非支配株主持分を含む連結会計の本を選ぶときは、入門向けか実務向けか、どの範囲まで学べるか迷いますよね。
図表や設例、章末問題を使って理解を進められる本もあるので、学習範囲と学び方を早見表で確認できるようにしました。
今回は、連結会計の基礎から実務論点まで扱う6冊を案内します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 参考価格(2026-10-14時点) | 対象 | 学習範囲 | 学習形式 | 演習 | 制度・基準対応 |
|---|---|---|---|---|---|---|
初めて学ぶ連結会計の基礎 (第2版) | 1,980円(2026-10-14時点のAmazon価格。時期で変わる) | 連結会計の入門向け | 資本連結・投資と資本の消去 | 多数の図表・簡単な設例 | 連結精算書を作成する問題 | 初版刊行後の会計基準等の改正に対応 |
やさしく学べる連結会計〔三訂版〕 | 1,980円(2026-10-14時点のAmazon価格。時期で変わる) | — | 連結会計の考え方(基礎編)・連結仕訳(実践編) | 具体的な図解 | — | — |
エッセンシャル連結会計(第2版) | 2,750円(2026-10-14時点のAmazon価格。時期で変わる) | 大学の学部・アカウンティングスクールで学習するレベル | 仕訳・計算の背景にある考え方 | 体系的なテキスト | 章末Training(択一・計算・論述) | 最新会計基準等をフォロー |
図解&設例 連結会計の基本と実務がわかる本〈改訂版〉 | 4,730円(2026-10-14時点のAmazon価格。時期で変わる) | — | 連結会計の基本と実務 | 多くの図表や設例 | — | 新リース会計基準によるグループ内リース取引の連結処理など、制度改正をフォロー |
これならわかる連結会計〈IFRS・日本基準両対応版〉 | 4,420円(2026-10-14時点のAmazon価格。時期で変わる) | 日本基準による連結会計を学ぶ人/IFRSによる連結財務諸表の作成に携わる人 | 資本連結・成果連結・持分法・在外子会社等の連結 | — | 連結精算表の作成を扱う総合問題 | IFRS・日本基準両対応 |
連結財務諸表の会計実務〈第3版〉 | 9,350円(2026-10-14時点のAmazon価格。時期で変わる) | — | 連結決算・連結財務諸表作成の手順/実務上の論点 | 設例を多用 | — | グループ通算制度を適用する場合の取扱い/法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準の改正/中間財務諸表に関する会計基準等をフォロー |
初めて学ぶ連結会計の基礎 (第2版)
非支配株主持分の会計を学ぶために、まず連結会計の全体像と基本的な考え方を押さえたい人には、『初めて学ぶ連結会計の基礎 (第2版)』がおすすめです。連結会計の入門書として、理解するうえで最低限押さえておくべき論点を扱っています。多数の図表と簡単な設例を交えて解説しているので、図表や例題を使いながら基礎を整理できます。第2章では資本連結や投資と資本の消去を扱い、当期純損益の按分や配当金の振替も目次に載っています。さらに、連結精算書を作成する問題を含むため、問題を解きながら基礎を確認したい人にもおすすめです。
第2版では、初版刊行後の会計基準等の改正に対応しています。

やさしく学べる連結会計〔三訂版〕
連結会計の考え方をやさしく整理し、連結仕訳まで学びたい人には、『やさしく学べる連結会計〔三訂版〕』がおすすめです。基礎編では連結会計の考え方を中心に、実践編では連結仕訳を中心に扱っています。具体的な図解を用いて解説しているため、図で考え方を整理しながら学びたい人にもおすすめです。

エッセンシャル連結会計(第2版)
非支配株主持分の会計を、連結会計の全体像から整理したい人には、『エッセンシャル連結会計(第2版)』がおすすめです。連結会計を体系的に学ぶテキストで、仕訳・計算の背景にある基本的な考え方まで扱っています。
大学の学部やアカウンティングスクールで学習するレベルの内容なので、この点も購入前に確認しておきたい条件です。
投資と資本の相殺消去、支配獲得後の追加取得と一部売却を扱うので、持分変動に関わる論点を学びたい人にはおすすめです。
各章末のTrainingには択一式・計算・論述問題があり、解答は巻末に収録されています。公認会計士試験に合格するには、多くの問題演習が必要とされています。

図解&設例 連結会計の基本と実務がわかる本〈改訂版〉
連結会計の基本を図表や設例で理解しながら、実務に関わる論点まで学びたい人には、『図解&設例 連結会計の基本と実務がわかる本〈改訂版〉』がおすすめです。本書のコンセプトは「連結を目で理解する」で、多くの図表や設例を使って連結会計を本質的に理解できる内容です。
新リース会計基準によるグループ内リース取引の連結処理など、制度改正をフォローします。

これならわかる連結会計〈IFRS・日本基準両対応版〉
連結会計を基本から実務まで一通り整理したい人には、『これならわかる連結会計〈IFRS・日本基準両対応版〉』がおすすめです。日本基準による連結会計を学ぶ人や、IFRSによる連結財務諸表の作成に携わる人向けの内容です。資本連結、成果連結、持分法、在外子会社等の連結を扱い、連結会計の基本から全体像までを実務に沿って学べる内容です。
連結精算表の作成を扱う総合問題もあるため、作成問題に取り組みたい人にはおすすめです。

連結財務諸表の会計実務〈第3版〉
非支配株主持分の会計を、支配獲得時の資本連結を含む連結財務諸表の作成実務と結び付けて学びたい人には、『連結財務諸表の会計実務〈第3版〉』がおすすめです。連結決算の手順から実務上の論点まで扱うため、個別の論点だけでなく、連結財務諸表作成の全体の流れも確認したい人にはおすすめです。設例を多用し、子会社の範囲の決定や支配獲得時の資本連結、持分法などを扱っています。これらの連結処理を、設例を使って実務の流れとともに整理したい人にはおすすめです。
グループ通算制度を適用する場合の取扱いや、法人税・住民税・事業税等に関する会計基準の改正、中間財務諸表に関する会計基準等も扱います。制度改正や適用場面を含む連結実務の範囲まで整理したい人にはおすすめです。
「売り切れ」と表示され、CD-ROMは「無し」です。CD-ROMを使って学ぶ予定の人には、付属しない点が購入判断に関わります。

連結会計のおすすめ本の選び分け
- 連結会計を入門書として全体像と基本を押さえたい人
- 連結会計の考え方から連結仕訳まで学びたい人
- 仕訳・計算の背景まで体系的に学びたい人
- 図表や設例で連結会計の基本と実務を学びたい人
- 日本基準とIFRSの連結を実務に沿って学びたい人
- 連結決算の手順から実務論点まで設例で学びたい人
非支配株主持分の背景理論まで学べる本
非支配株主持分の仕訳を覚えるだけでなく、連結財務諸表をどの考え方で捉えるかまで理解したい人には、『エッセンシャル連結会計(第2版)』がおすすめです。
本書は、基本的な考え方を確認してから先の章へ進む構成で、経済的単一体説と親会社説に基づく会計処理の違いも扱います。仕訳・計算の背景を理論から整理したい場合は、この論点を購入条件に加えて選べます。
Amazon の PC をスコア化してみた
Amazonにある8〜14インチの小型WindowsタブレットやノートPCを、スペック別にスコア化して比較・ランキング。

