WordPressプラグイン開発のおすすめ本3選|PHP・ブロックエディター・REST API実践

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WordPressプラグイン開発の本を探すと、PHPを先に学ぶのかブロックエディターやREST APIの実例へ進むのか迷いますよね。前提知識に合わない本はコードを追うのに精いっぱいで、仕組みまで頭に残らないことがあります。

今回は日本語でPHPの基礎をWordPressにつなげる本と、英語でプラグイン開発を実践する二冊を取り上げます。テーマとプラグインの違いも押さえつつ、学んだことがどんな機能に生きるのか見ていきましょう。

三冊の早見表

三冊の持ち味はPHPの基礎、機能ごとの実例、設計や保守まで見渡す視点の三つです。扱う範囲と前提知識を表にまとめました。言語や対象者もすぐ確認できます。

本主に学べること言語・対象
WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第4版]WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第4版]PHP文法、テーマの仕組み、フック日本語・PHP初学者
WordPress Plugin Development Cookbook, Third EditionWordPress Plugin Development Cookbook, Third Editionフック、管理画面、ブロック、REST API英語・PHPとWordPressの基礎がある人
Professional WordPress Plugin Development, 2nd EditionProfessional WordPress Plugin Development, 2nd Edition設計、セキュリティ、Gutenberg、REST API英語・上級者

PHP入門書の参考価格は税込2,750円です。公式の希望小売価格を目安にした金額で、実売価格は時期や販売店によって変わります。今解決したい作業に本の内容が合うかも、判断材料になりますよね。

英語の二冊は画面や機能の実例を通して学びたい人に合います。専門用語にまだ慣れていない人は、PHP入門書でコードの読み方を整えてから進むと実例を追いやすくなります。

読者が詰まりやすい所

プラグイン開発ではPHPの文法だけで完結しません。WordPressが処理を実行するタイミングや管理画面の値を保存する場所まで知ると、既存の仕組みとの接点が見えてきます。

たとえば設定画面のボタンを作っても、値を安全に保存して必要な画面に反映できなければ機能として未完成です。フックや権限確認、入力値の検証は別々に見えますが、機能を支える一連の処理です。

ブロックエディターやREST APIの段階では、PHPに加えてJavaScriptやデータの受け渡しも登場します。作りたい機能を一つ思い浮かべながら読むと、本の範囲と実務との距離をつかみやすくなります。

PHPをつなぐ

『WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第4版]』は2024年3月刊行の日本語書籍で、272ページあります。HTMLとCSSの基礎を知りつつPHPに苦手意識があるWordPressユーザーには、この本がおすすめです。

変数や配列、条件分岐や繰り返し、関数やオブジェクトなどPHPの基本をWordPressで目にするコードと結び付けて学べます。文法をテーマの中でどう使うか追えるので、語句を覚えるだけで終わりません。

テンプレートタグやループ、テンプレート階層やフックを取り上げます。テーマが記事やページを表示する流れを把握すると、プラグインから表示を変えるとき、WordPressの処理をどこで受け取るか想像しやすくなります。

セキュリティやブロックテーマ、ハイブリッドテーマ、theme.jsonにも触れています。ただし内容の中心はテーマ制作です。プラグイン固有の管理画面やREST APIを実装する本ではないため、PHPの基本を学びたい人におすすめします。

WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第4版]

WordPressユーザーのためのPHP入門 はじめから、ていねいに。[第4版]

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実例から学ぶ

『WordPress Plugin Development Cookbook, Third Edition』は2022年刊行で、420ページの英語書籍です。PHPとWordPressの基本を知る人が、プラグイン機能の実例を通して応用するのに役立ちます。

アクションとフィルターに加え管理ページも扱い、Settings APIやメタボックスも学べます。設定画面を追加する例では、表示処理と入力内容の保存をフックでどう結ぶか考えられます。

