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在宅ワーク用のモニターは画面の大きさだけで決めると、接続まわりが気になりがちです。27インチの4KにUSB-C給電を組み合わせると、表示領域を確保しながら机の配線もまとめやすくなります。
5機種を比べると、給電上限は90Wから140Wまで。色域やUSBハブ、有線LANの構成にも差があります。自分のPCや机に必要な機能を、早見表で確認してみましょう。
早見表
5機種はいずれも27インチの4Kで、IPS系パネルを採用しています。給電は最大90Wから140Wまであり、色再現やLAN、表示の滑らかさにモデルごとの個性があります。
| 機種 | USB-C給電 | 主な特徴 | 用途の目安 |
|---|---|---|---|
BenQ PD2706U | 最大90W | P3 95%、KVM、USBハブ | デザイン、複数PCの共有 |
ASUS PA279CRV | 最大96W | DCI-P3・Adobe RGB各99%、ΔE < 2 | 写真、映像制作 |
LG 27UQ850V-W | 最大90W | IPS Black、コントラスト比2,000:1、KVM | 黒の見え方、複数PC利用 |
EIZO EV2740X | 最大94W | ギガビットLAN、高さ調整幅195mm | 書類作業、机まわりの整理 |
Dell U2725QE | 最大140W EPR | 120Hz、Thunderbolt 4、2.5GbE | 高給電、滑らかな表示 |
価格は販売時期や取扱店によって変わります。同じ型番の実売価格を調べ、必要なケーブルやドックを含めた総額で見ると、予算の見通しが立ちやすいですよ。
給電の数字が大きいほどよい、とは限りません。ノートPC側が必要とする電力に合うか確認し、LANやUSBハブなど机で使いたい機能も比べると、候補を絞りやすくなります。
27インチの利点
27インチは画面に作業領域を確保しながら、机にも置きやすいサイズです。表計算と資料を並べるなど、ノートPCの画面だけでは窮屈だった作業を広げられます。
4Kは3840×2160で、画素数にすると約830万。文字や細い線を滑らかに表示しやすく、写真や図表の細部も確認しやすくなります。動画を楽しむときにも高精細さを感じられるでしょう。
文字を等倍で表示すると小さく感じる場合があります。OSの表示倍率を調整すれば、読みやすさと作業領域を両立しやすくなります。150%設定なら表示上の広さはおよそ2560×1440相当です。
BenQ PD2706U
PD2706Uは27インチの4K IPSモニターで、リフレッシュレートは60Hzです。P3を95%、sRGBとRec.709を各100%カバー。色域モードも備え、ウェブ制作や動画編集で色の基準を切り替えたい人におすすめです。
USB-C給電は最大90Wです。USB 3.2のダウンストリーム端子を3つ、USB-Cダウンストリームを1つ備え、KVMも搭載しています。デスクトップPCとノートPCで周辺機器を共有できます。
高さは110mm調整可能。映像入力はHDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB-Cです。色を扱う作業と複数PCの切り替えをまとめたい人におすすめします。120Hz表示や有線LANが必要なら、別の機種を確認してください。
ASUS PA279CRV
PA279CRVは27インチ・4KのIPSモデルです。DCI-P3とAdobe RGBを各99%カバーし、色精度はΔE < 2、Calman Verifiedにも対応。写真や映像制作で色を丁寧に扱いたい人におすすめです。
USB-Cの給電上限は96Wで、90Wを少し上回ります。DisplayPortのデイジーチェーンにも対応しており、対応機器を使う環境では複数画面の接続をまとめやすくなります。
USB Type-AとUSB-Cのハブ端子は各1つ。高さは0〜130mmで調整できます。周辺機器を多く直結する机では別途USBハブを用意するとよいでしょう。色再現を重視する人にもおすすめです。
LG 27UQ850V-W
LG 27UQ850V-WはIPS Blackパネルを採用し、コントラスト比は2,000:1です。DCI-P3を98%カバー。黒の階調や色の広さを重視する人におすすめです。
USB-Cは最大90W給電に対応。HDMIは2系統、DisplayPort 1.4は1系統で、USB 3.0のダウンストリーム端子も2つあります。KVMを使えば、入力先の切り替えと周辺機器の共有をまとめられます。
高さは110mm調整可能です。BenQ PD2706Uと給電上限は同じ90Wですが、LGはIPS BlackのコントラストとKVMが特徴。黒の見え方や複数PCでの周辺機器共有を優先する人には、こちらをおすすめします。
EIZO EV2740X
EV2740Xはアンチグレアの27.0インチIPSパネルを採用した4Kモニターです。色域はsRGB相当、コントラスト比は2,000:1。書類作成や日常業務を中心に使う人に適した構成です。
USB-C給電は最大94W。USB Type-Aを3つ、最大15W給電対応のUSB Type-Cを1つ備え、有線LANは1000BASE-Tに対応します。LANやUSB機器をモニター側につなぎ、机上の接続をまとめられます。
高さ調整幅は195mmで、5機種の中でもっとも広い仕様です。画面を目線に合わせやすく、HDMIも2系統あります。高さ調整や有線ネットワーク、ポート類を重視する在宅勤務におすすめです。
Dell U2725QE
U2725QEはIPS Blackの27インチ4Kモデルで、リフレッシュレートは120Hzです。DCI-P3を99%、sRGBを100%カバー。画面のスクロールやカーソル移動の滑らかさと、色域の広さを求める人におすすめです。
Thunderbolt 4経由で最大140W EPRの給電に対応するのが大きな特徴です。USB Type-Aを4つ、USB-Cダウンストリームを2つ備え、Thunderbolt 4のアップストリームとダウンストリームも各1つあります。周辺機器を多く接続する机で活用できます。
有線LANは2.5GbEで、高さは最大150mmまで調整可能。映像入力にはHDMI 2.1とDisplayPort 1.4もあります。給電量や120Hz表示、有線LANを重視する人は、PC側のThunderbolt 4や給電仕様との適合も確認してください。
結論
書類やウェブ会議が中心で、有線LANと高さ調整も重視するならEIZO EV2740Xがおすすめです。色を扱う仕事では、色域や色精度を備えたBenQ PD2706UとASUS PA279CRVを検討してください。
複数PCの切り替えには、KVMを搭載したBenQ PD2706UかLG 27UQ850V-Wがおすすめです。黒の見え方を優先するならLG、120Hz表示と高い給電能力も欲しいならDell U2725QEを選ぶとよいでしょう。
在宅ワーク用に27インチ4KとUSB-C給電を選ぶなら、まずPCの映像出力と必要な給電量を確かめましょう。そのうえで色域、LAN、KVMの優先度を整理すると、自分の机に合うモデルを見つけやすくなります。価格は販売時期で変わるため、最後に同じ型番の実売価格を確認してください。
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