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在宅開発では、ノートPCを机に置いて作業する日もあれば、会議や外出で持ち出す日もあります。持ち出すたびに電源やモニター、LANやキーボードをつなぎ直すのは案外手間ですよね。
Thunderbolt 4ドックなら、ケーブル一本でPCに外部ディスプレイや有線LAN、USB機器をまとめてつなげます。4機種はいずれも2画面4K60Hzに対応しますが、LAN速度や給電、ポート構成には違いがあります。
端子数と同じくらい、PC側の映像機能や接続規格も重要です。給電上限とネットワーク速度も合わせて見れば、机の構成を考えやすくなります。
4機種の早見表
表に記したHPの価格は公式希望小売価格です。店頭や時期によって実売価格は変動します。画面出力とLAN速度には接続するPCの規格が関わります。
| 製品 | 画面出力・給電 | 有線LAN | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
HP Thunderbolt ドック 120W G4 | 2画面4K60Hz・最大100W | TB接続時2.5Gbps | DisplayPort、HDMI、映像対応USB-C |
| Surface Thunderbolt 4 Dock | 2画面4K60Hz・最大96W | 2.5Gbps | USB-AとUSB-Cを各3口 |
| OWC Thunderbolt Go Dock | 2画面4K60Hz・最大90W | 2.5Gbps | 電源内蔵、下流TB4を2口搭載 |
Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション | 2画面4K60Hz・最大100W* | 1Gbps | HDMI、DisplayPortを搭載 |
*Ankerでは2つの30W USB-Cポートを同時に使うと、PCへの給電は最大65Wになります。外部ディスプレイの実際の台数は、どの機種でもPC側の映像機能に左右されます。
机上配線の負担
たとえば、正面にエディター、もう一方に仕様書やブラウザーを表示できます。ウィンドウの切り替えが減り、ターミナルやログを置く場所も確保しやすくなります。
ドックに周辺機器をつないでおけば、ノートPCを持ち出すときに外すケーブルは一本です。電源やUSB機器のケーブルも机の奥へまとめられ、戻ったときは接続し直すだけ。
4K画面は広い作業領域を確保しやすい一方、文字の大きさはWindowsの拡大率やアプリの設定にも左右されます。表示倍率を調整すれば、作業領域を保ちながら読みやすくできますね。
TB4接続の基本
USB-Cは端子の形が同じでも、映像出力や通信規格まで共通とは限りません。2画面4K60Hzを出すときは、製品ごとに必要な接続規格をPCが満たしているか確認が要ります。
画面数にはPC側のGPUやThunderboltの映像機能が関わります。ドックに映像端子が複数あっても、すべてのWindowsノートで同じ台数を表示できるわけではありません。
ドックからPCへ給電できれば、机で使う電源アダプターを減らせます。最大給電が90Wや100Wでも、充電速度はPC側の受電上限や作業中の負荷に左右されます。
HP 120W G4
HP Thunderbolt ドック 120W G4の参考価格は、公式希望小売価格で38,500円(税込)です。実売価格は時期や販売店で変わるため、価格帯を見る目安として考えてください。
映像端子はDisplayPort 1.4が2口、HDMI 2.0が1口、映像対応USB-Cが1口あります。Thunderboltホストなら2画面を各4K60Hzで出力可能。PCの映像機能に応じて、外部ディスプレイを最大4台まで接続できます。
PCへの給電は最大100Wです。有線LANはThunderbolt接続時に最大2.5Gbps、USB-C Alt Mode接続時は最大1Gbps。USB-Aを4口、USB-Cを3口備え、周辺機器の多い机にもつなぎやすい構成です。
Surface Dock
Surface Thunderbolt 4 Dockは、対応するSurface以外の機器でも使えます。デュアル画面出力にはUSB4またはThunderbolt 4ホストが必要で、最大2台の4K60Hz画面と最大96Wのパススルー充電に対応し、有線LANは2.5Gbpsです。
ディスプレイは映像対応USB-Cポートにつなぎます。ドック本体にHDMIやDisplayPortはなく、モニターの端子によっては別売りの変換アダプターが必要です。ケーブルの種類も確認しておくと、接続時に迷いにくいでしょう。
USB-AとUSB-Cは各3口あり、付属電源アダプターは165Wです。Microsoft製品を使う机や、USB-C経由で映像を出力する環境にもなじみます。
OWC Go Dock
OWC Thunderbolt Go Dockは電源を本体に内蔵しています。別体のACアダプターを置かずに済み、ノートPCへの給電は最大90Wです。
WindowsのThunderbolt 4ホストでは最大2台の4K60Hzディスプレイに対応します。映像端子はHDMI 2.1。11ポートのうち下流Thunderbolt 4が2口あり、対応ストレージなどを接続できます。
有線LANは最大2.5Gbpsで、利用には対応ネットワーク機器とケーブルが必要です。Thunderbolt 3、USB4、USB-C機器にも対応しますが、画面の解像度や台数は接続するPCの映像機能に左右されます。
OWC Thunderbolt Go Dock
Amazonで探すAnker 778
Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーションは、WindowsのThunderbolt 4搭載ノートで2台の4K60Hz出力に対応します。PC側の映像機能によっては、外部ディスプレイを最大4台まで接続できます。Thunderbolt 4アップストリームからの給電は最大100Wです。
映像端子はHDMI 2.1が1口とDisplayPort 1.4が2口、下流Thunderbolt 4が1口です。USB-Cは最大30W対応が2口、USB-Aは5Gbps対応が2口とUSB 2.0が2口あります。合計12-in-1の構成で、モニターやUSB機器を幅広くつなげます。
有線LANは最大1Gbpsで、2.5GbEには対応しません。2つのUSB-C給電ポートを同時に使うとPCへの給電上限は65Wです。映像端子やUSB-C機器への給電を重視する人におすすめです。
2.5GbEの意味
2.5GbE対応の有線LANポートは理論上、最大2.5Gbpsで通信できます。開発データを社内サーバーやNASとやりとりする場合、1Gbps環境より転送速度が上がる場合があります。
ネットワーク全体が2.5Gbpsに対応していないと、実効速度は遅い側の機器に合わせられます。ルーターやスイッチ、LANケーブルや通信先の上限が1Gbpsならドックを替えても2.5Gbpsでは通信できません。
HP、Surface、OWCは2.5Gbpsに対応します。HPはUSB-C Alt Mode接続時に最大1Gbps、Anker 778も最大1Gbpsです。インターネット回線の契約速度と宅内や社内LANの速度は別に考える必要があります。
結論
2画面4K60Hzと2.5GbE、PCへの給電をまとめたい人にはHPやSurface、OWCがおすすめです。HPは映像端子の種類が豊富で最大100W給電、SurfaceはUSB-C中心、OWCは電源を内蔵し下流Thunderbolt 4を2口備えています。
HDMIやDisplayPortを複数使いたい人にはAnker 778がおすすめです。有線LANは最大1Gbpsで、2つのUSB-C給電ポートを同時に使うとPCへの給電上限は65Wになります。映像端子やUSB-C機器への給電を重視する人にも選びやすい構成です。
ドックの性能はWindowsノート側の接続規格や映像出力能力、受電上限にも左右されます。2.5GbE対応モデルを対応ネットワーク機器と組み合わせれば、一本のケーブルで画面・通信・周辺機器をまとめられます。
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