ブロックエディター向けのブロックやカスタムRESTエンドポイントも扱います。編集画面と自作機能を連携させたい人や、WordPress標準APIでは足りないデータの受け渡しを試す人には、実務に近い題材です。

安全なプラグイン作成やユーザー投稿に対するCAPTCHAなどセキュリティ関連の項目もあります。自動テストの独立した章が中心ではありません。検証手順まで体系的に学ぶ場合は、別の教材を加えてください。

WordPress Plugin Development Cookbook, Third Edition

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設計を深める

『Professional WordPress Plugin Development, 2nd Edition』は2020年刊行、480ページの英語書籍です。出版社が上級者向けとしている本で、プラグイン開発を経験した人が設計や保守の考え方を広げるのにおすすめです。

プラグインの枠組みやコーディング規約に加え、フックとダッシュボード、設定やカスタムメニューを扱います。個別機能を実装するのに加えて、設定や処理の構成も見渡したい実務者におすすめです。

セキュリティやパフォーマンスに加え、データ検証とSQLも扱います。入力値を受け取って保存する処理を見直す際に参照できます。画面表示を確認する作業と、権限やデータを適切に扱うことは別々に考えます。

GutenbergやJavaScript、ReactとPHP、REST APIを扱い、デバッグの章もあります。独立したテスト章を中心にした構成ではありません。開発の幅広い論点を確認する本として使い、自動テストは専門資料で補うとよいでしょう。

Professional WordPress Plugin Development, 2nd Edition

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ブロックとREST API

ブロックエディターで独自ブロックを作る際は、編集画面の操作と保存後の表示を分けて考えます。画面側のJavaScriptだけで完結するとは限らず、登録やデータ処理にPHPが関わることもあります。

店舗情報のブロックを例にすると、編集画面で選んだ情報を保存し、公開ページに表示する流れです。REST APIでデータを取得する場合は、誰が読めるか、誰が更新できるかも設計に含めます。

REST APIにエンドポイントを追加するときは、URLと処理の実装に加えて権限確認や入力値の検証も必要です。公開情報の読み取りとログインユーザーによる設定更新では、アクセス条件が異なります。

この接点を実例から学ぶ人にはCookbookを、ブロックやAPIを含む全体像を見渡したい人にはProfessionalをおすすめします。PHPコードの読解に不安がある人は、入門書でフックや関数を読めるようにしてから進むと理解しやすくなります。

実務に残る視点

サンプルを動かした後は小さな機能を一つ選び、入力から保存と表示までの流れを説明できるか確認しましょう。設定値を扱うなら、保存前の検証と表示時のエスケープも確認します。

管理画面の操作ではログイン状態と、そのユーザーが該当操作を行える権限の両方を確認します。REST APIの更新処理も同様で、入力値の検証とアクセス制御をセットで実施します。

エラーが出たらフックの実行、データの保存、表示のどこに問題があるかを順に調べます。Professionalのデバッグ章は、原因を追う手がかりになります。

WordPressのAPIや開発環境は更新されます。本のコードを現行サイトへ移すときは、公式開発者向けドキュメントで最新仕様を確認してください。本で仕組みをつかみ、細部は現行情報で確かめると安心です。

結論

PHPに苦手意識があり、WordPressのコードを読めるようになりたい人には、2024年刊行のPHP入門書をおすすめします。テーマ寄りの内容と理解したうえで読むと、プラグイン開発に必要なPHPの基礎を整えられます。

PHPとWordPressの基礎があり、管理画面やブロック、REST APIの実例を試したい人にはCookbookが実践的です。設計やセキュリティ、デバッグまで見直したい上級者にはProfessionalをおすすめします。

三冊を選ぶなら、自分の現在地と作りたい機能に合う一冊を選ぶと、学ぶ範囲を絞れます。自動テストを最優先で学ぶ場合は、いずれの本も単独教材にせず、テスト専門の資料を併用してください。

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