生成AIの本4選|UIデザインのワイヤーフレーム・プロトタイプを学ぶ

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生成AIでUI画面の案を出すのは、ずいぶん手軽になりました。ただ、見栄えのする画像を作ることと、利用者の課題を確かめられる試作を作ることは別の作業です。ワイヤーフレームから検証まで、何をどの本で学べるか紹介します。

取り上げるのは、工程全体を扱う本、画像制作を中心にした本、Figmaで試作まで進める本です。扱う範囲がそれぞれ違うので、各書籍の特徴を確認していきましょう。

本の早見表

書籍主に扱う内容価格の目安
事例に学ぶ デザイナーのための生成AI活用入門事例に学ぶ デザイナーのための生成AI活用入門調査から検証までのデザイン工程2,699円(税込)
AIでゼロからデザインAIでゼロからデザイン画像生成とデザインへの組み込み2,310円(税込)
はじめてのAIデザインはじめてのAIデザインFireflyとAdobeツールを使った制作2,310円(税込)
Designing and Prototyping Interfaces with Figma: Build a modern UI/UX with auto layout, prototyping, and scalable components, Third EditionDesigning and Prototyping Interfaces with Figma: Build a modern UI/UX with auto layout, prototyping, and scalable components, Third EditionFigmaでの画面設計と試作—

4冊とも生成AIとデザインを扱いますが、中心となる工程は異なります。画面の骨組みや操作の流れを学ぶなら、画像生成に加えて調査や検証にも触れているかを確認すると、本の特徴をつかみやすいですね。

最初の3冊には税込の希望小売価格を載せています。書店や時期によって実売価格は変わるため、購入時には販売ページや店頭の表示もご確認ください。

Figmaの本は英語で、ワイヤーフレームからテスト、開発への引き渡しまでを扱います。画像制作が中心の本とは内容が異なり、設計や試作の工程を学ぶ本として位置づけられます。

AIとUI設計

生成AIは画面案や短い文言、画像の候補をまとめて用意するのが得意です。とはいえ、見た目の整った案が出ても、利用者の課題を解決できるとは限りません。最後に判断するのは人です。

ワイヤーフレームでは、色や装飾より先に情報の順番と画面の構造を整理します。生成画像を配置しても、ボタンの優先度や入力項目に過不足がないかまでは確かめられないんですよね。

プロトタイプは操作と画面遷移をつなぎ、利用者が次に何をするか確かめるための試作です。案を増やした後は、操作の流れが課題に合っているか見直しましょう。

画像制作の章と、ユーザーの行動や画面遷移を扱う章を区別すると、本の内容が頭に入りやすくなります。学びたい工程がどこか、そこを基準に内容を読み進めてください。

工程を広く見る

『事例に学ぶ デザイナーのための生成AI活用入門』は、川合俊輔、岡田祐介、インクルーシブデザインスタジオ CULUMUによる2024年刊の本です。全192ページ、判型はB5変。UI/UXを含むデザインの現場を扱います。

扱うのは画面案の作成に加え、ユーザー調査や課題分析、検証まで。企画の初期から完成後の評価まで、複数の段階で生成AIをどう活用するか学べます。工程全体を知りたい人におすすめです。

実例はUI/UXのほか、グラフィック、音楽制作、ゲームにも広がります。分野ごとの事例を読むことで、発想や検証の考え方を広げられるところがあります。

付録にはリソースとツールが掲載されています。希望小売価格は税込2,699円で、実売価格は時期や販売店によって変わります。制作工程全体を見渡したい人には、扱う範囲の広さが魅力ですね。

事例に学ぶ デザイナーのための生成AI活用入門

事例に学ぶ デザイナーのための生成AI活用入門

マイナビ出版

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生成画像の実践

『AIでゼロからデザイン』は川合卓也著、翔泳社刊の2025年の本です。208ページのA5判で、生成AIをデザインや広告に取り入れたい人と、デザイン未経験者を対象にしています。

ChatGPTとGemini、Adobe Fireflyを使い、画像生成やプロンプト設計を学びます。生成画像をデザインに組み込み、デザインツールで仕上げる工程まで扱う構成です。

バナーやサムネイル、Web用画像の作例に加えて、目的や業種別のプロンプト例も掲載されています。UI制作でサービスの雰囲気を伝えるビジュアル素材を考える際にも参考になるでしょう。

希望小売価格は税込2,310円。実売価格は販売店や時期によって変動します。画像制作の基礎やプロンプトの実例を学びたい人におすすめの一冊です。

AIでゼロからデザイン

AIでゼロからデザイン

翔泳社

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Adobeの制作工程

『はじめてのAIデザイン』はingectar-e著、SBクリエイティブ刊の2025年刊行書です。208ページのA5判。Adobeの生成AIをデザイン制作に取り入れたい人が対象です。

Photoshop、IllustratorとAdobe Fireflyを使います。画像生成や生成ベクターの作成に加え、画像合成とタイポグラフィまで扱う内容です。素材づくりから表現を整える工程まで学べます。

巻末にはPromptアイデア集があります。UI制作で画面に置くビジュアルの方向性を考えたり、素材を組み合わせてトーンを整えたりする際に参照できます。Adobe製品を普段使う人なら、知識をつなげやすいですね。

希望小売価格は税込2,310円で、実売価格は時期や販売店で変わります。画面の見た目や素材づくりを強化したい人におすすめです。

はじめてのAIデザイン

はじめてのAIデザイン

SBクリエイティブ

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Figmaの実践書

Packt刊の第3版は、Fabio Staiano著の2026年刊行書です。452ページの英語書籍で、FigmaとFigJamを使ったUI/UX制作を実践的に扱います。表の書名にあるとおり、自動レイアウトやプロトタイプ、拡張性のあるコンポーネントも題材です。

ムードボードやペルソナ、ユーザーフローを経て、モバイル向けワイヤーフレームと画面を設計します。さらにプロトタイプへ進む構成です。

テスト、共有、開発への引き渡しまで扱うのも特長です。実案件を想定したプロジェクトを通じて、試作の確認から開発者への情報共有まで学べます。

AIツールはデザイン工程を補助するものとして終盤の章に登場します。中心となる内容はFigmaでの設計とプロトタイピング。英語で読める人には、ワイヤーフレームから開発への引き渡しまで学べる実用的な一冊です。

Designing and Prototyping Interfaces with Figma: Build a modern UI/UX with auto layout, prototyping, and scalable components, Third Edition

Designing and Prototyping Interfaces with Figma: Build a modern UI/UX with auto layout, prototyping, and scalable components, Third Edition

Packt

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結論

UIデザインのワイヤーフレームからプロトタイプまで学びたいなら、英語に抵抗がなければFigmaの第3版を選んでください。企画、画面設計、試作、テスト、引き渡しまで一冊で追えます。

日本語で生成AIの活用工程を広く知りたい人には、『事例に学ぶ デザイナーのための生成AI活用入門』をおすすめします。画像制作ならChatGPTやGeminiも扱う『AIでゼロからデザイン』、Adobe中心なら『はじめてのAIデザイン』が具体的な候補です。

税込の希望小売価格を目安にしつつ、実売価格も購入時に確認しましょう。画面の骨組みや操作を学ぶのか、掲載する画像や表現を作るのか。学びたい内容が定まれば、必要な一冊を絞れます。

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