設備の温度異常を見守るセンサーは、画素数や設置距離など、どこを基準に選ぶか迷いますよね。
温度分布を捉える製品や、設定温度の逸脱をアラームで知らせる製品など、監視方法には違いがあります。
今回は、設備の熱監視に使える赤外線アレイセンサー4製品を早見表にまとめます。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 赤外線アレイ解像度 | 検知距離 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
Tickas AMG8833 8×8赤外線サーマルイメージャー | 8×8 | 最遠7m。人検知は7m以下(参考値) | 9,279円(2026-11-01時点) |
| 設備温度監視ユニット Thermal Watcher | 有効画素928画素 | 対象サイズによる。対象20×20mmの場合、距離100mm以内を推奨 | — |
| VisilantEye® | — | 温度監視~10m(目安。対象物の大きさ・材質・周囲環境との温度差により変化) | — |
| MI0802 小型赤外線カメラモジュール | 80×62 | — | — |
Tickas AMG8833 8×8赤外線サーマルイメージャー
設備の熱を赤外線アレイで捉え、アナログ出力を活用したい方には、TickasのAMG8833がおすすめです。8×8の赤外線センサーアレイを備え、最遠検出距離は7mとされています。人の検知に使う場合の距離は、7m以下が参考値とされています。

設備温度監視ユニット Thermal Watcher
制御盤などの電気設備や発熱する設備を、非接触で温度分布監視したい方にはThermal Watcherがおすすめです。コントローラで設定した閾値を超える温度を検知すると、DO出力でアラームが出て、市販の警報器や通知システムとも連携できます。有効距離は対象サイズによって異なり、20×20mmの対象では100mm以内が推奨されています。
VisilantEye®
ロボットや産業機器、モーターの温度異常を、設備に触れず面で監視したい方にはVisilantEyeがおすすめです。赤外線熱画像を解析し、設定温度範囲からの逸脱や平常時からの温度変化を捉えるモードがあります。検知時には表示パネルにアラートが表示されて本体LEDが点滅し、通知端子に積層型LED信号灯やPLCなどをつなぐと外部機器にも通知できます。
温度監視の検知距離は~10mが目安で、対象物の大きさや材質、周囲環境との温度差によって変わります。検知精度も、対象物の材質・大きさ・検知距離によって変動します。本体の使用環境は温度0~50℃、湿度20~80%(結露しないこと)で、防塵防滴・防爆仕様ではありません。また、消防法などの関連法令に基づく検知器・報知器ではありません。
MI0802 小型赤外線カメラモジュール
配電盤や製造ラインの異常温度を赤外線画像で捉え、機器に組み込んで監視したい方には、MI0802がおすすめです。LWIRアレイは80×62画素で、温度精度は±3.5℃とされています。組み込み時はSPIインターフェースと3.3V電源が条件で、MI0802は対応する集積回路MI48xxとの組み合わせが推奨されています。シーン温度の最適範囲は-40~150℃で、最大範囲は-40~400℃です。モジュール自体の動作温度範囲は-40~85℃です。
用途や組み込み条件から選ぶ
- アナログ出力で設備の熱を捉えたい人
- 制御盤などの温度分布を非接触で監視し、閾値超過を警報出力したい人
- ロボットやモーターの温度範囲逸脱や平常時からの変化を監視したい人
- SPI・3.3V電源を使う機器へ組み込む人
MI0802にはUSB評価キットも用意
MI0802を組み込み前に評価したい場合は、別項目のUSBサーマルカメラ評価キットが選択肢になります。USBインターフェースで80×62解像度の動画と静止画に対応するため、モジュール単体を組み込む購入判断とは分けて、評価キットを使う段階が必要かどうかで選べます。
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