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Pythonで画面の絵を動かす楽しさを味わえるのがPygameです。キーを押すとキャラクターが動く。変化をすぐ確かめられるので、学びが目に見えます。
Pythonの基礎から順に進みたい人と、ゲームの動きや設計を深く学びたい人では、読みやすい本が違います。五冊の内容も、入門から実践、コードの整理までさまざまです。
作例や学習内容を見ながら、どの段階の人に合うかを紹介します。作ってみたいゲームを思い浮かべると、必要な技術も見つけやすくなりますよ。
まずは一覧
| 書籍 | 内容の軸 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|
ゲーム作りで楽しく学ぶ Pythonのきほん | Python入門からアクション・ブロック崩し・シューティングへ | 3,135円 |
Pythonによるプログラミング | Python基礎、Pygame、Sprite・Group、風船割り | 2,970円 |
Pythonでつくる ゲーム開発 入門講座 | クイズや迷路など幅広い作例、Pygameの描画・入力・音 | 2,948円 |
Pythonでつくる ゲーム開発 入門講座 実践編 | アクション、弾幕、3Dカーレースの制作 | 3,278円 |
ゲーム作りで楽しく学ぶ オブジェクト指向のきほん | クラスやデザインパターンをPygameで学ぶ | 2,739円 |
表の価格は、公式の希望小売価格・定価を参考価格として記載しています。実際の販売価格は時期や店舗で変わるため、購入時に確認しましょう。電子版や中古品では、紙の本と価格が異なる場合もあります。
内容の流れで分けると、Pythonの基礎やゲームの仕組みから始める本、制作の幅を広げる本、コード設計を学ぶ本があります。今の自分がどこまで分かるかを考えると、候補を絞りやすいですね。
同じPygameを扱っていても、描画や入力を中心に学ぶか、完成ゲームの仕組みまで追うかで読み味は変わります。作例のジャンルも手がかりにしましょう。クイズや迷路が好きなら、その題材が学習を続ける助けになります。
ゲームの動きが見える
Pygameでゲームを作るときは、画面を表示するだけでなく、更新を続ける処理やキー入力、画像の描画を組み合わせます。ひとつずつ覚えた仕組みが結びつくと、操作できる画面に変わっていきます。
たとえば左右キーで自機を動かし、スペースキーで弾を発射する。これだけでも入力、座標、描画の関係が見えてきます。衝突判定を加えれば、弾が敵に当たった際の処理まで考えることになり、ゲームらしさが増します。
最初の題材には、ボールを跳ね返すゲームや迷路など、小さなものが取り組みやすいでしょう。仕組みをひとつずつ動かして完成させる経験は、次の作品にも生きます。いきなり大作に挑まなくて大丈夫です。
思った通りに動かないときも、学びは進んでいます。画面が真っ黒なら初期化や描画の順番、キーが反応しないならイベント処理を確認してみましょう。原因を探す力も、ゲーム作りの一部です。
Pythonのきほん
ゲーム作りで楽しく学ぶ Pythonのきほんは、Python未経験者が基本を学びながらPygameへ進める288ページの入門書です。2021年6月刊で、文法からゲーム制作へつながる構成。最初の一冊を探す人におすすめです。
Pygameでは、画面への描画やキー・マウス入力のほか、画面切り替えや衝突判定も扱います。入力を受け取り、ゲーム中の状態を変えるところまで順に学べるため、動きの仕組みを追いやすいですね。
作例はアクションゲーム、ブロック崩し、シューティングゲームです。ブロック崩しでボールと壁の反射を考え、シューティングでは自機や弾、敵の動きを組み合わせます。機能が増えるにつれ、ゲームが形になる実感も出てきます。
サンプルファイルをダウンロードできます。完成したコードを参考に、自分のプログラムを見直すときにも使えます。Pythonの基礎を押さえて、画面が動く楽しさを早く味わいたい人におすすめです。参考価格は3,135円(税込)。
段階学習の本
『Pythonによるプログラミング』は392ページで、Pythonの基礎からオブジェクト指向、Pygameの演習まで段階的に学べます。社会人や大学初年次の学生などが対象です。プログラミングの基礎をまとめて学びたい人におすすめします。
