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国内出張では、ノートPCの充電器を挿した時点でスマートフォンやイヤホンの充電場所がなくなることがあります。エンジニアはPCに加えてモバイルルーターなども持ち歩きます。AC口とUSB口の数に加え、USB-C PDの同時出力が使い勝手を左右します。
小型タップのUSB-C PD出力は、単独使用時で20Wから67Wまで幅があります。複数のUSB機器をつなぐと出力が分配される製品もあるため、PCとスマートフォンを一緒に充電する人はポートごとの出力も見ておきたいですね。
紹介する6機種は、AC口が2〜3口で、コードを本体に収納できる型や1.5mコード付きの型もあります。早見表で重さと主な仕様をつかんでから、使い方に近い製品を確認してください。
6機種の早見表
| 製品 | 重量・形状 | AC口 | USB-C PDの目安 | 向く場面 |
|---|---|---|---|---|
球体USB電源タップ | 約130g・球体 | 3口 | 単独20W | USB-A機器もまとめたい |
Anker Nano Charging Station | 約298g・薄型 | 2口 | 単独最大67W | USB機器を多く充電 |
Anker 615 USB Power Strip | 約300g・コード収納 | 2口 | 単独最大65W | 少し離れた場所で使う |
モバイルタップ | 約95g・直挿し | 3口 | 単独最大33W | 荷物を軽くしたい |
巻き取り式 | 約135g・短いコード | 3口 | 単独最大33W | コンセント周りを整えたい |
スリムタップ | 約249g・1.5mコード | 2口 | 単独最大65W | 離れた席まで届かせたい |
エレコム球体型
エレコムのECT-34WHは、幅・奥行・高さがそれぞれ約59mmの球体型です。重さは約130g。プラグを本体に折りたたんで収納でき、丸くまとまる形を優先したい人に合います。
AC差込口は3口で、定格は合計1400Wまで。USBはType-Cが1口、Type-Aが2口あり、USB-A接続のマウスやイヤホンもつなげます。USB-Cは単独なら最大20Wですが、複数のUSB口を使うと合計最大15Wです。
PCはACアダプターで充電し、スマートフォンや周辺機器はUSBから給電する使い方が合います。PCにもUSB-Cで給電したい場合は出力が控えめ。PCへの直接給電を重視するなら、高出力型がおすすめです。
参考価格は3,839円(税込)の公式希望小売価格です。実売価格は時期や販売店によって変わります。ホコリ防止シャッターと耐トラッキング対応プラグを備えた日本国内専用モデルです。
Anker Nano薄型
Anker Nano Charging Stationは、約100×93×19mmの薄型ボディにAC差込口2口とUSB-C2口、USB-A2口を備えます。ケーブル込みで約298gです。最軽量ではありませんが、USB充電する機器が多い出張なら、接続先を1台にまとめやすい構成ですね。
最大6台を同時に接続でき、USB全体の出力は最大65W。USB-Cは1口だけなら各最大67Wですが、2口同時では20Wと45Wに分配されます。PCをC2側につなぐと最大45Wなので、必要な電力に合わせてポートを使い分けましょう。
USB-C2口とUSB-A2口を使う場合は、20W、30W、15Wの配分です。USB-Aの2口は15Wを共有します。PCやスマートフォン、イヤホン、時計などをまとめて充電できますが、すべての機器に高出力を同時に届けられるわけではありません。
厚さは19mmで、書類やPCケースと一緒にしまいやすい形です。出張用ポーチの中で充電器がいくつにも分かれている人や、机上の配線を少なくしたい人にはAnker Nanoが合います。
Anker収納コード型
Anker 615 USB Power Stripは、約119×59×47mm、約300g。本体に0.9mのコードを収納できます。コードを伸ばして本体を机やベッド脇に置けるので、コンセント周辺に置き場所がないときにも使いやすいタイプです。
AC差込口は2口、USBはType-C2口とType-A1口で、最大5台まで接続可能。USB-C単独の最大出力は65Wで、USB全体の合計も最大65Wです。C口を2つ使うと45Wと18Wに分かれます。
