開発PC用 2系統 RJ45 LAN切替器おすすめ4選|1GbE・10GbE対応モデルを紹介

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開発PCで社内LANと検証用ネットワークを行き来するなら、2系統RJ45 LAN切替器があると便利です。ケーブルを抜き差しせずに接続先を変えられます。共有のビルド機や試験用PCでも、配線をまとめやすくなるのが利点です。

ただし、2回線を同時に使うハブではありません。PCにつながるのは選んだ片方だけです。切替後に通信の再接続が必要になることも踏まえ、4機種の特徴を見ていきましょう。

4機種の早見表

製品対応速度切替方式主な特徴
サンワサプライ SW-LAN21サンワサプライ SW-LAN2110BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-Tで動作確認手動8極8芯を物理切替
Delock 8767310、100、1000Mbpsと2.5、5、10Gbps手動PoE対応、外部電源不要
Black Box SW1030ABlack Box SW1030A10BASE-T〜10GbE手動CAT6対応、電気的に絶縁
大電 DN4800E10、100、1000Mbps自動・半自動・固定・手動切替時間は1秒以下

4製品はいずれもRJ45端子を3つ備え、PCを共通側に接続して残る2系統のどちらかへ切り替えます。対応速度のほか、手動で切り替えるか、回線障害時の動作まで任せられるかも異なります。

SW-LAN21の参考価格は税込5,280円で、公式の希望小売価格です。実売価格は時期や販売店によって変わるため、購入時の表示を確認してください。

LAN切替器の役割

3端子のうち共通側にPCをつなぎ、残る2端子へ別々のLAN回線を接続します。スイッチを操作すれば、PCの接続先がA側からB側へ移る仕組みです。

たとえば、社内の開発ネットワークと機器検証用ネットワークを一台のPCで使い分ける場面に便利です。机の下でLANケーブルを抜き差しする手間も減らせますよ。

一方、PCとNASをつないで複数機器へLANを分配する用途には使えません。そうした場合はLANスイッチやハブが必要です。切替器は、2回線のどちらかを選んで接続する機器と考えましょう。

接続先によってIPアドレスや利用できるサーバーが異なる環境では、切替後のPC側のネットワーク設定も関係します。接続先を変えただけで、ログイン中の通信まで続くとは限りません。

サンワのSW-LAN21

SW-LAN21は手動スイッチで2回路を切り替えるシンプルなモデルです。RJ45メス端子を3つ備え、1台のPCを2回線から選ぶ接続と、1回線を2台の機器のどちらかへつなぐ接続に使えます。

LAN回線の8極8芯をすべて物理的に切り替え、選んでいない側にはLAN信号が接続されません。社内用と検証用をケーブルを抜き差しせずに使い分けたいとき、動作が分かりやすい構成ですね。

10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-Tで動作確認されていますが、速度保証はありません。切替器を挟んで速度が落ちる場合もあるため、高速通信が必要なら導入後に実測すると確かです。

本体は幅155×奥行98×高さ29.5mm、約160gです。1GbEまでの動作確認があり、手動切替を求める人にSW-LAN21をおすすめします。

サンワサプライ SW-LAN21

サンワサプライ SW-LAN21

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Delock 87673

Delock 87673は10、100、1000Mbpsのほか、2.5、5、10Gbpsに対応する手動切替器です。高速な開発PCやNASでネットワークを使い分けるなら、この製品がおすすめです。

操作部は機械式ボタン2つで、外部電源は不要です。樹脂製の筐体はボタンを除いて約幅112×奥行68×高さ29mm。ACアダプターの置き場所を増やさずに済みます。

PoEにも対応しています。10GbEやPoEを使う場合は、PC、接続先の機器、ケーブルもそれぞれの要件を満たす必要があります。切替器だけで全体の速度が決まるわけではありません。

Delock 87673

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Black Boxの10G機

Black Box SW1030Aは、PCをCOMMON端子につなぎ、AまたはBのネットワークをボタンで選ぶ2対1構成です。CAT6に対応し、10BASE-Tから10GbEまでのEthernet環境を対象にしています。

ネットワーク間を電気的に絶縁し、外部電源も不要です。接続先同士の電気的な分離を重視するなら、Black Box SW1030Aがおすすめです。

切替中はリンクがいったん切れ、選んだポートとの通信が新たに確立されます。手動切替でも通信を途切れさせずに移行する装置ではありません。リンク断を見込んで運用してください。

Black Box SW1030A

Black Box SW1030A

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大電 DN4800E

DN4800EはMain、Primary、Secondaryの3ポート構成で、対応速度は10、100、1000Mbpsです。3ポートは同じ速度で使います。1GbEまでの業務用ネットワークを切り替えるなら、DN4800Eがおすすめです。

手動のほか、自動、半自動、固定切替にも対応し、切替時間は1秒以下です。標準は0.5秒。回線障害時の動作も設定できるため、切替を自動化したい現場で使えます。

回線復旧後にMainへ自動で戻すか、戻さないかを選べます。DC3.3Vの専用ACアダプターが付属。本体は幅52×奥行74×高さ19.8mmで、ホルダーと磁石ケースを含めて110g以下です。付属品で固定できます。

大電 DN4800E

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切替器でできる分離

2系統のRJ45回線を切り替えると、選んでいない側の有線LANはPCから切り離されます。SW-LAN21はLANの全8芯を物理的に切り替え、Black Box SW1030Aはネットワーク間の電気的な絶縁に対応しています。

ただし、切替器が管理するのは接続したLANポートの経路です。PCのWi-Fiや別のネットワークアダプター、仮想環境の設定まで自動で無効にはなりません。接続制限が目的なら、PC全体の構成も確認しましょう。

ネットワークに認証やアクセス制御がある場合、回線を切り替えた後に認証が必要になることがあります。切替器にネットワークの権限を変える機能はありません。利用できるサーバーやサービスは、接続先の設定に従います。

PoEを使う機器では、給電元と接続先の組み合わせも確認しましょう。Delock 87673はPoE対応ですが、実際の給電には接続するPoE機器やケーブルなど、経路全体の条件が関わります。

切替時のリンク

手動スイッチを押すと、PCのネットワーク表示がいったん未接続になることがあります。リンクが戻るまでの時間は接続機器や設定にも左右され、切替器の操作時間だけでは決まりません。

既存のSSH接続やVPNセッションは、ネットワークを切り替えると切れる場合があります。認証やIPアドレスが変わると、再接続後に追加操作が必要になることもあります。

DN4800Eの標準0.5秒は機器の切替時間です。PCが新しい回線でIPアドレスを取得し、アプリケーションが通信を再開するまでの時間とは別です。障害対策として使うなら、実際の復旧動作も確かめてください。

10GbE対応機を選ぶ場合も、PC、相手側の機器、ケーブルが速度要件を満たす必要があります。リンク速度が想定どおりか、切替後に通信できるかを一度試せば、導入後の戸惑いを減らせます。

結論

1GbE環境で手動切替をシンプルに始めるなら、サンワサプライ SW-LAN21がおすすめです。全回路を物理的に切り替える仕様が特徴で、希望小売価格は税込5,280円。実売価格は時期や販売店によって変わります。

10GbEやPoEを使うならDelock 87673、10GbEと電気的な絶縁を重視するならBlack Box SW1030Aがおすすめです。回線障害時の自動切替や復旧後の動作を設定したい業務用途には、大電 DN4800Eを選んでください。

判断の軸は、使うLANの速度と、手動で切り替えるか機器に任せるかです。通信の瞬断や再認証も見込んで、開発PCの接続環境に合う一台を選びましょう。

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