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開発用ノートPC向けのUSB-C充電器を探すと、PD3.1対応で140W、GaN搭載の3ポート機が目に入ります。けれど140Wは単ポートの最大出力です。スマホもつなぐと、充電器全体の出力を複数の機器で分け合います。
外出先でPCとスマホをまとめたい人もいれば、デスクで高出力のPCを充電したい人もいます。USB-Cを3口そろえた機種やUSB-A併設型、巻き取り式ケーブル内蔵型もあります。端子と同時接続時の配分を確認すると、用途に合う製品が絞れます。
PD3.1の役割
USB PD 3.1は、充電器と機器が対応する電圧や電流をやり取りして給電量を決める規格です。140Wの充電器でも、PC側がその出力を求めなければ上限では充電されません。
140W級が役立つのは、USB-Cから高出力で充電する開発用ノートPCやモバイルワークステーションです。PCの上限が65Wや100Wなら、充電器の出力を使い切ることはありません。PC側の充電仕様は先に確認しておきたいですね。
140Wは28V×5Aです。この給電には対応するPCと充電器に加え、5A対応のEPRケーブルが必要になります。100Wを超える出力では、ケーブルの対応も速度を左右します。
複数機器をつなぐと、合計出力を各ポートで分けます。3ポート機でも各口から140Wずつ出るわけではありません。単独時の上限と同時使用時の配分は、分けて確認しましょう。
4機種の早見表
4機種ともGaN搭載です。USB-Cを3口備えたモデル、USB-A併設型、巻き取り式ケーブル内蔵型が並びます。付属ケーブルも製品ごとに異なります。
| 製品 | ポート・出力の要点 | ケーブル |
|---|---|---|
CIO NovaPort TRIO II 140W | USB-C×3、単独最大140W、3台時最大127W | 付属なし |
| Princeton UniTAP PD140W | USB-C×3、3台時20W+60W+60W | 240W対応Cケーブル付属 |
| UGREEN Nexode 140W | USB-C×2、USB-A×1、PC2台へ各65W給電に対応 | 240W対応Cケーブル付属 |
| UGREEN Nexode Pro 160W | 内蔵Cケーブル+C×2+A×1、合計最大160W | 約70cmの内蔵ケーブル |
CIOの公式希望小売価格は12,980円(税込)、Princetonは10,800円(税込)です。実売価格は販売店や時期で変わるため、これらは予算の目安として見てください。
USB-Cで端子をそろえるならCIOかPrincetonが候補です。USB-A接続の周辺機器も使う人にはUGREENの2機種が合います。ケーブル込みの総額も見ておくと、予算を比べやすいですよ。
NovaPortの特徴
CIOのNovaPort TRIO IIは、USB-Cを3口備えています。PCとスマホ、タブレットの充電端子をUSB-Cでそろえている人には使いやすい構成です。
PCを1台接続すると単ポート最大140Wです。2台同時なら100W+30Wか67W+67W。高出力PCにスマホを足す場面では前者、同じくらいの給電量が必要な2台には後者が合います。
3台接続時は67W+30W+30Wか45W+45W+30Wとなり、合計最大127Wです。PCとスマホ2台なら前者、PC2台と小型機器なら後者を組み合わせるとよいでしょう。3台でも合計140Wにはなりません。
本体は約65×58×32mm、重さは約235g。3台分の充電器を個別に持ち歩くより荷物をまとめやすいサイズ感です。EPR対応ケーブルは付属しないため、140W給電に使うケーブルは別途用意してください。
UniTAPの特徴
PrincetonのUniTAPはUSB-Cを3口備え、C1をスマホ、C2・C3をPCに割り当てやすい構成です。C1の単独出力は最大20W。C2とC3はそれぞれ単独最大140Wです。
C1とC2またはC3を同時に使うと、20W+120Wで給電します。PCへ120Wを割り当てながらスマホも充電できる配分です。C2とC3を使う場合は65Wずつ。USB-C充電対応PCを2台つなげます。
3台接続時は20W+60W+60W。C1にスマホ、C2とC3にPCをつなぐ構成が分かりやすいでしょう。60Wを超える給電が必要なPCでは余裕が小さくなるため、高負荷の作業中に充電するならPC側の必要電力を確認してください。
PD3.1対応の240W USB-Cケーブルが1本付属し、プラグは折りたたみ式です。ケーブルのデータ転送はUSB 2.0。本体サイズは約74×74×32mmで、重さは約300gです。
Princeton UniTAP PD140W
Amazonで探すNexode 140W
UGREENのNexode 140WはUSB-Cを2口、USB-Aを1口備えています。USB-C1の上限は140W、USB-C2は100Wです。USB-Aは最大22.5W。
USB-CからノートPC2台へ各65Wを同時に給電できます。開発用PCと検証用PCを一緒に充電する人には、必要な配分を想像しやすい仕様です。C1単独は最大140W、C2単独は最大100Wとなります。
USB-CとUSB-Aの端子を持つ機器が混在する環境に合います。ただしUSB-Aの出力は最大22.5W。PCを高出力で充電し、USB-A側に周辺機器をつなぐと端子の役割を分けられます。
240W対応のUSB-Cケーブルが1本付属します。プラグは折りたたみ式で、入力は100~240V、50Hzまたは60Hzに対応。ケーブルを別にそろえる手間を減らせます。
UGREEN Nexode 140W
Amazonで探す巻き取り式160W
UGREENのNexode Pro 160Wには、巻き取り式USB-Cケーブル1本とUSB-Cポート2口、USB-Aポート1口があります。内蔵ケーブルは最大約70cmで、最大4台を同時に充電できます。
合計最大出力は160W、1ポートの最大出力は140Wです。160Wは全ポートの合計。1台のPCに160Wが出るわけではなく、機器を複数つなぐと状況に応じて自動配分されます。
ディスプレイで各ポートのプロトコルや出力を確認できます。複数台を接続したときも、どのポートに何W出ているか数字で追えるのが利点です。
本体サイズは約73×36×82mm、重さは約465g。内蔵ケーブルで荷物をまとめられる一方、本体の軽さを優先する人は重さに注意してください。複数機器の充電と表示機能を重視する人には、Nexode Pro 160Wをおすすめします。
UGREEN Nexode Pro 160W
Amazonで探す結論
開発用ノートPC1台を高出力で充電し、スマホなどもUSB-CでまとめたいならCIO NovaPort TRIO IIをおすすめします。3台接続時の配分は合計最大127Wです。付属ケーブルがないため、EPR対応品を用意してください。
ケーブル付きのUSB-C×3機種を選ぶなら、Princeton UniTAPがおすすめです。C1からスマホへ20W、C2かC3からPCへ最大120Wを割り当てられます。
USB-A機器も使う人にはUGREEN Nexode 140Wが合います。ノートPC2台をUSB-Cから各65Wで同時に充電できます。
内蔵ケーブルと4系統表示を重視するならUGREEN Nexode Pro 160Wがおすすめです。合計160W、単ポートは最大140Wで本体約465g。PCの必要電力と同時接続台数を見てください。端子や持ち歩くケーブルの量も踏まえて選べば、140Wを毎日の使いやすさにつなげられます。
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