二次元赤外分光の本は、理論と材料別の解析例のどちらを重視するかで迷いますよね。
目次に試料や手法が記されていると、知りたい分析対象やテーマが含まれるかを購入前に確認しやすくなります。
今回は、二次元赤外分光や相関分光を扱う3冊をご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 二次元赤外分光の掲載内容 | 具体的な試料・対象 | 出版社記載の適用範囲 | 判型 |
|---|---|---|---|---|
先端材料開発における振動分光分析法の応用 | 高分子材料の存在状態を2D-IRで扱う。 | 1軸延伸PET・ポリイミド、ポリマーブレンド | 先端材料開発向けの赤外・ラマン・近赤外・テラヘルツ分光の分析とイメージング応用。ナノ材料・ナノエレクトロニクス・ナノバイオテクノロジーの実用化研究。 | B5判 |
| 相関分光法 | 二次元赤外分光の節があり、二次元相関の離散計算・スペクトル読解も収録。 | — | 異なる測定手法で用いられる相関分光の考え方。 | A5 |
| Two-Dimensional Correlation Spectroscopy | 動的2D IR二色性スペクトルを掲載。 | ポリマー、水素結合したN-メチルアセトアミド | 著者らの研究は、大きな分子(ポリマーなど)の分析に特に有用。こうした分子は通常の分光法では解析できないことが多い。 | — |
先端材料開発における振動分光分析法の応用
高分子材料の二次元赤外分光を解析事例とともに学びたい人には、『先端材料開発における振動分光分析法の応用』がおすすめです。2D-IRで高分子材料の存在状態を解明する項目に加えて、1軸延伸PETとポリイミドの逐次解析も載っています。ポリマーブレンドを二次元相関分光法で研究する内容も載っています。

先端材料開発における振動分光分析法の応用
相関分光法
二次元赤外分光法を、測定の考え方からスペクトルの読み方まで学びたい人には、『相関分光法』がおすすめです。二次元赤外分光法の節のほか、測定原理や装置構成、測定・データ解析の具体例も紹介しています。二次元相関スペクトルの読み方のほか、ヒルベルト変換を用いる項目もあります。
相関分光法
Two-Dimensional Correlation Spectroscopy
IRを含む複数の分光法における二次元相関と、その計算・データ前処理まで学びたい人には、『Two-Dimensional Correlation Spectroscopy』がおすすめです。IR、ラマン、UV、可視を対象に、二次元相関スペクトルの実用計算やデータ前処理も扱っています。ポリマーの動的2D IR二色性スペクトルも扱っていて、大きな分子(ポリマーなど)は通常の分光法では解析できないことが多く、著者らの研究はそうした分子の解析に特に役立ちます。
Two-Dimensional Correlation Spectroscopy
学びたい内容から選ぶ
- ポリマーの2D-IR解析を学びたい人
- 二次元赤外分光法の測定原理や装置構成、測定・データ解析の具体例を学びたい人
- IR・ラマン・UV・可視の二次元相関や、実用計算・データ前処理も扱いたい人
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