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Apache Pulsarの本を探すと、発行と購読(Pub Sub)の基礎から実務まで、どこまで学べるのか気になりますよね。ここでは実装や運用に結び付けやすい4冊を取り上げます。
Pulsarはアプリケーション同士をつなぐだけでなく、Functionsや外部データ基盤、Kubernetes運用にも関わります。
まず全体像
| 書名 | 出版・刊行 | ページ | 主なテーマ |
|---|---|---|---|
Apache Pulsar in Action | Manning・2021年10月 | 400 | Java、Functions、IoT分析、マイクロサービス |
Mastering Apache Pulsar: Cloud Native Event Streaming at Scale | O’Reilly・2021年12月 | 240 | 購読方式、保持、デプロイ、運用監視 |
Cloud-Native Microservices with Apache Pulsar: Build Distributed Messaging Microservices | Apress・2021年 | 205 | Javaクライアント、スキーマ、セキュリティ、Kubernetes |
| Apache Pulsar原理解析与应用实践 | 机械工业出版社・2023年5月 | 241 | 基礎、クラスタ運用、Functions、Flink連携 |
紙版を選べる書もあります。価格と在庫は販売先や時期によって変わるため、注文時点の表示を参考価格として確認してください。
Pulsarの基礎
Apache Pulsarは、プロデューサーがトピックへ送ったメッセージを、コンシューマーが購読して受け取る分散メッセージング基盤です。送り手と受け手を直接つながずに済むので、サービスを個別に変更しやすくなります。
同じトピックでも、購読の作り方次第で配信のされ方は変わります。一つの処理先で受ける形もあれば、複数の処理先で分担する形もあり、並列性やメッセージの順序に関わります。
確認応答やメッセージの保持期間、期限切れも運用で差が出やすいところ。処理に失敗した後の再配信や、一定期間後にデータをどう扱うかを設計しておけば、障害時の動きを予測しやすくなります。
ブローカーが送受信を仲介し、永続化にはApache BookKeeperが使われます。この役割分担を把握すれば、アプリケーションの遅延とストレージやクラスタの問題を別々に調べやすくなります。
In Action
David Kjerrumgaard著『Apache Pulsar in Action』は、Manning Publicationsから2021年10月に刊行された400ページの本です。Pulsar未経験者も含む、Java開発の経験を活かして実装したい読者に向けています。
中心テーマはPulsar Functionsを使ったマイクロサービスとメッセージング設計パターンで、用語の理解からアプリケーションの組み立てまで追えるのが持ち味です。
実例はIoT分析アプリケーションと、Functionsを使うマイクロサービスアプリケーションです。センサーのイベントを受け取り、加工して分析基盤へ渡す流れを読むと、Pulsarをどこに置くのか見えてきます。
外部データ基盤への出力や、Pulsar上のデータに対する対話型SQLも扱います。Javaで機能を作り、外部サービスと連携するところまで試したい開発者に、実装例を追いやすい一冊です。
Mastering
Jowanza Joseph著『Mastering Apache Pulsar: Cloud Native Event Streaming at Scale』は、O’Reilly Mediaから2021年12月に刊行されました。英語の240ページ本で、対象レベルは初級から中級です。アプリケーションと基盤運用の両方を学べます。
購読方式はExclusive、Shared、Key_Shared、Failoverを扱います。処理先を複数にして分担するのか、キー単位で順序を保つのか。方式の違いを押さえると、購読方式を設計する材料になります。
メッセージ保持、Pulsar IO、Functionsに加え、階層型ストレージ、デプロイ、メトリクスも取り上げます。データをどこまで残すか、稼働状態をどう見るかまで扱う本です。
地理レプリケーションも含まれるため、複数拠点にまたがる構成を検討する担当者にも参考になります。英語の技術書を読み慣れていて、機能と運用をまとめて学ぶなら、この本が堅実です。
Cloud Native
Rahul Sharma、Mohammad Atyab著『Cloud-Native Microservices with Apache Pulsar: Build Distributed Messaging Microservices』はApress刊です。2021年の英語書で全205ページ。クラウドアーキテクトやソフトウェア開発者を対象にしています。
Javaクライアントでのメッセージ処理から、Schema Registry、Pulsar Functions、Pulsar Connectorsへと進みます。スキーマや接続先も含め、サービス間のイベント連携を形にしたい人に合う構成です。
セキュリティではTLS、OAuth 2.0、JWTを取り上げ、Kubernetesへのデプロイも扱います。アプリケーション開発に加えて、クラウド環境への配置やアクセス制御まで見渡せるのが特徴です。
『In Action』がIoT分析やFunctionsを使うアプリの例に強い一方、こちらはクラウドネイティブなマイクロサービス、配置、セキュリティを追いやすい内容です。サービス設計を中心に学ぶ人には、本書がおすすめです。

Cloud-Native Microservices with Apache Pulsar: Build Distributed Messaging Microservices
Apress(Springer Nature)
Amazonで見る中国語の一冊
『Apache Pulsar原理解析与应用实践』は、杨国栋著、机械工业出版社刊の簡体字中国語書です。2023年5月刊行、241ページで、初級から中級の読者に向けてPulsarの基礎と応用を扱います。
トピック、プロデューサー、コンシューマー、サブスクリプションに加え、メッセージの保持や期限、確認応答も収録。配信の基本から機能同士のつながりまで追えます。
デプロイと運用では分散構成、Docker、Kubernetes、監視、クラスタ管理を扱います。さらにFunctionsとPulsar IOの利用・実装、Pulsar SQL、FlinkのSourceおよびSinkコネクターも取り上げ、連携先を広く見渡せます。
4冊の中では刊行年が最も新しく、Flink連携を含む点も個性です。ただし本文は簡体字中国語。専門書店では在庫3冊未満の表示があり、在庫状況は時期によって変わります。
結論
JavaでPulsarアプリケーションを作り、FunctionsやIoT分析の実例も学びたいなら、『Apache Pulsar in Action』がおすすめです。 400ページにわたって実装パターンを扱っています。
購読方式、保持、デプロイ、メトリクスを広く学ぶ担当者には『Mastering Apache Pulsar』がおすすめです。 英語の初級から中級向けで、アプリケーションとクラスタ運用を扱っています。
マイクロサービス、スキーマ、認証、Kubernetesを学ぶなら『Cloud-Native Microservices with Apache Pulsar』をおすすめします。Flink連携を含めて基礎から運用まで調べたい人には、簡体字中国語を読めることを前提に『Apache Pulsar原理解析与应用实践』がおすすめです。
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