AIを使えば仕事が楽になるとか、副業ができるとか、最近そういう話をよく見かけます。
気になるけど「自分パソコン苦手だしな……」で止まってる人、けっこう多いんじゃないかと思います。私のまわりにもいます。
私はITフリーランスで普段からAIを仕事に使っていますが、正直なところパソコンのスキルとAIを仕事に活かせるかどうかはあまり関係ないです。ただ「パソコン苦手でも何でもできる」みたいな無責任なことを言うつもりもないので、実際にどんな仕事にどう使えるのか、どこが難しいのか、そのあたりを書いていきます。
AIって仕事のどんな場面で使えるの?
まず「AIを仕事に使う」って聞くとなんか大げさに聞こえるかもしれませんが、実際にやってることはけっこう地味です。
たとえばメールの文面を考えるのに時間がかかる人。ChatGPTに「取引先にお礼のメールを書きたい、丁寧めで」と伝えれば、それっぽい文章がすぐ出てきます。そのまま使ってもいいし、ちょっと直してもいい。ゼロから考えるより圧倒的に楽です。
会議のあとに議事録をまとめるのが面倒な人は、メモをざっと打ち込んで「これを議事録の形に整理して」と頼めばきれいにまとめてくれる。報告書や企画書の下書きも同じで、箇条書きで要点だけ渡せばAIが文章にしてくれます。
Excelの集計や整理もAIに聞けばやり方を教えてくれるし、関数が分からなくても「こういうことがしたい」と伝えればそのまま使える数式を出してくれたりする。Excelに詳しくなくてもAIが代わりに考えてくれるわけです。
どれもパソコンに詳しくなくてもできることばかりです。文字が打てれば使えます。
そもそも何のAIを使えばいいの?
「AIを使いたいけど、種類が多くてどれを選べばいいか分からない」という人も多いと思います。最初はシンプルに考えてOKで、まず触ってみるなら以下の3つが代表的です。
ChatGPT(OpenAI)は一番メジャーで情報も多く、困ったときに検索すればたいてい解決策が見つかります。無料でも十分使えます。
Claude(Anthropic)は文章を書く・まとめる作業が得意で、長い文章もスムーズに扱えます。
Gemini(Google)はGmailやGoogleドキュメントと連携しやすく、すでにGoogleのサービスを使っている人にはなじみやすいです。
どれが正解というわけではなく、「とりあえずChatGPTを無料で試してみる」が一番取り組みやすいスタート地点だと思います。
スマホでも使えるの?
「パソコンが苦手」という人の多くはスマホのほうが慣れていると思いますが、ChatGPTもClaudeもスマホアプリがあります。App StoreやGoogle Playで検索してインストールすれば、パソコンと同じように使えます。
文字を打つのが面倒なら音声入力も使えます。「これを議事録にまとめて」と話しかけるだけでもOK。パソコンが苦手な人ほどスマホで使ってみるほうが入りやすいかもしれません。
副業にも使えるって本当?
仕事を楽にするだけじゃなくて、AIを使って副業をしてる人も増えてます。
たとえばAIで画像を作ってSNSの投稿用に売ったり、ブログの記事をAIと一緒に書いてライティングの仕事を受けたり。動画を作るAIを使ってYouTubeのショート動画を量産してる人もいます。
絵が描けなくても画像は作れるし、動画の撮影や編集ができなくてもAIが形にしてくれる。今までは専門的なスキルがないとできなかったことが、AIへの聞き方次第でできるようになってきてるんですよね。
もちろん「AIがあれば誰でも簡単に稼げる」みたいな話ではないです。何を作って誰に届けるかを考える部分は自分でやらないといけないし、最初は試行錯誤もある。ただ「スキルがないから副業なんて無理」と思ってた人にとっては、AIがかなりハードルを下げてくれてるのは事実です。
パソコン苦手だと何が難しい?
