LAN配線用の潤滑剤は、使うケーブルや通線経路に合うタイプを選びたいですよね。
ケーブルに塗りながら通線するクリーム状や、狙った箇所へ噴射できるフレキノズル付きなど、使い方にも違いがあります。
今回は、用途や剤形、内容量を確認できた6商品をご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 使用対象 | 剤形 | 塗布・噴射方式 | 潤滑剤の内容量(mL) | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|---|
3M ケーブル通線用潤滑剤 Jタイプ J-07 | 電線・ケーブルの管路・ダクト通線 | クリーム状 | ケーブルに塗布 | 700 | 4,940円(2026-11-03時点) |
ジェフコム ケーブルスムーザー ドライタイプ CSD-420 | ケーブル等の入線潤滑 | ドライタイプ | フレキノズル付きスプレー | 420 | 2,090円(2026-11-03時点) |
3M ケーブル通線用潤滑剤 Sタイプ S-05 | 電線・ケーブルの管路・ダクト通線 | 液状 | トリガースプレー | 500 | 3,589円(2026-11-03時点) |
ジェフコム ブラックジェット BJ-420 | 電話線・プルボックスの通線作業 | スプレー | フレキノズル付き | 420 | — |
| タセト スベール L-1 | 光ファイバーケーブル・通線ケーブル | エアゾール | エアゾール噴射 | 420 | — |
| コーニング ケーブル潤滑剤 A-180 18リットル | あらゆる電線・ケーブルの通線 | 液状 | — | 18,000 | — |
3M ケーブル通線用潤滑剤 Jタイプ J-07
電線やケーブルを管路・ダクトへ通す際、ケーブルに塗りながら使う潤滑剤を選びたい人には、3MのJタイプ J-07がおすすめです。ケーブルと管路などの表面の摩擦抵抗を低減する用途で、剤形はクリーム状です。マイナス7℃以上の環境で使用できます。
垂直の管路で液だれしにくいものを探している人にも、選択肢の一つになります。販売店によると、クリーム状で粘度が高く蒸発が遅いため、垂直の管路でも流れ落ちないそうです。

ジェフコム ケーブルスムーザー ドライタイプ CSD-420
ケーブルの入線時に、狙った場所へ潤滑剤を噴射したい人には、ジェフコムのケーブルスムーザー ドライタイプ CSD-420がおすすめです。フレキノズルは先端を狙った箇所へ向けられ、プルボックスの通線作業にも使う製品として紹介されています。
塗布を目立たせたくない箇所で使いたい人にも向いています。ドライタイプで、速乾でサラサラしており、ベタつかないとされています。使用できる場所は屋外または換気のよい場所に限られ、炎や火気の近くでは使用できません。

3M ケーブル通線用潤滑剤 Sタイプ S-05
ケーブルを管路やダクトへ通すとき、潤滑剤を通線経路に噴射して使いたい人には、3MのSタイプ S-05がおすすめです。高圧ガスを使わないトリガースプレーで、通線前に管路へ噴射し、通線中にも潤滑剤を流し込む使い方です。
水溶性で、乾燥後も潤滑性のある膜が残り、水で洗い流せます。低温で長期間保管すると凍結する場合があるため、保管場所を選ぶ際にも気に留めたい点です。

ジェフコム ブラックジェット BJ-420
プルボックスや電話線の通線に使う潤滑スプレーを探している人には、ジェフコムのブラックジェット BJ-420がおすすめです。フレキノズルを備え、パイプの奥まで噴射できるとされています。使用場所は屋外または換気のよい場所に限られ、炎や火気の近くでは使えません。屋内で大量に使うのも避ける必要があります。

タセト スベール L-1
光ファイバーケーブルや通線ケーブルの入線時に、摩擦抵抗を抑える潤滑剤を使いたい人には、タセト スベール L-1がおすすめです。シリコーンオイルを主成分とするエアゾールで、ケーブル入線時の接触摩擦抵抗を大幅に減少させます。高粘度のシリコーンオイルを使い、液だれを少なくした設計です。使用時はノズルをケーブル面から約20cm離して吹き付ける条件があり、可燃性LPGが充填されているため火気の近くでは使えません。
コーニング ケーブル潤滑剤 A-180 18リットル
あらゆる電線・ケーブルの通線に使う潤滑剤を探している人には、A-180がおすすめです。液状タイプで、管路やダクトへ通線する用途に使えます。使用後は潤滑剤のほとんどが空気中に蒸発し、後処理は不要です。
18リットル入りのポリバケツ容器です。低温で長期間保管すると凍結する場合があります。
用途に合わせた選び方
- ケーブルに塗りながら管路・ダクトへ通し、垂直の管路でも液だれしにくい潤滑剤を探している人
- フレキノズルで狙った箇所へ噴射し、プルボックスの通線にも使いたい人
- 通線前と通線中に管路へ潤滑剤を使い、水で洗い流せるものを選びたい人
- 電話線やプルボックスの通線で、パイプの奥まで噴射したい場合
- 光ファイバーケーブルや通線ケーブルの入線時に、ノズルとケーブル面の約20cmの間隔を取り、火気の近くを避けられる人
- 潤滑剤を18L入りで探している人
ケーブル素材の試験結果で選ぶ
ケーブルに使われる素材への影響を判断材料にしたい場合、3M Jタイプ J-07とA-180は、PE・PVC・クロロプレンを対象にしたストレスクラック試験の結果を確認できます。
| 商品 | 試験結果 |
|---|---|
| 3M ケーブル通線用潤滑剤 Jタイプ J-07 | PE・PVC・クロロプレンを60℃で250時間浸漬した試験で、いずれもストレスクラックなし |
| コーニング ケーブル潤滑剤 A-180 18リットル | PE・PVC・クロロプレンを60℃で250時間浸漬した試験で、いずれもストレスクラックなし |
この結果は記載された素材と試験条件に限られます。該当する素材を扱う際の購入判断では、両商品に共通する確認材料として参照できます。
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