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開発用ノートPCを4K 144Hzモニターにつなぎたい。そんなときはUSB-CからDisplayPortへ変換するアダプターやケーブルが使えます。ただし、USB-C端子の形が同じでも映像を出せるとは限りません。
PCとモニター双方の対応がそろって、初めて144Hz表示ができます。ここでは接続方式と長さが異なる3製品を紹介します。机の配置や手持ちのケーブルも考えながら、仕様を見ていきましょう。
早見表
| 製品 | 接続形状 | 最大表示 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
LINDY 43245 | USB-Cオス→DPメス | 8K 60Hz・4K 144Hz | 17cmのアクティブ変換アダプター |
| MCO USD-DP8K10BK | USB-Cオス→DPオス | 4K 144Hz・1080p 240Hz | 1mの一体型ケーブル |
StarTech.com 142-USBC-DP-8K-10F | USB-Cオス→DPオス | 8K 60Hz・4K 144Hz | 3m、USB4・Thunderbolt 3・4対応 |
表に記載した最大表示は各製品の対応上限です。実際に使える表示モードはノートPCとモニターの仕様にも左右されます。4K 144Hz対応の表記だけで決めるのは早計です。
LINDYはUSB-CからDPメスへ変換するアダプターで、残る2製品はPCとモニターを一本でつなぐケーブルです。手持ちのDPケーブルを使うか、設置距離に合わせて長さを確保するかで接続構成が変わります。
4K144Hzの仕組み
まず押さえたいのは、USB-Cが端子の形状を示す点です。すべてのUSB-Cポートから映像を出せるわけではありません。ノートPCの端子がDisplayPort Alt Modeに対応するかを確認します。
4K 144Hzで表示するには、PCのGPUと出力端子から変換製品、DisplayPortケーブル、モニターの入力まで全経路が対応している必要があります。どこかの上限が低いと、解像度かリフレッシュレートが下がります。
紹介する3製品はいずれもDisplayPort 1.4対応です。LINDYとStarTech.comはDSCにも対応しています。DSCは映像を圧縮して伝送する技術で、4Kの高リフレッシュレートに必要となる場合があります。
HDRや色深度の設定によって、使える表示モードも変わります。接続できたからと安心せず、OSの画面設定で解像度とリフレッシュレートを確認してください。
LINDY 43245
LINDY 43245はUSB-CオスからDisplayPortメスへ変換するアクティブアダプターです。ケーブルは17cm。モニターへは別に用意したDisplayPortケーブルで接続します。
DisplayPort 1.4準拠で最大帯域幅は32.4Gbps。DSC 1.2とHDRに対応し、最大表示は8K 60Hzまたは4K 144Hzです。PC側はDP Alt Mode対応USB-Cか、Thunderboltの映像出力に対応する必要があります。
USBバスパワーで動作し、ドライバーも不要です。本体は42×38×15mm(ケーブルを除く)で、ノートPCの横でも場所を取りにくいサイズですね。
手元のDPケーブルをそのまま生かせるのが利点です。ディスプレイを交換してもケーブルを流用したい人には、LINDY 43245をおすすめします。USB-Cから変換する部分も小さく収まります。
MCOの1mケーブル
MCO USD-DP8K10BKはUSB-CオスからDisplayPortオスまで一体になった1mケーブルです。途中に別のケーブルや変換アダプターを挟まず、PCとモニターを直接つなげます。
DisplayPort 1.4準拠で4K 144Hzに対応し、1080pでは240Hzまで使えます。HDRとHDCP 2.3と1.4もサポートしており、対応コンテンツの再生にも使えます。
メーカー希望小売価格は3,905円(税込)です。実売価格は時期や販売店で変わるため、購入時の目安として考えてください。保証期間は6か月です。
このモデルは1mで、ほかに1.5m、2m、3mの長さもあります。PCとモニターを近くに置くなら、余分なケーブルをまとめやすい長さでしょう。
StarTechの3m
StarTech.com 142-USBC-DP-8K-10FはUSB-CからDisplayPortへ直結する3mの一体型ケーブルです。PCとモニターの間に距離がある机でも、別のケーブルを介さずにつなげます。
USB-C側はDP Alt Modeに対応し、USB4とThunderbolt 3・4でも使えます。DisplayPort 1.4準拠で最大帯域幅は32.4Gbps、HDR10とDSCに対応。DisplayPort側にはラッチ付きコネクターを採用しています。
最大表示は8K 60Hzまたは4K 144Hzです。ただし、4K 144Hzで使える条件はPC側でも変わります。Intel第11世代以降で最大性能を使うにはDSCが必要で、Apple M1、M2、M3では最大4K 60Hzです。
このケーブルはUSB PDパススルーに対応していないため、ノートPCへの充電には使えません。3mで映像を直結したい人には、StarTech.comをおすすめします。
結論
4K 144Hzモニターへ接続する前に、PCのUSB-CポートがDP Alt Modeに対応するか、またはThunderbolt経由で映像を出せるかを確認してください。USB-C端子というだけで映像出力に対応するとは限りません。
手持ちのDPケーブルを使うならLINDY 43245、1mで接続を完結させるならMCO USD-DP8K10BK、3mの長さが必要ならStarTech.comをおすすめします。 MCOの参考価格は3,905円(税込)ですが、実売価格は時期によって変動します。
PCの世代やDSC対応、モニターのDP入力上限まで条件が合えば、4K 144Hzを活用できます。開発画面や資料を広く表示でき、カーソルや画面スクロールも滑らか。作業中の見やすさを重視する人にも、うれしい組み合わせです。
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