飼育環境で使う硫化水素センサーは、持ち運んで測るか、場所に設置するか迷いますよね。
音・光・振動で知らせる機種もあり、測り方に加えて警報の受け取り方も選ぶ手がかりになります。
今回は、携帯型から設置型まで、用途や測定レンジの異なる4製品をご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 用途・測定場所 | 採気方式 | 使用形態 | H₂S濃度レンジ | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|---|
BOSEAN K-100A 硫化水素検知器 | 周囲のH₂S濃度監視 | — | ポータブル | 測定範囲:0~100 ppm | 10,999円(2026-11-01時点、変動あり) |
| ATI Q45S ウェット硫化水素ガス検知器 | 湿潤条件下のスクラバー入口・出口 | — | 設置型 | 表示レンジ(設定式):0~2.000 / 0~20.00 / 0~200.0 ppm | — |
| 光明理化学 TPA-5200P ポケッタブルH2Sモニタ | 硫化水素濃度の個人モニター | 拡散式 | 携帯形 | 測定範囲:0.0~50.0 ppm | — |
| 新コスモス電機 XPS-7Ⅱ 硫化水素仕様 | 半導体工場での半導体材料ガス漏洩検知 | 自動吸引式 | 携帯型 | フルスケール:50 ppm(硫化水素用センサ) | — |
BOSEAN K-100A 硫化水素検知器
周囲の硫化水素濃度を携帯して確認したい人には、BOSEAN K-100Aがおすすめです。H₂Sの測定範囲は0~100 ppmで、警報は音・光・振動の3種類に対応しています。充電式リチウム電池を搭載し、メーカー記載の連続動作時間は10時間超、ガス検知時は7時間以上です。測定レンジと分解能は選択するSKUによるため、購入時はK-100AのH₂S仕様を選ぶことが条件になります。

ATI Q45S ウェット硫化水素ガス検知器
湿ったガス中の硫化水素をスクラバーの入口・出口で監視したい人には、ATI Q45Sがおすすめです。専用のウェットH₂Sセンサーを備え、入口では最大200 ppmに達する濃度、出口では理想的には0.5 ppm未満の濃度を測定する用途が示されています。
設置方法に応じて、ダクト挿入用またはフローセル用のセンサー構成が用意されています。センサー表面の水滴を取り除くエアパージシステムはオプションで、エアポンプ付き構成は電池オプションと併用できません。
光明理化学 TPA-5200P ポケッタブルH2Sモニタ
作業者が硫化水素濃度を携帯して確認したい人には、光明理化学のTPA-5200Pがおすすめです。火山ガス、下水道、清掃工場などで発生する硫化水素の個人モニターとして使う製品で、採気方式は拡散式です。
センサーが下向きのため、埃や雨水が付きにくい構造です。警報はLEDランプ・LCD表示・ブザー・振動で知らせます。使用条件は-10~40℃、湿度30~85%RHで結露しない環境です。
新コスモス電機 XPS-7Ⅱ 硫化水素仕様
半導体工場で硫化水素の漏洩を確認したい人には、新コスモス電機のXPS-7Ⅱ・硫化水素仕様がおすすめです。半導体材料ガスの漏洩検知向けで、硫化水素用センサのフルスケールは50 ppm、警報設定値は1段目5 ppm・2段目10 ppmです。自動吸引式でガスを採取します。
この商品は本体と硫化水素センサのセットです。指定対象ガス以外で使用すると事故の原因となるおそれがあるため、硫化水素用センサを含む仕様を選ぶことが条件になります。センサユニットは6か月ごとの交換とされています。
使う場所や測り方に合わせて選ぶ
- 周囲の硫化水素濃度を携帯して確認したい人
- 作業者が硫化水素濃度を個人モニターで確認したい人
- 湿った硫化水素ガスをスクラバーの入口・出口で監視したい人
- 半導体工場で半導体材料ガスの漏洩を検知し、硫化水素用センサを使う場合
TPA-5200Pはオプションで遠隔測定にも対応
測定場所から離れた位置で数値を確認したい場合は、光明理化学 TPA-5200Pでオプションの延長ケーブルとアダプタを使った遠隔測定が可能です。TPA用の5mセンサーコードもオプションとして記載されているため、測定場所までの距離に合わせて付属品の要否を判断できます。
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