AWS CloudFormation本おすすめ4選|YAML・Stack・IaC実務で役立つ書籍

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CloudFormationは、AWSのインフラをテンプレートに記述し、Stackとして作成・更新するサービスです。設定をコードに残せるので、手作業による違いを減らし、同じ構成を繰り返し用意できます。

AWS CloudFormationの本をおすすめ順で探しても、YAMLを学びたい人と変更管理やCI/CDまで知りたい人では、欲しい情報が違いますよね。扱う範囲や前提知識を見ておくと、読後すぐ試せる内容も変わってきます。

本主な対象価格の目安
詳解 AWS CloudFormation詳解 AWS CloudFormation日本語で仕様とYAMLを深掘り3,982円(税込)
Mastering AWS CloudFormation, Second EditionMastering AWS CloudFormation, Second Edition英語でStack運用やCI/CDまで学ぶ—
Mastering Infrastructure as Code with AWS CloudFormationMastering Infrastructure as Code with AWS CloudFormation英語で基礎から自動化まで広く学ぶ—
AWSエンジニア入門講座AWSエンジニア入門講座AWS全体の基礎と学習順序をつかむ2,838円(税込)

価格は定価を目安に記載しています。実売価格は時期や販売店によって変わるため、注文時に確認してください。英語の2冊は、扱うテーマと前提知識を軸に紹介します。

YAMLが担う役割

YAMLは、CloudFormationのテンプレートを読み書きする形式のひとつです。インフラの設計図を文章として残せるので、担当者が変わっても同じ構成を再現しやすくなります。変更履歴を追えるのも便利ですね。

テンプレートの中心となるResourcesには、EC2やS3など作成するAWSリソースを記述します。Parametersで環境ごとの値を受け取り、Conditionsで作成条件を分ければ、開発用と本番用の違いも整理できます。

Mappingsにリージョンごとの値をまとめ、OutputsからリソースのIDやARNを出力する構成もあります。たとえば環境名をParametersで受け取り、リソース名に反映すれば、環境ごとにテンプレートを複製せずに済む場合があります。

YAMLでは、!Refや!SubといったCloudFormation独自の短縮記法も登場します。一般的なYAMLの知識だけでは戸惑いやすい箇所です。テンプレート仕様と組み込み関数を順に学ぶと、記述の意図も読み取りやすくなります。

Stackの動きを読む

Stackはテンプレートから作成したリソース群をまとめて管理する単位です。テンプレートを更新すると、変更内容に応じてリソースが更新されたり、置き換わったりします。差分が小さく見えても、影響の確認は欠かせません。

変更セットを作成すると、適用前に追加・変更・削除されるリソースや、置き換えの有無を確認できます。本番環境の更新で頼れる機能ですね。ただし、実行時の障害やアプリケーションへの影響まで完全に予測するものではありません。

ドリフト検出は、テンプレートを通さずコンソールなどから変更されたリソースを見つける機能です。手動変更を放置すると、次の更新で想定外の差が広がることもあります。検出対象には対応範囲があるため、結果の読み方も押さえておきたいところです。

重要なデータを持つリソースは、Stack削除時の扱いをテンプレートで定められます。たとえばDeletionPolicyで保持を指定できますが、何でも保持すればよいわけではありません。更新時の置き換え方針も含め、運用ルールを決めておく必要があります。

詳解の日本語本

『詳解 AWS CloudFormation』は、潮村哲さん著、マイナビ出版の日本語書籍です。2024年6月発売で、736ページのB5変形判。CloudFormationを使った経験があり、仕様や便利な機能をさらに知りたい人におすすめです。

基本要素やテンプレート仕様に加え、コンソールとコマンドの操作、カスタマイズや関連ツールまで扱います。第7章ではJSONでYAMLフォーマットを理解できる構成で、YAMLの読み書きを学びたい人にも役立ちます。

CloudFormation単独のテーマを日本語で確かめられる点が強みです。マニュアルだけではつかみにくいテンプレート構造や機能を、まとまった流れで学び直せます。実務中に特定の設定を調べるリファレンスにも使いやすい一冊です。

