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エンジニア向けの分割キーボードを探していると、「日本語配列で有線の機種はあるのかな」と気になりますよね。完成品から組み立てキットまであり、左右の接続方法やキー構成にも違いがあります。
分割型は左右のキーを別々に置けるため、肩幅やマウスの位置に合わせやすいのが特徴です。ただし、分割型なら必ず快適というわけではありません。普段のJIS配列をどれだけ保てるかも、仕事で使い続けるうえで大切です。
ここでは、有線で日本語入力ができる4機種を紹介します。コード入力と日本語入力を行き来する人は、キー構成やカスタマイズ性に加えて、組み立てに必要な作業や部品も機種選びの手がかりになります。
4機種の全体像
完成品はライジュウ NISABI V2とMistel MD770 JIS、組み立てキットはJISplit89とsphh jp v2です。いずれも左右分割で有線接続でき、日本語配列をベースにしています。
| 製品 | 形式・配列 | 主な特徴 |
|---|---|---|
ライジュウ NISABI V2 | 完成品・日本語JIS | 薄型、Choc V2互換ホットスワップ、VIA対応 |
Barocco Mistel MD770 JIS | 完成品・JIS 88キー | 75%レイアウト、複数の軸から選択可能 |
| JISplit89 | 組み立てキット・JISベース89キー | ファンクション列とカーソルキー、親指キー配置に工夫 |
| sphh jp v2 | 組み立てキット・HHKB日本語配列 | 70キー、QMK対応、MX用ソケットのはんだ付けが必要 |
完成品は部品選びや組み立ての手間を抑えられ、キットは部品を選んで組む過程も楽しめます。販売価格は時期や店舗で変わるので、購入時点の参考価格を確認してください。キットは本体に加えて、スイッチやキーキャップ、ケーブルの費用も見込んでおきましょう。
分割型が変える姿勢
一般的なキーボードは左右の手を中央に寄せて打ちます。分割型なら左右のユニットを肩幅に合わせて置けるため、腕が内側に寄りすぎずに済む構造です。机の上が窮屈なら、左右の幅を変えられる点が役立ちます。
左右の間にマウスを置くなど、机の使い方に合わせて配置を調整できます。決まった幅に手を合わせるのではなく、手の位置にキーボードを寄せられるのも利点ですね。
一方、左右に分かれると、ホームポジションや中央付近のキーで指が迷うことがあります。慣れるまでは入力速度が一時的に落ちる可能性もあるため、仕事で使うなら習熟に時間がかかると見込んでおきましょう。
分割型だけで肩や手首の不調が解消するわけではありません。長時間のコーディングで腕の位置を整えたい人には、分割型が合います。椅子や机の高さも含めて、自然に手を置ける姿勢が大切です。
完成品の二候補
薄さと設定の自由度を重視する人には、ライジュウ NISABI V2をおすすめします。アルミニウムをCNC加工した筐体は29×10×2cmで、Kailh ALL-POMのロープロファイル・リニア軸を採用しています。
NISABI V2はKailh Choc V2互換のホットスワップに対応し、VIAでキーマップを変更できます。対応スイッチを交換したり、作業に合わせてキー配置を調整したりできる仕様です。V2のキーキャップはLAKスタイルを採用しています。
Barocco Mistel MD770 JISは、Gateronの茶軸・青軸・赤軸、またはCHERRY MX静音赤軸から選べます。キーキャップはPBTダブルショットで、左右一体時のサイズは幅320×奥行140×高さ28〜34.5mm、重量は約810gです。
MD770 JISはホットスワップに対応していません。購入後にスイッチを頻繁に交換する予定がなく、購入時に軸を選びたい人におすすめします。
キットの個性
JISplit89は、JIS配列をベースにファンクションキー列とカーソルキーを備えています。左右それぞれの親指ホーム位置をF・Jキーから同じ距離に置く設計で、組み立てや親指キーの配置も楽しみたい人におすすめです。
基本キットは一部にはんだ付けが必要ですが、はんだ付け不要の簡単キットも選べます。スイッチとキーキャップはCherry MX互換品をそれぞれ89個用意し、左右をつなぐTRRSケーブルも別途必要です。追加部品を含めて総額を確認してください。
sphh jp v2は、左右の実装済み基板やプレートなどが含まれるキットです。HHKB日本語配列に慣れていて、自分で組み立てたい人におすすめします。MX用ソケット70個のはんだ付けが必要で、スイッチとキーキャップも各70個用意します。
PC接続用と左右間接続用のUSBケーブルも別途用意します。追加部品と組み立て時間まで含めれば、完成までの見通しが立ちます。部品選びから組み上げまでを楽しめるかも、機種を決める材料です。
結論
JIS配列の習慣を保って完成品から始めるなら、88キーのMD770 JISがおすすめです。薄型で、VIAによるキーマップ変更やスイッチ交換を重視する人にはNISABI V2が合います。どちらも組み立ては不要です。
JISに近いキー構成や親指キーの配置に関心があり、自分で組みたい人にはJISplit89。HHKB日本語配列とQMKを好む人にはsphh jp v2をおすすめします。キットは追加部品と組み立て時間まで含めて検討してください。
エンジニア向けの分割キーボードでは、左右の分割に加え、配列や軸、接続、設定の自由度が仕事に合うかが決め手です。普段の配列をどこまで保ちたいかを軸にすると、候補を絞りやすくなります。
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