自律移動AIに使うRTK GNSS製品を選ぶとき、どの受信機やモジュールが用途に合うか迷いますよね。
Wi-FiでNtripの送受信を行える受信機や、設定・監視用のソフトウェアが付属するモジュールを選べます。
今回は、接続方法や電源条件を確認しながら選べる3商品を紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 対応周波数 | 電源電圧 | 通信インターフェース | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
Drogger DG-PRO1RWS RWSパッケージ | 2周波 | DC 4.5~7.2V | Wi-Fi | 79,981円(2026-10-28時点) |
| Unicore Communications UM980 | マルチ周波数 | DC 3.0~3.6V | UART(LVTTL)×3 | — |
| Septentrio mosaic-X5 | マルチバンド | DC 3.135~3.465V | USB 2.0 High Speed×1 | — |
Drogger DG-PRO1RWS RWSパッケージ
基準局と移動局の間で通信できるRTK受信機を探している人には、Drogger DG-PRO1RWS RWSパッケージがおすすめです。u-blox ZED-F9Pを搭載した2周波受信機で、Wi-Fiを内蔵し、単体でNtripサーバー・クライアントを実行できます。基準局と移動局の間のP2P通信にも対応します。
パッケージには2周波アクティブアンテナとUSB Type-A電源ケーブルが含まれます。Android用アプリ「Drogger-GPS」は無償提供され、仕様表上の対応OSはAndroid 6.0以上です。Windowsのu-centerやRTKLIBでも使用でき、受信機の電源電圧はDC 4.5~7.2Vです。

Unicore Communications UM980
自律ロボット向けに、複数の衛星信号を追跡できるRTKモジュールを探している人には、Unicore Communications UM980がおすすめです。マルチ周波数のRTKエンジンを搭載し、GPSやみちびき(QZSS)を含む複数の衛星システムの信号を同時に追跡できます。妨害波対策技術のJamShieldも内蔵しています。
組み込みにあたっては、LVTTLのUARTを3ポート備え、電源電圧はリップル電圧を含めてDC 3.0~3.6Vです。アンテナへの給電はモジュール外部から行う方式に対応しています。
Septentrio mosaic-X5
自律システム向けに、受信機の設定やデータ分析も行えるRTKモジュールを探している人には、Septentrio mosaic-X5がおすすめです。マルチバンド・マルチコンステレーションに対応する表面実装型の受信機で、干渉対策技術AIM+ Premiumを搭載しています。付属のRxToolsでは、受信機の設定・監視やデータの記録・分析ができます。
組み込み時の電源条件は、VDD_3V3が最小3.135V、標準3.3V、最大3.465Vです。ANT_1パッドには外部直流電圧を印加できず、すべてのVDD_3V3ピンを相互に、すべてのGNDピンをグラウンドに接続する必要があります。
用途に合わせた選び方
- 単体でNtripサーバー・クライアントを使いたい人
- 自律ロボット向けに複数の衛星信号を追跡したい人
- 受信機の設定やデータ分析を行いたい人
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