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開発PCにDisplayPort MSTハブをつなぎ、4K60Hzのモニター2台を拡張表示したい。確認するのはハブの規格だけではありません。PCのDisplayPort出力やGPU、OSも対応して初めて、狙った画面構成になります。
条件が合わないと4Kモニターを2台つないでも4K30Hzに制限されたり、同じ映像を映すミラー表示になったりします。候補はDisplayPort出力の3製品とHDMI出力の1製品。出力端子と給電方法にも違いがあります。
商品早見表
4K60Hzを2画面で使えるのはDelock 87768とStarTech.comです。前者はDisplayPort出力、後者はHDMI 2.0出力。接続するモニターの端子を思い浮かべると違いがつかみやすいですね。
| 製品 | モニター出力 | 2画面の最大表示 | OS・表示モード | 給電 |
|---|---|---|---|---|
| Lindy 38430 | DisplayPort×2 | 4K30Hz×2 | Apple製品非対応 | Micro-USB、ケーブル付属 |
Delock 87691 | DisplayPort×2 | 4K30Hz×2、またはQHD60Hz×2 | Windowsで拡張、macOSでミラー | ACアダプター付属 |
| Delock 87768 | DisplayPort×2 | 4K60Hz×2 | Windows 8.1、10、11 | 5V、1AのUSB充電器が別途必要 |
StarTech.com MST14DP122HD | HDMI 2.0×2 | 4K60Hz×2、DSC対応時 | Windows専用 | USB給電 |
価格は販売店や時期によって変わります。購入時の実売価格を目安にし、PCの出力規格とモニターの入力端子も一緒に確かめると、買い直しを避けやすくなります。
4K60Hz対応モデルでも接続先のPCによっては、2台のモニターをその設定で動かせません。ホストPC側の条件とモニターごとの出力上限を確認してください。
MSTの役割
MSTはDisplayPortの映像信号を複数の画面へ分けて送る機能です。対応PCのDisplayPort出力1系統から別々の映像を2台に送り、デスクトップを広げられます。
ハブが映像を分配しても、PC自体がMST非対応なら独立した拡張表示はできません。差し込める端子かどうかと、別々の画面を作れるかは分けて確認しましょう。
MST対応とOSの表示仕様は別々に確認が必要です。4製品のうち、Windowsでは拡張表示に対応する機種が中心で、macOSではミラー表示のみか非対応です。
DisplayPort 1.2世代の製品は、2台接続時に4K30Hzまでのものが多くあります。4Kモニターを2台つなげることと、2台とも4K60Hzで動かすことは別の条件です。
Lindy 38430
Lindyの2ポート DisplayPort 1.2 MST HubはDisplayPort入力1系統から2台のDisplayPortモニターへ映像を出します。2画面同時の上限は3840×2160の30Hzで、色形式は4:4:4、8bitです。
拡張表示と複製表示を選べ、各画面には独立した信号を送れます。4K60Hzには対応していないため、4Kを2台とも60Hzで表示する用途には使えません。
給電はMicro-USB入力で行い、USB Micro-BからUSB-Aへのケーブルが付属します。DisplayPort音声は最大7.1chまで出力可能です。Apple製品には対応しません。
4K30Hzで資料やIDE、ターミナルを並べるWindows PCなら使いやすいでしょう。画面を頻繁にスクロールする作業では、60Hz対応機との滑らかさの違いが見えてきます。
Lindy 38430
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Delock 87691はDisplayPort 1.2aに対応し、SSTとMSTを扱います。DisplayPortモニターを2台つなげて、Windowsでは拡張表示かミラー表示を選択できます。
MSTの同時出力は接続機器によって異なり、最大2560×1440の60Hzまたは3840×2160の30Hzです。4K60Hzで2台を動かす仕様ではありません。
macOSではミラー表示のみ。別々の画面を表示する拡張モードには対応しません。Windows PCで作業領域を2画面に広げる使い方なら、仕様に合います。
金属筐体を採用し、DC 5V入力用のUSB-A-DCケーブルと電源アダプターが付属します。電源アダプターの壁コンセントプラグは欧州仕様です。国内のコンセント形状と合うか確かめてください。
Delock 87768
DP 1.4対応のDelock 87768はDisplayPortモニター2台へ4K60Hzで同時出力できます。PC側にもDP 1.4とMST対応が必要です。DP 1.2のホストでは2台とも4K30Hzまでとなります。
MSTにDSC 1.2とHDRも加わり、MST+DSC時は最大5120×2880の60Hzに対応します。DSCは映像を圧縮して伝送する方式で、PC側の対応も要ります。
拡張表示とミラー表示はWindowsのみで利用できます。対応OSはWindows 8.1、10、11。Macで2台の独立した拡張画面を作る用途には使えません。
給電にはMicro-B端子を使います。別途USB-A 5Vで1Aの充電器が必要で、約50cmのUSB電源ケーブルが付属します。本体につながるケーブルは約20cmなので、設置距離も見ておきたいですね。
DP++出力なので、適切なアダプターを使えばHDMIやDVIモニターも接続可能です。変換アダプターを使う場合は、必要な解像度とリフレッシュレートに対応する品を選んでください。
Delock 87768
Amazonで探すStarTech.com
StarTech.com MST14DP122HDはDisplayPort入力1系統を受け、HDMI 2.0出力2系統へ映像を送ります。HDMIモニターなら、別途DPからHDMIへの変換アダプターをはさまず接続できます。
2台を4K60Hzで使うには、PC側がDisplayPort 1.4とHBR3に対応し、さらにMSTとDSCも扱える必要があります。ハブがDSC対応でもホストPCが非対応なら、2台の4K60Hz表示にはなりません。
DisplayPort 1.4のPCでもDSC非対応なら、上限は4K60Hzと4K30Hzの組み合わせです。DP 1.2のPCでは2台とも4K30Hz。接続後は各モニターの表示モードを確かめましょう。
Windows専用でmacOSには対応しません。USB給電ケーブルが付属し、DisplayPortケーブルは約30cmの一体型です。ドライバーは不要で、保証期間は3年です。
結論
DisplayPortモニターを2台、Windowsで4K60Hz表示するならDelock 87768がおすすめです。PCがDP 1.4とMSTに対応するかを確かめ、USB-A 5V、1Aの充電器も用意してください。
HDMIモニターならStarTech.com MST14DP122HDがおすすめです。PC側にDP 1.4とHBR3、MSTとDSCへの対応が必要で、条件がそろわなければ4K60Hzと4K30Hzの組み合わせか、2台とも4K30Hzになります。
4K30Hzで足りるなら、Windows向けのDelock 87691とLindy 38430を検討できます。ただしLindyはApple製品非対応です。Macで独立した2画面拡張が必要なら、macOS対応が明記された別方式を探してください。
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