定価の目安は税込3,982円。実売価格は時期や店によって変わります。CloudFormationをすでに使っていて、日本語で腰を据えて学びたい人には、この本がおすすめです。

詳解 AWS CloudFormation

詳解 AWS CloudFormation

マイナビ出版

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英語の実務書

『Mastering AWS CloudFormation: Build Resilient and Production-Ready Infrastructure in Amazon Web Services with CloudFormation, Second Edition』は第2版です。

Karen Tovmasyanさん著で、Packt刊。2023年11月10日発売の英語ペーパーバックで、全310ページです。

変更セットやドリフト検出に加え、検証やlint、エラー処理まで扱います。CI/CDやStackSets、複数アカウント・リージョンへの展開も取り上げ、マクロやネストされたStackにも触れます。デプロイ後の運用を学びたい人におすすめです。

前提となるのはAWSや一般的なIT、プログラミングとREST APIに加え、JSONとYAMLの基礎知識です。CloudFormationやAWSを学び始めたばかりだと難しい箇所があります。英語で読めて、基本用語を知っている人に合う本です。

Mastering AWS CloudFormation, Second Edition

Mastering AWS CloudFormation, Second Edition

Packt

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『Mastering Infrastructure as Code with AWS CloudFormation』は、Anchal Guptaさん著、BPB Publicationsの2025年版です。396ページの英語書籍で、テンプレートの基礎に続いてStackSetsや変更セット、継続的デリバリーを扱い、セキュリティやコンプライアンスの自動化も学べます。

ParametersやConditions、組み込み関数を解説し、マクロやTransformsに加えてネストされたStackにも触れます。初学者から上級者までを対象に、サンプルテンプレートでデプロイと運用を学ぶ構成です。

第2版は変更管理や大規模運用の項目を具体的に扱います。2025年版はテンプレートの基礎から自動化まで幅広く学べる本です。英語を読むのに時間がかかる人は、日本語の本を主教材にすると学びやすいでしょう。

Mastering Infrastructure as Code with AWS CloudFormation

Mastering Infrastructure as Code with AWS CloudFormation

BPB Publications

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AWS全体の入口

『AWSエンジニア入門講座 ――学習ロードマップで体系的に学ぶ』は、AWSを学び始めたエンジニア向けの日本語書籍です。2022年発売のA5判256ページで、CloudFormationだけでなくAWSの基礎を学ぶ順序もつかめます。

第17章でCloudFormationの概要や使い方、クロススタック参照を解説します。単独テーマ本ほど機能や仕様を深掘りする内容ではありませんが、AWS全体の中でCloudFormationが担う役割を知るにはちょうどよい分量でしょう。

付録にはA3サイズのAWS学習ロードマップがあります。AWSを学ぶ順序に迷っている人や、インフラの基礎と一緒にCloudFormationへ入門したい人におすすめです。仕様の詳細を調べるより、AWS学習の入口として活用できます。

定価の目安は税込2,838円で、実売価格は時期や店によって変わります。CloudFormationをすぐ業務で深く使うなら主教材は別に必要ですが、AWS自体が初めてなら全体像をつかむ本として選びやすいでしょう。

AWSエンジニア入門講座

AWSエンジニア入門講座

技術評論社

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結論

YAMLの仕様やCloudFormation独自の機能を日本語で学ぶなら、『詳解 AWS CloudFormation』がおすすめです。基本からコマンド操作、カスタマイズ、ツールまで扱う736ページの本で、実務中の調査にも活用できます。

英語で変更セットやドリフト検出、CI/CD、StackSetsまで学ぶならPacktの第2版が実務向きです。テンプレートの基礎からセキュリティ自動化まで学びたい人には2025年版をおすすめします。

AWS学習を始めたばかりなら、『AWSエンジニア入門講座 ――学習ロードマップで体系的に学ぶ』で全体像をつかめます。手元のテンプレートでParametersやOutputs、更新時の差分を確かめると、知識が定着しやすくなります。Stackの変更を安全に説明できるところまで学べる本を選びましょう。

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