じゃあパソコンが苦手な人にとって何が難しいのかというと、AIの操作自体はそこまで問題にならないです。文字を打って聞くだけなので。
難しいのはAIが出してきたものをどう使うかのほうです。
たとえばAIが作ってくれた文章をメールに貼り付ける、画像を保存してSNSに投稿する、Excelの数式をコピーしてシートに入れる。こういう「AIの外側」の作業でつまずく人はいます。
ただこれも慣れの問題で、コピーして貼り付けるとか、画像を保存するとか、やること自体はシンプルです。最初は戸惑うかもしれないけど、何回かやれば覚えます。
もうひとつはAIにうまく伝えられないという問題。「いい感じにして」みたいなざっくりした聞き方だとAIもざっくりした答えしか返せない。「誰に向けて」「どんな目的で」「どのくらいの長さで」みたいなことを伝えられると、返ってくる答えの質が全然変わります。
これはパソコンの問題じゃなくて、AIとのやりとりに慣れるかどうかの話です。パソコンに詳しい人でもここが苦手な人はたくさんいるので、パソコンスキルとは別物だと思ったほうがいいです。
使う前と使った後でどう変わる?
「どのくらい変わるのかイメージできない」という人のために、よくある変化の例を挙げてみます。
取引先へのお礼メールを書くのに以前は10〜15分かかっていた人が、ChatGPTを使うようになってから2〜3分で終わるようになった、という話はよく聞きます。毎日メールを何本も書く人なら、1日あたりの節約時間はかなりのものになります。
会議の後に自分でまとめていた議事録が、メモをコピーして貼り付けるだけで8割完成するようになった、という人もいます。残りの2割は確認と微調整なので、作業時間が大幅に減ります。
報告書や企画書の最初の一文が出てこなくて何十分も止まっていた人が、AIに下書きを作ってもらうことでスムーズに書き始められるようになった、というケースも多いです。
劇的に仕事が変わる、というよりは「細かい手間が少しずつ減っていく」感覚に近いです。それが積み重なると、1週間・1か月で見たときにかなりの差になります。
仕事でAIを使う前に確認したいこと
パソコンが苦手でも、AIを仕事の下書きや整理に使うことはできます。ただし、仕事で使う場合は「何を入力しないか」「どこを自分で確認するか」を先に決めておくと安心です。
| 確認項目 | まずやること | 避けたいこと |
|---|---|---|
| 会社の情報 | 社外秘、顧客名、個人情報を入れない | 資料やメールをそのまま貼る |
| 文章作成 | 下書き作成後に自分で読み直す | AIの文章をそのまま送る |
| 調べ物 | 公式サイトや社内資料で事実確認する | AIの回答だけで判断する |
| 保存と共有 | 作った文章をどこに保存したか決める | ファイル名や保存場所を毎回変える |
| 操作練習 | コピー、貼り付け、保存を先に練習する | 複数ツールを同時に覚える |
仕事で使う前に操作そのものが不安な場合は、先にパソコンが苦手な人でもAIを使える?最初の始め方で、AIに短い文章を入れて返答を見る練習から始めると進めやすくなります。
よくある質問
パソコンが苦手でも仕事でAIを使えますか?
使えます。最初から資料作成や分析まで広げず、メールの下書き、文章の言い換え、メモの整理など、短い作業から始めるのが現実的です。
会社の資料をAIに入れても大丈夫ですか?
社外秘、顧客名、個人情報、未公開情報は入れないでください。会社で利用ルールがある場合は、そのルールを先に確認します。迷う情報は入力しない方が安全です。
AIの回答はそのまま使っていいですか?
そのまま使うのは避けます。事実が違う場合や、言い回しが不自然な場合があります。下書きとして受け取り、数字、日付、固有名詞、社内ルールに合うかを自分で確認してください。
スマホだけで仕事に使えますか?
短い文章作成や確認ならスマホでも始められます。ただし、長い資料、表、ファイル管理が関わる作業はパソコンの方が進めやすいです。まずはスマホで慣れ、必要な場面だけパソコンを使う形でも問題ありません。
よくある不安に答えます
Q. 個人情報や会社の情報を入れても大丈夫?
仕事で使うときは、個人名・社名・取引先の詳細などをそのまま打ち込まないのが基本です。「A社に提案したい」ではなく「取引先に提案したい」のように置き換えて使えば問題ありません。会社によっては利用ルールがある場合もあるので、業務で使う前に確認しておくと安心です。
