AI工場データ連携用OPC UAゲートウェイおすすめ5選

工場設備と上位システムをつなぐOPC UAゲートウェイは、接続したい機器や通信方式のどれを基準に選べばよいか迷いますよね。

Modbus TCPをOPC UAサーバー経由でERPやMES、SCADAへつなぐ機種や、複数の産業プロトコルに対応する機種など、想定する接続構成に合わせて候補を確認できます。

今回は、通信方式やポートなどの情報を確認できる5商品をご紹介します。

おすすめ商品の早見表

商品名参考価格OPC UA機能その他の通信機能主な通信ポート取付方式
LM Gateway 101 IoT-LiteLM Gateway 101 IoT-Lite26,360円(2026-10-29時点)対応Modbus、BACnet、OPC XML-DA、IEC 104、MQTT、HTTP、SocketRS-485×1、10/100 Mbps Ethernet×1DINレールのカードスロット固定
LM Gateway 101 IoTLite WiFiLM Gateway 101 IoTLite WiFi35,422円(2026-10-29時点)対応Modbus RTU/TCP、BACnet、IEC 104、MQTTRS232/485、EthernetまたはWi-Fi接続—
InHand Networks InGateway IG502InHand Networks InGateway IG50272,527円(2026-10-29時点)OPC UA ClientModbus RTU/TCP、EtherNet/IP、ISO on TCPEthernet×2、RS232×1、RS485×1DINレールまたは壁面
Softing uaGate MB—サーバー(最大20,000ノード)Modbus TCP、MQTT Publisher(最大1,000トピック)独立したEthernetインターフェース×235 mm DINレール
IBH Link UA—Server/Client(ハードウェアバージョンによる)OPC HDA、MQTT Sparkplug-B4 Fast Ethernetまたは2 Gigabit Ethernet(ハードウェアリビジョンによる)トップハットレール

LM Gateway 101 IoT-Lite

ModbusやBACnet、OPC UAを使う設備のデータを上位システムへつなぎたい人には、LM Gateway 101 IoT-Liteがおすすめです。RS-485シリアルポートを1基、10/100 Mbps Ethernetポートを1基備え、Modbus、BACnet、OPC UAに対応しています。MQTT、HTTP、Socketのクライアントとして機能し、HTTPサーバーインターフェイスを介してリアルタイムデータや履歴データにアクセスできます。JavaScriptでロジック制御をカスタマイズできる点も、用途に合わせたデータ処理を考える際の特徴になっています。

LM Gateway 101 IoT-Lite
LM Gateway 101 IoT-Lite

LM Gateway 101 IoTLite WiFi

Modbus RTU/TCPやBACnet対応機器のデータを扱い、OPC UA連携やクラウドへのMQTT送信も考えている人には、LM Gateway 101 IoTLite WiFiがおすすめです。これらの通信方式に加え、アレンブラッドリーやシーメンスS7用のプロトコルドライバーも記載されています。データポイントは読み取り専用または読み書き可能に設定でき、クラウドへの送信には双方向TLS/SSL接続が使われます。本体は閉じたプライベートネットワーク内にあり、インターネットから直接到達できない仕様です。遠隔PLCのトラブルシューティングやプログラミングには、安全なトンネル機能を利用できます。

LM Gateway 101 IoTLite WiFi
LM Gateway 101 IoTLite WiFi

InHand Networks InGateway IG502

複数の産業用通信方式でデータを収集し、OPC UAクライアント機能も使いたい人には、InHand Networks InGateway IG502がおすすめです。Modbus RTU/TCP、EtherNet/IP、ISO on TCPなどに対応し、シリアルまたはEthernet経由で取得したデータをMQTTで監視プラットフォームへ送る用途も案内されています。

対象型番IG502-FQ33-IO-W-Gは北米向けLTE CAT1モデルで、LTE-FDD Band 2/4/5/12/13/25/26とWCDMA Band 2/4/5に対応しています。セルラー通信を使う場合は、この型番の地域と通信バンドが設置先に合うかどうかが選択条件になります。動作温度は-20~70°Cで、電源入力は+12~48VDCです。

InHand Networks InGateway IG502
InHand Networks InGateway IG502

Softing uaGate MB

Modbus TCPコントローラーのデータをOPC UA経由でERP、MES、SCADAへ連携したい人には、Softing uaGate MBがおすすめです。対応例にはSchneider Electric、Wago、Beckhoff、Phoenix ContactのModbus TCPコントローラーが挙げられており、読み書きにも対応しています。MQTT PublisherでPLCデータをプライベートまたはパブリックのIoTクラウドアプリケーションへ連携できます。OPC UAサーバーは最大20,000ノード、MQTT Publisherは最大1,000トピックに対応しています。

設置には18~32 VDCのSELV/PELV電源と35 mm DINレールが必要です。保護等級はIP20で、設置環境がこの条件に合うかも購入前の判断材料になります。

Softing uaGate MB

IBH Link UA

SIMATIC S5/S7、Mitsubishi、RockwellのコントローラーをMES・ERPなどへつなぎたい人には、IBH Link UAがおすすめです。OPC UAサーバー/クライアント機能を備えるかどうかは、ハードウェアバージョンによって異なります。対応例にはSiemensのSINUMERIKやLOGO!、MitsubishiのMELSECシリーズやロボット、RockwellのControlLogixなども挙げられています。

Ethernetポートは、ハードウェアリビジョンによって4つのFast Ethernetまたは2つのGigabit Ethernetとなります。トップハットレール取り付けと24V電源も、設置先の条件に関わる確認点になります。

用途に合うOPC UAゲートウェイを選ぶ

  • RS-485とEthernetでModbus・BACnet・OPC UA対応設備をつなぎたい人
  • クラウドへMQTT送信し、データポイントごとに読み書きを選びたい人
  • 北米向けLTE CAT1の対応バンドを使い、シリアルまたはEthernetの取得データをMQTTで監視したい人
  • Modbus TCPコントローラーをOPC UA経由でERP・MES・SCADAへ連携したい人
  • 対応するSiemens・Mitsubishi・RockwellコントローラーをMES・ERPへつなぎたい人

IBH Link UAのクラウド接続条件

クラウド側の接続方式やトピック構成も、IBH Link UAを選ぶ際の判断材料になります。Azure IoT Hubでは接続文字列を使い、1ハブあたりのトピックは1つです。AWS IoTでは証明書ベースの認証が条件となるため、利用予定のクラウドとデータ構成がこれらに合うかで選択が分かれます。

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