにも扱いやすいサイズでしょう。
WINTEN 外付けケース
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UGREEN 90408はM.2 SATAとNVMeに対応し、USB-C 3.2 Gen 2接続で最大10Gbpsです。基板サイズは2230、2242、2260、2280に対応。SATAとNVMeのSSDを使い分けたい場合にも便利な兼用タイプです。
UASPとTRIMに対応し、自動スリープ機能も備えています。アルミ合金の筐体には熱伝導シートと保護用シリコンラバーが付き、USB-C to USB-CとUSB-C to USB-Aのケーブルも付属します。
注意点は最大対応容量が2TBであること。4TBクラスのSSDを使う予定なら、WINTENかHanyeの4TB対応モデルを選ぶと容量に余裕があります。
SATA SSD使用時の理論上限は最大6Gbpsです。ケースが10Gbps対応でも、読み書き速度にはSSD側の規格が関わります。2TBまでの容量で足りるかも、あわせて確認しましょう。
Hanyeの20Gbpsケース
HanyeのケースはUSB 3.2 Gen 2×2に対応し、NVMe SSD使用時の理論値は最大20Gbpsです。M.2 SATA SSDも使えますが、その場合の理論上限は最大6Gbps。SATA SSD向けなら、20Gbpsが速度を決める要素にはなりません。
20Gbps接続には、PC側もUSB 3.2 Gen 2×2に対応している必要があります。USB-C端子の有無に加えて、接続先のポート規格も確認してください。
対応容量は4TBまでで、S.M.A.R.T、UASP、TRIMをサポートします。アルミ合金の筐体にはシリコン製熱伝導パッドと保護カバーが付属。本体は約121×55×16mmで、保証期間は1年間です。
ケース側のインターフェースはM-Keyです。M.2 SATA SSDを使う場合も、ケースとSSDの規格や端子形状を照らし合わせてください。USB-C to USB-Cケーブル、ドライバー、日本語説明書も同梱されています。
Hanye 20Gbpsケース
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開発データ用の最初の一台には、工具不要で取り付けられ、SATAとNVMeの両方に対応するWINTENがおすすめです。4TBまで使えて、Type-A用とType-C用のケーブルも付属。PCを替えた後も使い続けやすいでしょう。
SATA SSDだけを使い、WindowsでTRIMを利用したい人にはStarTech.comの10Gbpsモデルが合います。読み出しやデータの受け渡しが中心でTRIMが不要なら、5Gbpsモデルも選べます。
NVMe SSDへの移行を予定し、PCも20Gbps対応ならHanyeを検討できます。SATA SSDでは速度差が出にくいため、現在使うSSDの規格に合う製品を優先してください。
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