Q. 無料でも使える?
ChatGPTもClaudeも無料プランがあり、日常的な使い方なら無料の範囲で十分です。使用回数の上限はありますが、まず試してみる段階では気にしなくてOKです。有料プランは月額数百円〜数千円程度(サービスにより異なります)で、より高性能なモデルや回数制限なしで使えるようになります。
Q. 英語が分からなくても使える?
日本語で話しかければ日本語で答えてくれるので、英語は不要です。設定画面なども日本語表示で使えます。
Q. AIが出してきた答えをそのまま使っていいの?
一度確認する習慣をつけるのがおすすめです。AIは自信満々に間違えることがあります。特に数字や固有名詞、最新の情報は要チェックです。文章の場合は「雰囲気はいいけど少し直す」くらいの感覚で使うと自然な仕上がりになります。
独学で使えるようになる?
なれます。自分で調べて試して改善してを繰り返せるタイプの人なら、YouTubeやネットの情報だけでも十分やれると思います。
ただ「AIを仕事に使う」ってなると、ちょっと話が変わってきます。趣味で触るのと仕事で使うのとでは求められるレベルが違うし、何をどの順番で学べばいいかも変わってくる。
独学だと「ChatGPTで遊んでみた」で止まりやすいんですよね。仕事に使うレベルまで持っていくには、AIへの聞き方を磨くとか、複数のAIを使い分けるとか、実際の業務や副業にどうつなげるかまで考える必要がある。そこまで独学で辿り着ける人は正直少ないと思います。
だから自分で進められる人は独学でいいし、途中で止まってしまう人や仕事に使うところまで一気に持っていきたい人は、AI講座みたいな体系的に学べる場所を使うのもありだと思います。
ただし、パソコン操作やAIの使い方に不安がある段階では、講座を選ぶ前に自分が申し込む段階かを確認しておくほうが安全です。AIスクールをおすすめしない人では、目的・作業時間・成果物の準備が整っているかを先に切り分ける観点を整理しています。
無料相談で仕事や副業に使う学習計画を聞く場合は、AIスクールの無料相談は何社受けるべき?も先に確認してください。パソコン操作に不安がある人ほど、質問環境、初心者向けのサポート範囲、作れる成果物、料金総額、返金条件を同じ質問で比べると判断しやすくなります。
どんなAIスキルが身につくか、どんな人に向いているか気になった方はこちらも参考にしてください。
→ AIで副業を始めた人の学び方・スクールの選び方を見る
今日からできること3ステップ
「使ってみたいけど何から始めればいいか分からない」という人向けに、シンプルな流れをまとめます。
ステップ1:無料アカウントを作る
ChatGPT(chat.openai.com)にアクセスして、メールアドレスで登録するだけです。5分もあれば終わります。スマホアプリでも同じように登録できます。
ステップ2:仕事の「ちょっとした場面」で試してみる
いきなり大事な仕事に使おうとしなくていいです。「今日送るメールの文面を考えてもらう」「会議のメモを整理してもらう」くらいのことから始めるのが一番続きます。使いながら「こういう聞き方をすると良い返事が来る」という感覚が自然に身についてきます。
ステップ3:使える場面を少しずつ広げる
メールが慣れたら資料の下書き、資料が慣れたら企画のアイデア出し、のように使う場面を広げていきます。副業に使いたい人は、まず本業でAIに慣れてから副業に応用するほうが結果が出やすいです。
「もっと体系的に、仕事・副業に使えるレベルまで短期間で持っていきたい」という人は、スクールで学ぶのも選択肢のひとつです。無料で内容を確認できるので、合うかどうかだけ見てみてください。
→ どんなAIスキルが身につくか確認する
まとめ
パソコンが苦手でもAIを仕事に使うことはできます。メールの文面、資料の下書き、Excelの整理、画像や動画の作成。どれも文字が打てれば始められるものばかりです。
難しいのはパソコンの操作じゃなくて、AIにうまく伝える力と、出てきたものを実際の仕事につなげる部分。ここは慣れと経験で埋まるところなので、まずは普段の仕事のちょっとした場面でChatGPTを使ってみるのがいいと思います。
そのうえで「もっとちゃんと仕事に活かしたい」「副業にもつなげたい」と思ったら、まず中身を覗いてみるだけでもOKです。無料で確認できます。
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