差動伝送路のインピーダンス設計を学ぶとき、どの本を選べばよいか迷いますよね。
配線パターンの設計やTDR計測、基板材料の影響など、知りたい項目から本を選べます。
今回は、差動伝送に関する項目を収録した本を紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 差動伝送に関する収録項目 | ページ数 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
エリック・ボガティン 高速デジタル信号の伝送技術【原書3版】 | 差動ペアと差動インピーダンス | — | 22,000円(2026-10-28時点) |
高速デジタル信号伝送回路の設計と評価法 | 差動回路の配線パターン設計、差動線路の終端方法 | 204ページ | 3,190円(2026-10-28時点) |
アナログ・センスで正しい電子回路計測 | 差動伝送線路のモデル化、特性インピーダンスのTDR計測 | 456ページ | 3,960円(2026-10-28時点) |
高周波対応基板材料の開発動向と応用展開《普及版》 | 差動インピーダンス、信号伝送特性への基板材料の影響 | 296ページ | 6,930円(2026-10-28時点) |
エリック・ボガティン 高速デジタル信号の伝送技術【原書3版】
差動インピーダンスを伝送線路の基礎から学びたい人には、この本がおすすめです。第7章で伝送線路の物理的基礎を扱い、第11章には差動ペアと差動インピーダンスを収録しています。伝送線路の反射やクロストークも章を設けているので、関連する現象をあわせて読み進められます。
付録には章末理解度テストの問題と解答があり、読んだ内容を確認できます。Eric Bogatinによる2018年の原書3版を翻訳した書籍で、須藤俊夫が監訳を担当しています。

高速デジタル信号伝送回路の設計と評価法
差動回路の配線設計や終端方法を学びたい人には、この本がおすすめです。差動回路の配線パターン設計に加え、差動インピーダンスと差動線路の終端方法を扱っています。特性インピーダンスや信号の反射・透過の項目もあり、伝送回路の設計に関連する内容を読み進められます。
大学の学部3・4年生を対象に、半年程度の講義を想定した本です。各章・各節には具体的な数値を例にした設問も用意されています。

アナログ・センスで正しい電子回路計測
差動伝送線路のインピーダンスを計測の視点から学びたい人には、この本がおすすめです。差動伝送線路のモデル化を扱い、特性インピーダンスをTDR計測で確認する項目や、差動インピーダンスを求める方法も収録しています。
波形計測の理論と実際のテクニックを実験を交えて基礎から解説し、オシロスコープでのプロービングを中心に紹介しています。アナログ・ディジタル両方の電子回路の計測に関心がある人も読み進められる内容です。

高周波対応基板材料の開発動向と応用展開《普及版》
差動伝送路の設計を基板材料とあわせて考えたい人には、この本がおすすめです。高速・高周波基板の設計技術を扱う章には、信号配線の特性インピーダンス制御や差動伝送線路の差動インピーダンスの項目があります。
差動線路の信号伝送特性に基板材料が与える影響も取り上げています。高周波帯域におけるFR-4基板の誘電体損・伝送損失を扱う章もあり、基板材料に関する内容をあわせて読みたい場合に選べます。

目的に合わせた選び方
- 伝送線路の物理的基礎から学びたい人
- 差動回路の配線設計や終端方法を学びたい人
- TDRによるインピーダンス測定を学びたい人
- 基板材料が差動線路の信号伝送特性に与える影響を知りたい人
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