USB-C2口とUSB-Aを同時に使う場合は30W、20W、12Wの配分です。PCをC側で充電しながらスマートフォンやイヤホンもつなげます。ただし複数台を接続すると、PC側の出力は単独使用時より下がります。
ACの定格容量は合計1000Wです。合計1400Wまで対応する機種より余裕が小さいため、AC接続する機器が複数ある場合は消費電力の合計を確認してください。コードを本体に収められ、持ち運び時に絡みにくいのも利点です。
サンワ直挿し型
サンワサプライのTAP-MC2A1AC3BKは、約48×89×26mm、約95gのプラグ収納式です。今回の6機種では最も軽く、スイングプラグと絶縁キャップも付属します。充電器やケーブルを多く持ち歩く人も、荷物を増やさずに済みます。
AC口は3口で、合計1400Wまで対応。USB-Cが2口、USB-Aが1口あり、USB-C1は単独使用時に最大33Wです。スマートフォンやタブレットをUSBで充電しながら、PC用アダプターをAC口につなぐ人におすすめです。
USB-C1と別のUSB口を同時に使うと、USB出力は合計15W相当になります。PCをUSB-Cで充電しながらスマートフォンも急速充電するには力不足になりやすく、軽さとAC3口を重視する人向けです。
参考価格は4,180円(税込)の公式希望小売価格です。実売価格は時期や販売店によって変わります。過電流・過熱・過電圧保護と自動識別ICを搭載した国内専用モデルなので、海外出張用には選ばないでください。
サンワ巻き取り型
サンワサプライの700-TAP081BKは、約56×120×24mm、約135g。約0.2mのコードを本体に巻き取って収納でき、プラグも収まります。コンセントから本体を少し離して置きたい場面で便利です。
AC口は正面と裏面に計3口あり、合計1400Wまで使えます。USB-C1口とUSB-A2口も搭載し、USB-Cは単独で最大33W。PPSにも対応しています。スマートフォンとUSB-Aの小物をまとめてつなぎたい人に合う構成です。
USBを複数使う場合、出力は合計最大15W。PCをUSB-Cで充電しながら別のUSB機器にも給電すると、出力に余裕がなくなります。PCはACアダプターから充電する使い方が現実的でしょう。
約0.2mのコードがあるため、直挿し型では本体が隣のコンセントや家具に当たりそうな場面でも位置を調整できます。1.5mの距離は必要ないけれど、壁面から本体を少し離したいときに役立ちます。
サンワ1.5m型
サンワサプライの700-TAP092BKは、幅60×奥行137×高さ18mm、約249gの薄型延長コード型です。コードは1.5mで、プラグはL型、厚さは約10mm。コンセントが机から離れたホテルや会議室でも、本体を手元に置きやすいモデルです。
AC口は2口、USB-Cは2口、USB-Aは1口。USB-C単独なら最大65Wで、USB全体の最大出力も65Wです。PCとスマートフォンをUSB-Cで同時に充電すると45Wと18Wに分かれ、PCへの給電は単独時より低くなります。
USB-C1とUSB-Aを同時に使う場合も45Wと18W。C1・C2・Aの3口を使うと45Wと12Wに分配されます。PCをC1につないだ場合は最大45Wなので、PCの機種や作業内容に対して十分か確認してください。
ACの合計容量は1250Wまでです。ホコリ防止シャッターや雷ガード、スマートICを備え、ケーブルタイでコードをまとめられます。ACとUSBを薄型の本体に集めたい人におすすめです。
結論
荷物を軽くしてAC機器を複数つなぐなら、約95gでAC3口のサンワサプライ直挿し型が有力です。USB-Cは単独で最大33W、同時利用時は15Wまで。PCはACアダプターから充電する使い方が合います。
PCをUSB-Cで充電しながら周辺機器もつなぐなら、65W級のAnker 615かサンワサプライの1.5m型がおすすめです。前者は0.9mコードを収納でき、後者は1.5mの長さが持ち味。コンセントまでの距離に合わせて選べます。
USB充電する機器が多く、AC口も必要なら、USB-CとUSB-Aを合わせて4口備えるAnker Nanoが便利です。PCをつなぐポートによって最大45Wになることがあるため、必要な出力を満たすか確認しましょう。
選ぶときは、持ち歩く重さ、コンセントから机までの距離、PCに必要なW数を見比べてください。国内出張でPCと小物を無理なく充電するなら、同時接続時の出力まで使い方に合うタップを選びたいですね。
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