AI海洋データ解析に使う波高計は、計測方式や取得したいデータの違いから、どれを選ぶか迷いますよね。
本体内で水圧データを処理し、波浪統計量やスペクトルを算出する機種もあります。
今回は、計測方式と計測・算出項目を確認できる3機種をご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 計測方式 | 計測・算出項目 |
|---|---|---|
| DOBIE Wave Gauge | 水圧データ | 波浪統計量・スペクトル。有義波高、平均スペクトル周期、波の軌道速度など |
| Directional Waverider DWR-G | GPSのみ | 波高、波向、水温 |
| Brizo-X Directional GNSS Wave Height Sensor | GNSS | 有義波高、最大波高、卓越波周期、卓越波向、平均方向分散 |
DOBIE Wave Gauge
水中で波を計測し、波浪統計量やスペクトルを本体内でリアルタイムに得たい人には、DOBIE Wave Gaugeがおすすめです。有義波高や平均スペクトル周期、波の軌道速度などを算出するため、波の状態を複数の指標で確認できます。
設置は水中で、推奨深度は最大30 mです。電池持続期間は動作モードとサンプリング方式によって異なり、通常30~90日です。
Directional Waverider DWR-G
波高に加えて波向や水温も計測したい人には、Directional Waverider DWR-Gがおすすめです。GPSのみで波を計測し、波高の対象周期は1.6~100秒です。内部データロガーも備えています。
設置方法によって計測精度の条件が異なります。自由浮遊時は全方向で0.01~0.02 m(1σ)、係留時は鉛直方向で0.01~0.02 m + 0.5%(1σ)という精度です。GPS信号は水中を透過しないため、時折データが欠落する場合があります。また、100秒未満で位置が100 mを超えて変化すると計測に失敗し、自由浮遊時や一定速度が1 m/sを超える曳航時などがその例です。
Brizo-X Directional GNSS Wave Height Sensor
波浪統計量をGNSSで計測したい人には、Brizo-X Directional GNSS Wave Height Sensorがおすすめです。有義波高や最大波高のほか、卓越波周期・卓越波向・平均方向分散も出力します。
データを本体に保存するか、外部データロガーと連携する設計です。自律動作し、RS-232出力にも対応しています。コンパスや加速度計を使わず、校正も必要ありません。
計測したいデータや方式で選ぶ
- 波浪統計量やスペクトルを水中でリアルタイムに得たい人
- 波高に加えて波向や水温も計測したい人
- GNSSで波浪統計量を計測したい人
DWR-Gの気温計はオプション
水温に加えて気温も観測したい場合、DWR-Gにはオプションの気温計があります。測定高さは海面上2 mなので、気温データも必要かどうかがオプション選択の判断材料になります。
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