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ノートPCを2台使い分けるなら、USB-C KVMドッキングステーションが頼りになります。モニターやキーボードを共有し、ボタンで接続先を切り替えれば、ケーブルを抜き差しする回数を減らせます。
ただし、4K60HzやPD給電の数字だけでは使い勝手は決まりません。Macで拡張できる画面数や給電の配分、必要なドライバーまで見ると、使う環境に合う製品を絞りやすくなります。
製品の要点
まずは4機種の端子と給電、OSごとの条件を一覧にしました。同じ4K60Hz対応でも、HDMIかDisplayPortか、DisplayLinkを使うかによって接続要件が変わります。
| 製品 | 映像出力 | 2台への給電 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| AV Access iDock C20 | HDMI×2、各最大4K60Hz | 各最大60W | macOSでは外部画面がミラー表示 |
StarTech.com 129N-USBC-KVM-DOCK | DisplayPort×2、各最大4K60Hz | 使用中90W、待機中45W | WindowsとmacOSはDisplayLinkドライバーが必要 |
| TESmart CKS202-P23 | HDMI×2、最大4K60Hz | 最大60W | 給電にはInput A接続が必要 |
| Targus DOCK750USZ | HDMI×1、DisplayPort×2、最大4K60Hz | 各最大100W | HDMIはAlt Mode、DisplayPortはDisplayLinkを使用 |
給電は、2台分の数値を単純に足すだけでは判断できません。StarTech.comは使用中と待機中で出力が異なり、TESmartには接続条件があります。ノートPCが必要とする電力もあわせて確認しましょう。
USB-C端子を備えたPCでも、外部画面を2枚に拡張できるとは限りません。映像方式とOSによって、対応する画面数や必要なソフトが変わります。
iDock C20
AV Access iDock C20は、2台のノートPCにそれぞれ最大60Wを同時給電し、HDMIモニター2台と周辺機器をまとめられます。電源と周辺機器を共有したい机に使いやすい構成です。
HDMI出力は2口あり、対応ホストと接続環境では各モニターに最大4K60Hzで出せます。2560×1440は最大144Hz、1080pは最大240Hzに対応します。
画面拡張はUSB-CのDisplayPort Alt ModeとMSTに依存します。Windows PCでは、PC側もMSTに対応していることが条件です。macOSはMSTに対応しないため、外部モニター2台には同じ画面が表示されます。
USB-C 5Gbps×1、USB-A 3.0×2、USB-A 2.0×4に加え、SDXCスロット、ギガビットLAN、3.5mmコンボ端子を備えます。EDIDエミュレーションで画面を認識しやすく保ち、切替時間は平均2〜3秒。本体ボタンのほか、別売リモコンも使えます。
AV Access iDock C20
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StarTech.comの129N-USBC-KVM-DOCKは、DisplayLink経由でDisplayPortモニター2台へ出力し、それぞれ最大4K60Hzに対応します。ベースモデルのApple MシリーズMacでも2画面を拡張できるため、Macで使う人にも適した製品です。
2台へ同時に給電し、使用中のPCには最大90W、待機中のPCには最大45Wを供給します。PCを切り替えるたびに電源ケーブルを挿し直さずに済み、待機側にも給電を残せるのが便利です。
映像出力はDisplayPortが2口です。モニターがHDMI入力なら、変換アダプターが必要になる場合があります。USBは10GbpsのUSB-A×2とUSB-C×1に加え、キーボード・マウス用のUSB-A 2.0×2を備えます。
WindowsとmacOSで映像を使うにはDisplayLinkドライバーが必要です。職場PCにドライバーをインストールできるか、事前に確認してください。ギガビットEthernetと3.5mmオーディオ端子も搭載し、本体ボタンかホットキーでPCを切り替えられます。
TESmart CKS202
TESmart CKS202-P23は、2台のPCをHDMIモニター2台へつなぎ替えるKVMドックです。最大3840×2160の4K60Hz、4:4:4に対応し、2560×1440では最大120Hz、1080pでは最大240Hzまで使えます。
Windows PCはDisplayPort 1.2とMSTに対応していれば、各PCをUSB-Cケーブル1本で接続できます。macOSでは各PCに2本必要です。M1・M2・M3チップ搭載MacBookで拡張できる外部画面は1台までなので、Macで2画面拡張したい場合は要件に合いません。
内蔵給電は最大60Wですが、各PCグループのInput Aへの接続が必要です。20V PDに対応しない機種や一部のThinkPadでは、出力が7.5Wになる場合もあります。接続するPCと必要電力を確認しておきましょう。
前面ボタン、ホットキー、IRリモコンで切り替えられ、EDIDエミュレーションにも対応します。USB 3.0周辺機器用とキーボード・マウス専用のポートを搭載。USB-Cケーブル4本、リモコン、20V電源アダプターが付属し、Windows中心のHDMI環境に使いやすい製品です。
TESmart CKS202-P23
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Targus DOCK750USZは、ノートPC2台へそれぞれ最大100Wを同時給電できます。給電量の大きいPCとモニター、USB機器をまとめたい場合に適しています。PC接続用の着脱式USB-C 10Gbpsケーブルが2本付属します。
映像出力はHDMI×1とDisplayPort×2で、1〜3画面の構成に対応し、最大4K60Hzで使えます。HDMIはDisplayPort Alt Mode、2口のDisplayPortはDisplayLinkを使用します。3画面構成ではPCの映像方式とOSの互換性を確認してください。
USB-C 10Gbps×1、USB-A 10Gbps×2、USB-A 2.0×2のほか、ギガビットEthernet、マイク入力、音声出力も搭載しています。本体ボタンやキーボードのホットキー、ソフトウェアから切替可能。KVMソフトウェアはWindowsとmacOS向けで、利用可否はホスト環境によって異なります。
発売発表時の公式希望小売価格はUS$499.99です。実売価格は時期や販売店によって変わります。3画面出力と各100Wの給電をどちらも使う構成か、価格とあわせて見極めましょう。
Targus DOCK750USZ
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Windows PC2台でHDMIモニター2台と周辺機器を共有するなら、iDock C20が有力です。 Macで外部画面を2枚拡張する場合は、DisplayLinkドライバーを使えるStarTech.comをおすすめします。
HDMI接続を優先し、リモコンでも切り替えたいWindows中心の環境にはTESmart CKS202が合います。Macもつなぐ場合は、PCごとのケーブル本数と拡張できる画面数を確認してください。
最大100Wの給電と3画面出力が必要なら、Targus DOCK750USZを検討できます。映像方式が混在するため、接続するPCやOSとの互換性を確かめましょう。発売発表時の希望小売価格はUS$499.99で、実売額は時期や販売店により変わります。
PCの映像方式とOS、モニターの端子、必要な給電量が製品の条件に合えば、2台のノートPCを無理なく切り替えられます。
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