Raspberry Pi PoE HAT IEEE 802.3at 冷却ファンおすすめ5選|Pi世代別に紹介

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LANケーブル1本でRaspberry Piに給電し、CPUの熱も抑えたい。そんな使い方ならPoE HATが候補です。IEEE 802.3at対応かどうかだけで決めず、ファンの方式とPiの世代も見ましょう。

Pi 3B+とPi 4には公式PoE+ HATかWaveshare PoE HAT (C)、Pi 5とCM5には(F)(G)(J)が候補です。HATに冷却ファンを載せるか、公式ケースやActive Coolerと組み合わせるかで構成が変わります。

製品を早見

対応モデル、冷却部品、電源出力を一覧にしました。公式PoE+ HATと(C)はPi 3B+とPi 4向け、(F)(G)(J)はPi 5とCM5向けです。手元のPiに合う製品を見つけてください。

製品対応モデルPoE規格冷却主な出力
Raspberry Pi PoE+ HATPi 3B+、Pi 4IEEE 802.3at25×25mmファン、CPU温度連動5Vで最大4A
Waveshare PoE HAT (C)Pi 3B+、Pi 4IEEE 802.3af、IEEE 802.3at本体ファンUSB Type-Aは5Vで最大4A、端子は12Vで最大2A
Waveshare PoE HAT (F)Pi 5、CM5IEEE 802.3af、IEEE 802.3at本体ファン、金属ヒートシンクGPIOは5Vで最大4.5A、端子は12Vで最大2A、合計最大25W
Waveshare PoE HAT (G)Pi 5、CM5IEEE 802.3af、IEEE 802.3at公式ケース、Active Coolerに対応GPIOは5Vで最大5A
Waveshare PoE HAT (J)Pi 5、CM5IEEE 802.3af、IEEE 802.3at公式ケース、Active Coolerに対応GPIOは5Vで最大5A

Pi 3B+とPi 4向けの製品をPi 5に取り付けることはできません。型番が似ていても対応世代は別なので、まず使うRaspberry Piのモデルを確認しましょう。

価格は販売店やセット内容、時期によって変わります。公式冷却ファン付きケースとのセットは、HAT単体と付属品が異なることもあります。同じ構成で価格を確認すると比較しやすいですよ。

802.3atと冷却

IEEE 802.3atはPoE+とも呼ばれる給電規格です。HATだけでなく、電力を送るPoEスイッチやインジェクターも規格と供給条件に合っている必要があります。

公式PoE+ HATはIEEE 802.3at-2009のClass 4に対応します。Waveshareの(C)(F)(G)(J)はIEEE 802.3afと802.3atに対応。給電元がafのみなら、接続機器の消費電力も含めて供給条件を確かめましょう。

冷却方式は製品ごとに異なります。公式PoE+ HATはCPU温度に応じてファンを制御。(C)と(F)は本体ファンを備え、(G)と(J)は公式ケースや冷却器と組み合わせる構成です。

公式PoE+ HAT

公式PoE+ HATが対応するのはPi 3 Model B+とPi 4です。IEEE 802.3at-2009のClass 4に対応し、37〜57V DCを入力。絶縁型スイッチング電源から5Vで最大4Aを出力します。

ファンは25×25mmのブラシレス型で、風量は2.2CFM。I2C経由でCPU温度に応じて制御します。温度変化に合わせて回転するファンを使いたい人におすすめです。

Raspberry Piの40ピンと4ピンのヘッダーに接続します。12V端子やUSB電源出力はないため、温度連動ファンと公式製品を優先する構成に合います。

少なくとも2030年1月まで生産予定です。Pi 3B+やPi 4を長く使うなら、公式PoE+構成を組める製品として検討しやすいでしょう。

公式PoE+ HAT

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Waveshare (C)

PoE HAT (C)はPi 3B+とPi 4向けです。IEEE 802.3afと802.3atに対応し、37〜57V DCを入力する絶縁型スイッチング電源を搭載しています。

出力はUSB Type-Aが5Vで最大4A、2ピン端子が12Vで最大2Aです。 USB Type-Aは電源専用で、データ通信には対応しません。周辺機器にも電源を供給する環境で便利です。

本体には高速アクティブ冷却ファンを搭載しています。Pi 3B+やPi 4でPoE給電とファン冷却をまとめられる一枚です。

基板サイズは56.5×65mm。ケースに入れるときはファン上部やUSB端子、配線の空間も確認してください。12V出力も使いたい人には、この端子構成が役立ちます。

Waveshare PoE HAT (C)

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Waveshare (F)

PoE HAT (F)はPi 5とCompute Module 5用です。Pi 4BやPi 3B+には対応しません。IEEE 802.3afと802.3atに対応し、入力電圧は38〜57V DCです。

GPIO経由で5Vを最大4.5A、2ピン端子から12Vを最大2A出力できます。5Vと12Vを合わせた最大出力は25Wです。両方の出力を使う場合は、この合計上限に注意してください。

本体ファンと金属ヒートシンクが付属します。 サーマルテープとねじも同梱されるため、PoE給電と冷却部品をPi 5にまとめたい人におすすめです。

40ピンのスタッカブルヘッダーで、別のHATも重ねて接続できます。サイズは56.5×70mm。積層する部品の形や高さを見て、ファン周辺に風が通る配置にしましょう。

(F)

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Waveshare (G)

Pi 5とCM5に対応し、GPIOヘッダー経由で5Vを最大5A出力します。IEEE 802.3afと802.3atに対応し、入力電圧は38〜57V DC。電源回路は非絶縁型スイッチング方式です。

Pi 5公式ケースと公式Active Coolerに対応します。冷却ファン付き公式ケースとのセットも選べるため、ケース側で冷却する構成を組みたい人におすすめです。

サイズは56.5×64.98mmです。公式ケースやActive Coolerを活用する構成に合います。HAT本体のファンを仕様で確認できる製品が必要なら、ファン搭載が記載された(F)を選べます。

(J)との主な違いは電源回路です。(G)は非絶縁型。5Vで最大5Aの出力に加え、回路方式も確認しておきましょう。

(G)

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Waveshare (J)

PoE HAT (J)もPi 5とCM5向けで、GPIOヘッダーから5Vを最大5A出力します。IEEE 802.3afと802.3at、入力38〜57V DCは(G)と共通ですが、こちらは絶縁型スイッチング電源です。

公式Active CoolerとPi 5公式ケースに対応。冷却ファン付き公式ケースとのセットも選べるので、PoE給電とケース冷却をまとめたい人に便利です。

2×20ピンヘッダーが付属し、サイズは64.98×64.98mmです。ケースや冷却器を組み合わせる場合は、取り付け空間も確認してください。組み立て時の見落としを防げます。

(G)との違いは絶縁型電源を採用している点です。Pi 5やCM5で5Vを最大5A使い、公式冷却アクセサリーにも対応させたい人には(J)がおすすめです。

(J)

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結論

Pi 3B+やPi 4でIEEE 802.3atとCPU温度連動ファンを求めるなら、公式PoE+ HATをおすすめします。12V端子やUSB Type-Aからの給電も必要なら、Waveshare PoE HAT (C)が合います。

Pi 5やCM5で本体ファンとヒートシンクを使うなら(F)。公式ケースやActive Coolerと5Vで最大5Aの出力を組み合わせたいなら(G)か(J)です。 絶縁型電源を重視する場合は(J)を選びましょう。

Piの対応モデル、PoE給電元の規格、必要な出力、冷却器やケースとの組み合わせを確認してください。ファンの有無だけで決めず、使うPiに合う一台を選ぶのが確実です。

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