Pygameでは初期化や描画、Surface、画像表示、アニメーション、イベント処理などを扱います。画像を表示して動かすところから、入力に応じて処理を変える流れへ。ゲーム画面の基本構造を追えます。
衝突判定に加えて、SpriteとGroupの演習もあります。最後は風船割りゲームを完成させる構成です。画面上の要素を個別に管理するほか、似た役割のものをまとめる考え方にも触れられます。参考価格は2,970円(税込)。
解説を追って基礎を身につけたい人や、ゲームの部品を整理して扱う方法まで知りたい人に合います。作例の中心は風船割りなので、まず基本の仕組みを固めたい人におすすめです。
作例を広げる
『Pythonでつくる ゲーム開発 入門講座』は376ページ。Python初心者向けに、基本文法を含めてゲームプログラミングを学べます。2019年7月刊で、ゲームを題材にPythonの基礎を押さえたい人におすすめです。
Pygameはインストールから始まり、画像や図形の描画、キー・マウス入力、サウンドまで扱います。動かす、見せる、音を鳴らす。ゲームの基本要素に一通り触れられます。画面に音が加わると、作品らしさも増しますよね。
クイズ、迷路、落ち物パズル、本格RPGと、作例のジャンルは幅広めです。題材ごとに遊び方が変わるため、同じ入力処理でもゲームの印象が変化します。開発用素材のダウンロードと、おまけゲーム3本も付属します。
短いゲームをいくつか作りながら、プログラムの基礎を身につけたい人におすすめです。RPGのように要素が多い題材に興味がある人にも合います。参考価格は2,948円(税込)で、販売価格は時期によって変わります。
実践編で深める
『Pythonでつくる ゲーム開発 入門講座 実践編』は456ページ。Pygameの基本からアクションやシューティングの制作へ進みます。見た目に加えて、動きや当たり判定も作り込める実践的な一冊です。
画像の描画や拡大縮小、複数キーの同時入力、高速スクロールを扱います。床や壁との判定、自機と敵機のヒットチェックも登場し、横に進むゲームや敵との戦闘に必要な処理を学べます。
作例はアクション、弾幕シューティング、3Dカーレースです。弾幕の軌道計算まで扱うため、敵弾の動く仕組みを知りたい人には、具体的な例が読みどころになります。ゲーム素材400点、プログラム80本、ゲーム5本をダウンロードできます。
Pythonの基本を学び終え、作品をより本格的に仕上げたい人におすすめです。入門を終えた後の学習に使いやすいでしょう。参考価格は3,278円(税込)で、実売価格は時期や店舗によって変わります。
設計を学ぶ
『ゲーム作りで楽しく学ぶ オブジェクト指向のきほん』は256ページ。PythonとPygameをある程度理解している人が対象の、2023年12月刊です。ゲームが動くようになった後、増えてきたコードをどう整理するか知りたいときに役立ちます。
クラスやインスタンス、カプセル化、継承、ポリモーフィズムをゲーム作りを通して学べます。用語の暗記に終わらず、登場人物やゲーム内の役割をどう表すか考える内容です。設計と画面の動きがつながって見えてきます。
構成はオブジェクト指向の基礎、Pygameでの実装、ゲーム制作、デザインパターン、Pygameリファレンスです。サンプルファイルもダウンロードできます。参考価格は2,739円(税込)、販売価格は時期によって変動します。
PythonやPygameの基本操作にまだ慣れていないなら、先に入門書で描画や入力を試すと読み進めやすいでしょう。機能を足すたびにコードが複雑になる段階で、整理の考え方を学ぶ本として活用できます。
結論
初めてPygameに触れる人には、Pythonの基本から作例まで続く『ゲーム作りで楽しく学ぶ Pythonのきほん』がおすすめです。迷路やRPGなど幅広い題材を試すなら、『Pythonでつくる ゲーム開発 入門講座』も候補になります。
SpriteやGroupまで基礎を積み上げたい人には『Pythonによるプログラミング』、弾幕やスクロールの処理を学びたい人には実践編がおすすめです。オブジェクト指向の本は、ゲームの基本を動かせるようになってから読むと活用しやすいでしょう。
作ってみたいゲームと、今のPython経験に合う本を一冊選んでください。価格は参考価格を目安にしつつ、購入時の販売価格も確認しましょう。小さな作品の完成が、次の一歩につながります。
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