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電子工作で基板を押さえながらはんだ付けするのは、意外と手が足りなくなるものです。ホルダーで固定すれば両手が空き、部品とこて先に意識を向けられます。
角度を調整できるタイプなら、基板を見やすい向きに動かせます。クランプごと回す方式や、磁石でホルダーの配置を変える方式など、製品ごとに仕組みはさまざまです。
Quick Lock ProのSサイズは幅最大120mm、goot ST-200はセンターガイドを外すと最大500×210mmの基板を保持できます。対応範囲の違いも見ながら、6製品を一覧にしました。
候補一覧
対応幅や角度の調整方法を、まず一覧で確認してみましょう。寸法が近くても、回転の方式やベースの重さによって作業感は変わります。
| 製品 | 対応サイズの目安 | 角度・配置 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Goobay 基板ホルダー | 幅最大20cm、高さ最大13cm | 360°回転 | ばね式クランプ、滑り止め脚 |
| PCBite kit L insulated | A4ベースプレート | 磁石式で配置調整 | 4個のホルダー、絶縁カバー |
| Quick Lock Pro | Sは幅最大12cm、Mは17cm、厚さ3mm以下 | クランプヘッド回転 | 片手で操作できるカム式ロック |
| PC Board Holder | 開口約199.9mm | 360°回転 | 4か所固定、厚さ別の切り欠き |
| PanaVise 333 | 幅最大304.8mm、厚さ4mm以下 | 8段階回転、垂直面6段階 | 重り付きベース、高さ調整 |
goot ST-200 | 最大500×210mm | 複数角度、垂直位置 | 5.4kg、帯電防止フォーム |
卓上で扱いやすい製品から、大型基板を支える治具まで揃っています。角度を回して調整するタイプと、段階ごとに固定するタイプがあるのも違いのひとつです。
Goobayの希望小売価格は€12.99です。実売価格は時期や店舗によって変わるため、購入時は送料も含めて確認してください。
Goobay
Goobayは幅20cmまでの基板に対応する汎用タイプです。高さ13cmまでの基板なら360°回転できるため、表面を作業した後に裏面へ向きを変えるときにも扱いやすい構成です。
クランプアームは中央レールに沿って動かし、固定ねじで留めます。基板に触れる部分は、幅の異なる切り欠きが付いたばね式。滑り止めゴム脚も備えています。
希望小売価格€12.99を価格の目安にできます。実売価格は時期や販売店で変わりますが、基板の向きを変えながら作業する用途に適した一台です。
Goobay 基板ホルダー
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PCBite kit Lは、A4サイズのベースプレートと4個のホルダーを組み合わせるセットです。プレートには絶縁カバーが付き、磁石式のホルダーは基板の周囲で位置を調整できます。
標準ホルダーの高さは50mm。ばね式の開閉あごで基板を挟みます。アームで左右から挟む一体型とは異なり、ホルダーごとに置き場所を変えられるのが特徴ですね。
基板の形に合わせて固定点を動かしたい人や、プレート上で作業をまとめたい人におすすめです。4個の配置を調整できるので、基板周りの作業スペースも確保しやすくなります。
PCBite kit L insulated
Amazonで探すQuick Lock Pro
Quick Lock Proは、片手操作のカム式クイックロックを備えています。Sサイズは幅最大120mm、Mサイズは最大170mmの基板に対応。厚さは3mm以下で、着脱を繰り返す組み立て作業に便利です。
基板をつかむV字グリップはCNC加工アルミ製で、クランプヘッドは回転します。角度の数値は公表されていません。8段階といった明確な角度刻みを前提にせず、回転するクランプヘッドを備えた製品として捉えるとよいでしょう。
Sサイズは長さ250mm、Mサイズは300mmで、重量はそれぞれ0.8lbと1lbです。ベース幅は70mm。ステンレス製レールと滑り止め脚を備え、基板の着脱が多い作業に使いやすい仕様です。
PC Board
StewMacのPC Board Holderは、最大開口が7.87インチ、約199.9mmです。4か所で基板を保持して360°回転できるため、作業面を切り替えやすくなります。
対応する基板厚は1.98mm、2.38mm、3.17mm、3.9mmの4種類です。接触部にはテーパー付きの切り欠きがあり、ばね式アームを調整して基板を留めます。
幅と厚さの両方が固定感に関わるタイプです。対応寸法に近い厚さの基板で使いやすく、約2〜4mmの基板を回転させて作業する用途に適しています。一部組み立てが必要です。
PanaVise 333
PanaVise 333は幅304.8mmまで、厚さ4mmまでの基板を保持できます。5lbの重り付きベースを備え、本体重量は約2.9kg。軽い台より、ベースの安定感を重視する人におすすめです。
ヘッドは8段階で回転し、垂直面には6段階のロックがあります。高さも調整でき、水平から垂直に近い角度まで設定可能です。
独立して動くアームとV字溝で基板を支え、小部品向けの切り欠きも備えています。全高は254mm。机上に設置場所を確保でき、基板の角度を切り替えながら作業する環境に合います。
PanaVise 333
Amazonで探すgoot ST-200
goot ST-200は大型基板や部品点数の多い組み立て用です。センターガイドを外すと最大500×210mmの基板を保持でき、複数の角度に設定できます。垂直位置にも調整可能です。
スプリング式ガイドレールは、設定位置を保ったまま基板を着脱できる構造です。基板や部品を支える部分には帯電防止フォームを採用しています。
本体は幅575mm、奥行360mm、高さ335mm(垂直位置)で、重量は5.4kgです。持ち運びの多い小型タイプではありませんが、大きな基板を複数の姿勢で作業する環境に適しています。
結論
小型基板を手軽に回転させるならGoobay、着脱の速さを重視するならQuick Lock Proがおすすめです。厚さ別の切り欠きと4点固定にはStewMac、段階的な角度調整にはPanaVise 333が合います。
ホルダーの配置を基板に合わせて動かしたい人にはPCBite、大型基板や垂直姿勢まで扱う人にはgoot ST-200がおすすめです。基板の幅と厚さ、必要な角度、机上に確保できるスペースを踏まえて選べます。
迷ったら、普段使う基板の最大寸法と、作業中にどれほど向きを変えるかを基準に候補を絞りましょう。日常のはんだ付けでは、必要な回転機能と固定方式が揃った一台を選ぶのが実用的です。
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