PoE電力測定器は種類が多く、どの機能や対応範囲を見て選べばよいか迷いますよね。
機種によってPoE規格の判別、給電中の電圧・電力測定、DC電源の測定など、確認できる内容が異なります。
今回は、PoE給電の測定や確認に使える6商品を紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | PoE規格・給電方式 | PoE入力電圧範囲 | PoE電力測定範囲・上限 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
RTN Systems PoE-T100 | IEEE 802.3af/at/bt、標準PoE・非標準パッシブPoE | 標準PoE:36~57V、非標準パッシブPoE:12~57V | — | 20,444円(2026-11-03時点) |
TRENDnet TC-NTP1 | IEEE 802.3af/at/bt、非標準パッシブPoE | 標準PoE:36~60V、パッシブPoE:11~60V | 50V時、モードごとに最大50W、合計最大100W | 11,723円(2026-11-03時点) |
AIMOTEK NF-488 PoEテスター | 802.3af/at(標準・非標準) | PoEスイッチ:DC 5~60V | PoE電力テスト範囲:0~180W | 5,960円(2026-11-03時点) |
デンサン PoEチェッカー LNC-POE | IEEE 802.3af(タイプA・B判別) | — | — | 7,980円(2026-11-03時点) |
| Vigitron Vi00024 PoE Maximum Load Meter | IEEE 802.3af/at/bt、大部分の非標準PoE | 37~57VDC | 最大74W | — |
| POE Texas POE Tester Gen2.5 | パッシブ、802.3af/at/bt | 12~57V | — | — |
RTN Systems PoE-T100
PoEの規格や給電状態を、PSEとPDをつないだまま確認したい人には、RTN Systems PoE-T100がおすすめです。PDモードでは802.3btまでの給電デバイスをシミュレートでき、PoE規格、電圧、電流、極性を表示で確認できます。
対応電圧は標準PoEが36~57V、非標準パッシブPoEが12~57Vです。PoE以外のDC電源も、12~57Vの範囲で電圧・電流・極性を測定できます。テスト対象のPoEまたはDC電源から給電されるため、電池や外部電源なしで測定できます。

TRENDnet TC-NTP1
PoE機器を接続した状態で電圧・電流・電力・極性を確認したい人には、TRENDnet TC-NTP1がおすすめです。IEEE 802.3af/at/btや非標準パッシブPoEに対応し、IEEE 802.3bt機器ではMode AとMode Bの読み取り値を合わせて総消費電力を確認できます。
50V時の上限は1モードあたり990mA/50W、合計で最大2A/100Wです。TモードではPSEの規格・モードと電圧を検出しますが、電流・電力は表示されません。過熱を避けるため、テスト時間は20分未満が条件です。長時間のリアルタイムインライン測定には、Iモードが適しています。
標準PoEは36~60V、非標準パッシブPoEは11~60Vがテスト対象です。使用するケーブルはCat 5以上が条件で、長さや品質によって測定結果が変わる場合もあるため、PDを接続する予定のジャック位置が測定場所になります。PSEとPDの互換性も確認が必要です。

AIMOTEK NF-488 PoEテスター
PoE機器の規格判別や給電中の電力確認をしたい人には、AIMOTEK NF-488 PoEテスターがおすすめです。PoEスイッチのテスト範囲はDC 5~60Vで、802.3af/atの標準・非標準を識別し、PoE電力は0~180Wの範囲でテストします。PoE電力テストの対象は、PoE電源装置とPoE給電デバイスの組み合わせです。
PoEに加えて、STP・UTP LANケーブルの断線や短絡、クロスのテストと、スイッチのループバックテストにも使えます。DC機器では電圧・電力を測定し、電流は間接的に算出します。
使用場所は、ほこりや湿気が多い所、40℃を超える所を避ける必要があります。220V電源線など通電中の電力線の検出には使えず、雷雨中は通信線での作業も控える必要があります。

デンサン PoEチェッカー LNC-POE
PoE対応機器かどうかと給電方式を手早く確認したい人には、デンサン PoEチェッカー LNC-POEがおすすめです。IEEE 802.3af準拠で、タイプA・タイプBを判別し、LANケーブルに電気が流れているとLEDが点灯します。
購入時は、メーカーの製品ページで販売終了品とされている点も判断材料になります。インテリジェントタイプのハブでは動作しない可能性があり、雨中での使用はできません。使用温度は0~40℃、湿度は80%RH以下です。コネクターはRJ45以外や不適切に圧着されたものを使用できません。導通チェックも必要な場合は、LNC-210等のLANチェッカーを使います。

Vigitron Vi00024 PoE Maximum Load Meter
ネットワーク上のPoE給電能力を確認したい人には、Vigitron Vi00024がおすすめです。ネットワークの任意の地点で最大PoE電力を測定し、IEEE 802.3af/at/btの標準PoEと大部分の非標準PoE電源について、最大74Wまで測定できます。入力PoEの電圧範囲は37~57VDCで、10/100/1000 Base-T Ethernetに対応します。測定したPoE電力と電圧はOLEDディスプレイに表示されます。動作温度は−20~+45℃で、過熱すると本体がシャットダウンする仕様です。
POE Texas POE Tester Gen2.5
PoE機器の種類を確認しながら、通信を中断せずに測定したい人には、POE Texas POE Tester Gen2.5がおすすめです。PoEカメラ、VoIP電話、Wi-Fi設置のテスト中もデータ通信を中断せず、パッシブPoEとIEEE 802.3af/at/btに対応しています。
PoE入力時の表示範囲は12~57V、0~1500mAです。DC電源も測定でき、入力時の表示範囲は3.5~57V、0~5Aです。DC電源の電流消費も測定する場合は、ジャンパーケーブルを「DC Power Out」から機器へつなぐ形になります。}
用途に合わせた選び方
- 非PoEのDC電源も測定したい人
- 長時間のリアルタイムインライン測定をしたい人
- LANケーブルの断線・短絡・クロスやスイッチのループバックも確認したい人
- PoE対応機器のタイプA・タイプBを判別したい人
- ネットワーク上の任意の地点でPoE最大電力を測りたい人
- 通信を中断せずPoEカメラ、VoIP電話、Wi-Fi設置を測定したい人
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