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長時間のプログラミングでは、音質に加えて頭や耳への負担も気になります。周囲の音の聞こえ方やPCとの接続も、作業中の使いやすさを左右します。
開放型は耳を密閉しない構造なので、周囲の音が入り、再生音も外へ漏れます。家族の声やチャイムに気づきやすい一方、騒がしい場所では集中しにくいこともあります。
今回取り上げるのは、KOSS Porta Pro、Sennheiser HD 560S、beyerdynamic DT 990 PRO、SONY MDR-MV1の4機種です。軽さやコードの長さ、接続先との相性に違いがあります。
候補の早見表
重量は装着感を考える目安のひとつです。形式やインピーダンス、コードの長さとあわせて、4機種の仕様をまとめました。
| 商品 | 重量 | インピーダンス | 特徴 |
|---|---|---|---|
| KOSS Porta Pro | 60g | 60Ω | 軽量オンイヤー、側圧調整 |
| Sennheiser HD 560S | 280g | 120Ω | オーバーイヤー、着脱式ケーブル |
| beyerdynamic DT 990 PRO | 250g※ | 250Ω | ベロアパッド、約3mのカールコード |
SONY MDR-MV1 | 約223g※ | 24Ω | 着脱式ケーブル、交換可能なパッド |
※DT 990 PROとMDR-MV1の重量は、どちらもケーブルを除いた値です。
Porta Proは60gと軽く、DT 990 PROは250Ωです。重量は頭にかかる重さの目安になり、インピーダンスは接続機器の出力との相性を見る材料になります。
ただし、軽ければ必ず快適とは限りません。耳に載せるか覆うか、パッドの素材やコードの取り回しも装着感を左右します。作業机での過ごし方に合わせて見ていきましょう。
Porta Pro
Porta Proは開放型のオンイヤー機で、重量は60g。今回の4機種では最軽量です。頭にかかる重さを抑えたい人におすすめしやすいモデルでしょう。イヤーパッドは耳に載る方式なので、装着感も確かめたいですね。
側圧はComfort Zone機構で3段階に調整できます。柔らかいイヤークッションを備え、締めつけの感じ方を調整できるのも特長です。耳全体を覆わない装着方式ですね。
インピーダンスは60Ωで、感度は1mW入力時に101dB SPLです。端子は3.5mmステレオミニプラグ。ケーブルは長さ1.2mの両出しストレート型で、PCが机の下にあるときは長さが足りるか確認したいところです。
周囲の音を聞きながら作業したい人にはPorta Proがおすすめです。耳に載せるタイプなので、重さに加えて耳への当たり方も判断材料になります。
KOSS Porta Pro
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HD 560Sは耳全体を覆うオーバーイヤー型の開放型ヘッドホンです。重量は280gで、Porta Proより重め。耳を覆う装着方式を求める人には有力な候補でしょう。
ケーブルは1.8mの着脱式で、3.5mmプラグと6.3mm変換アダプターが付属します。着脱式なので、断線時にはケーブルを交換できます。本体ごと買い替えずに済むのは利点ですし、長さを変えたい場合にも役立ちます。
インピーダンスは120Ωです。メーカーによればアンプは必須ではなく、多くのポータブルプレーヤーで駆動できます。高いダイナミックレンジの音源ではアンプの効果が得られる場合もあるため、まずは接続先で十分な音量が出るか確認してください。
耳を覆う形と着脱式ケーブルを優先する人にはHD 560Sが合います。280gを長時間着けたときの感覚には個人差があるので、重さと装着方式の両方を見ておきたいですね。
Sennheiser HD 560S
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DT 990 PROの250Ω版は開放型のモニターヘッドホンです。ケーブルを除く重量は250g。ヘッドバンドは調整式でパッド付き、イヤーパッドには交換可能なソフトベロアを採用しています。パッドを交換できるのは、長く使ううえで利点ですね。
カールケーブルは伸長時で約3mです。デスクトップPCやオーディオ機器から距離を取って座る場合にも余裕があります。短いストレートコードを使い慣れていると、カール部分の取り回しが気になることもあります。
250Ωというインピーダンスには注意が必要です。メーカーは250Ω版をプロ用機材向けとし、ノートPCでも駆動できる仕様として80Ω版を案内しています。250Ω版をノートPCに直結するなら、出力機器との相性を確認してください。
長いケーブルと交換式ベロアパッドを活用し、出力機器も含めてデスク環境を整えている人におすすめです。250Ω版をPCだけで手軽に使うつもりなら、接続先の出力を先に確かめましょう。
beyerdynamic DT 990 PRO
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MDR-MV1は40mmドライバーを搭載したオープンバック型で、ケーブルを除く重量は約223gです。今回の候補では軽め。長時間のデスク作業で重さを抑えたい人にも目を引く仕様でしょう。
インピーダンスは24Ω、感度は1mW入力時に100dBです。付属ケーブルは6.3mmステレオ標準プラグで、3.5mmステレオミニへの変換アダプターも付属します。PCの3.5mm端子につなぐ際は、このアダプターを使います。
ケーブルは約2.5mの着脱式で、ヘッドホン側はスクリュー固定式です。イヤーパッドも交換できます。コードやパッドを取り替えられるので、消耗した部分を交換しながら使えます。
音場表現を重視し、軽さと交換できるパーツも求める人にはMDR-MV1がおすすめです。開放型のため音漏れには配慮が必要で、録音中に漏れ音が問題になる環境には適しません。
結論
軽さとオンイヤー型を優先する人にはKOSS Porta Proがおすすめです。耳全体を覆う装着感と着脱式ケーブルを求めるなら、HD 560Sが合います。この二機種は装着方式で比べると整理しやすいでしょう。
DT 990 PROの250Ω版は、接続先の出力を確認できる人におすすめです。長いケーブルと交換可能なベロアパッドを活用するなら、デスクでのモニター用途にも使えます。
軽さに加えて着脱式ケーブルや交換パッド、音場表現を重視する人にはMDR-MV1がおすすめです。共有スペースで音漏れが困る場合は開放型を避け、自宅の静かな机で周囲の気配も残したい人は、装着方式と接続先を基準に選んでください。
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